E.2 ハイ・コントラスト・モードについて

Oracle Application Express開発環境、Webシート・ランタイムに加え、独自のデータベース・アプリケーション内でも、セッションがハイ・コントラスト用に最適化されていることを確認できます。デフォルトでは、セッションはハイ・コントラスト・モードで実行するようにフラグ付けされていません。

内容は次のとおりです。

ハイ・コントラスト・モードの機能
ハイ・コントラスト・モードの有効化

E.2.1 ハイ・コントラスト・モードの機能

ハイ・コントラスト・モードを有効化すると、次の動作が行われます。

Oracle Application Express開発環境。

対話モード・レポート・リージョンの検索バーのコントロールがアイコンなしで表示され、アイコンを含むすべてのコントロールが、ボタンのような見た目のクリア・テキストとして表示されます。また、同じレポート・テンプレートを共有するレポートがApplication Express全体に数多く存在し、これらの列ヘッダーにはコントラストの問題があります。これらのレポートについてハイ・コントラスト・モードを有効にすると、グラデーション背景が削除され、かわりにより色の濃い無地の背景が表示されます。
Application Express Webシート・ランタイム。

Webシート・アプリケーションにより、CSSベースのイメージ・リンクがテキスト・リンクで置き換えられます。これらのテキスト・リンクは、ソース・イメージが透明であり、その場所でCSS背景プロパティが使用されているイメージについてのみ作成されます。
カスタム・データベース・アプリケーション。

フレームワークからネイティブには何も行われません。各開発者が、モードをプロビジョニングし、必要に応じて変更を行う必要があります。

E.2.2 ハイ・コントラスト・モードの有効化

Oracle Application Express開発環境でハイ・コントラスト・モードを有効にするには、「ワークスペース」ホームページとOracle Application Express管理サービスのページにある「アクセシビリティ・モード」リストから「ハイ・コントラスト」を選択します。

図accessibility_mode.gifの説明

実行しているWebシート・アプリケーションでハイ・コントラスト・モードを有効にするには、「Webシート」ホームページの右側下にある「ハイ・コントラスト」リンクをクリックします。

Windowsのハイ・コントラスト・モードでOracle Application Express開発環境を使用する場合は、このオプションが有効になっていることを確認してください。