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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース4.2 for Oracle Database 12c
B71338-03
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9.1 対話モード・レポートとクラシック・レポートの相違点

データベース・アプリケーションを作成する場合、2つのタイプのレポート(対話モード・レポートまたはクラシック・レポート)を含めることができます。これら2つのレポート・タイプの主な違いは、対話モード・レポートを使用すると、検索、フィルタ処理、ソート、列選択、ハイライトなどのデータ操作を行うことで、データの表示をカスタマイズできることです。

対話モード・レポートについて

次に、対話モード・レポートの例を示します。

rpt_ir.gifの説明が続きます
図rpt_ir.gifの説明

対話モード・レポートを使用して、エンド・ユーザーは高度にカスタマイズされたレポートを作成できます。ユーザーは、特定の列の非表示または公開、フィルタの適用、ハイライト処理、ソート処理などを行ってレポートのレイアウトを変更できます。また、ブレーク、集計、チャート、グループ化を定義し、ユーザー独自の計算を追加することもできます。カスタマイズしたレポートは、プライベートまたはパブリックいずれかのレポートとして保存できます。各対話モード・レポートの各行の最初の列には、検索バー、「アクション」メニュー、「列ヘッダー」メニューおよび「編集」アイコンがあります。これらのコンポーネントの詳細は、「対話モード・レポートのカスタマイズ」を参照してください。

対話モード・レポートを使用すると、次の操作が可能です。

クラシック・レポートについて

一方、クラシック・レポートでは、高度にカスタマイズされたレポートの作成機能をサポートしません。次に、同じデータで構築したクラシック・レポートの例を示します。

rpt_classic.gifの説明が続きます
図rpt_classic.gifの説明

クラシック・レポートでは、一般的なキーワード検索機能、表示する行数を指定する機能および基本的な列のソート機能をサポートしています。

クラシック・レポートを使用すると、レポート列を使用して100列を表示できます。ツリー・ビューを使用するか、「レポート列属性」からページ区切りを行うことによって、追加の列を編集できます。