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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース4.2 for Oracle Database 12c
B71338-03
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4.2 機能の追跡

機能ページを使用して、機能が最初に構想されてから実装されるまでを追跡します。機能は、リリース、割当て先、タグまたは関連付けられたマイルストン別に編成できます。

内容は次のとおりです。

4.2.1 機能の表示

機能を表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。

  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

    機能ダッシュボードには、選択した割当て先、リリースまたはアプリケーションについて、ワークスペース内で定義されている機能の概要が表示されます。ハイパーリンクをクリックすると、選択した機能、所有者、コントリビュータなどに詳細が表示されます。詳細は、「機能ダッシュボードについて」を参照してください。

  3. 「機能」タブをクリックします。「機能ページについて」を参照してください。

4.2.1.1 機能ページについて

機能ページには、各機能の詳細が表示される対話モード・レポートが表示されます。ページの上部にある検索バーを使用して、ページの外観をさらにカスタマイズできます。検索バーで使用可能なコントロールは次のとおりです。

  • 検索列の選択: このアイコンは、虫めがねに似ています。このアイコンをクリックして、検索を特定の列のみに絞ります。すべての列を検索するには、「すべての列」を選択します。

  • テキスト領域: 大/小文字を区別しない検索基準(ワイルドカード文字は暗黙的に定義される)を入力し、「実行」をクリックします。

  • 「実行」ボタン: 検索を実行したり、フィルタを適用します。

  • レポートの表示: 各機能がレポート内の1行として表示されます。「アクション」メニューを使用して、このレポートをカスタマイズします。

  • 詳細の表示: 各機能の詳細情報が表示されます。表示される情報量を減らすには、「基本」をクリックします。

  • 「アクション」メニュー: このメニューを使用すると、レポート・ビューをカスタマイズできます。「「アクション」メニューについて」を参照してください。

4.2.2 機能の作成

機能を作成するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。

  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「機能の作成」をクリックします。

  4. 該当するフィールドに入力します。必須フィールドには、赤いアスタリスク(*)が付いています。

  5. 特定のフィールドの詳細は、アイテムのヘルプを参照してください。「フィールドレベル・ヘルプについて」を参照してください。

  6. 編集可能な選択リストに新しい値を追加するには、「新規」というタイトルが付いたフィールドに値を入力します。たとえば、「機能所有者」リストに名前を追加するには、「新規機能所有者」に値を入力します。

    入力した値が追加されます。

  7. 「機能の作成」をクリックします。

4.2.2.1 親機能の作成

親機能属性を使用すると、階層的に機能をグループ化できます。親機能を選択すると、親/子関係が作成されます。ツリー・ビューで機能を表示すると、機能は、まずリリースごとにグループ化され、次に、親ごとにグループ化されます。詳細は、「ツリーについて」を参照してください。

4.2.3 機能の更新

機能を更新するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。

  2. 「機能」アイコンをクリックします。

    機能ダッシュボードが表示されます。

  3. 「機能」タブをクリックします。

    機能ページが表示されます。

  4. 機能の説明の編集方法は、検索バーで選択したビューによって異なります。オプションは次のとおりです。

    • 詳細の表示: 機能番号をクリックします。

    • レポートの表示: 「編集」アイコンをクリックします。

  5. 該当するフィールドを編集します。

  6. 編集可能な選択リストに新しい値を追加するには、「新規」というタイトルが付いたフィールド(たとえば、「新規所有者」)に値を入力します。

    たとえば、「機能所有者」リストに名前を追加するには、「新規所有者」に値を入力します。

    入力した値が追加されます。

  7. 「変更の適用」をクリックします。

4.2.4 機能へのファイルの添付について

ワークスペースレベルで有効にすると、機能にファイルを添付できます。詳細は、『Oracle Application Express管理ガイド』で、チーム開発での添付ファイルに対するサポートの有効化に関する説明を参照してください。

内容は次のとおりです。

4.2.4.1 機能へのファイルの添付

機能へファイルを添付するには、次の手順を実行します。

  1. 「機能」ページへナビゲートします。「機能の更新」を参照してください。

  2. 「アクション」から、「ファイルの追加」をクリックします。

  3. 「ファイルの追加」で、次の項目を指定します。

    1. ファイル: アップロードするファイルを探します。

    2. 説明: ファイルの説明を入力します。

    3. 「ファイルの追加」をクリックします。

    「ファイル」という新しいリージョンが「機能」ページの下部に表示されます。

4.2.4.2 添付ファイルの表示、編集および削除

添付ファイルを表示、編集または削除するには、次の手順を実行します。

  1. 「機能」ページへナビゲートします。「機能の更新」を参照してください。

  2. 「ファイル」までスクロールします。

  3. 「ファイルの表示および管理」をクリックします。

    「ファイル」ページが表示されます。

  4. ファイルを表示するには、名前をクリックします。

  5. ファイルの説明を編集するには、「編集」アイコンをクリックします。

  6. 添付ファイルを削除するには、「削除」アイコンをクリックします。

4.2.5 機能レポートの表示

機能レポートを使用して、機能を様々な観点から表示します。

内容は次のとおりです。

4.2.5.1 機能ダッシュボードについて

機能ダッシュボードには、選択した割当て先、リリースまたはアプリケーションについて、ワークスペース内で定義されている機能の概要が表示されます。ハイパーリンクをクリックすると、選択した機能、所有者、コントリビュータなどに詳細が表示されます。ダッシュボード・ページには、次のリージョンがあります。

  • 完了率

  • 開発の進捗

  • 所有者

  • 新機能

ダッシュボードを編集するには、次のステップを実行します。

  1. ページ上部の次のフィールドを編集し、「設定」をクリックします。

    • 割当て先

    • リリース

    • アプリケーション

  2. ダッシュボードをデフォルト表示にリセットするには、「リセット」ボタンをクリックします。

4.2.5.2 ツリーについて

ツリー・ページには、リリースごとの階層ツリーで機能が表示されます。新しいリリースを選択するには、「リリース」リストから選択します。機能の数と完了率が、機能名の右側に表示されます。完了率を非表示または表示するには、「完了率を含む」で「はい」または「いいえ」を選択し、「設定」をクリックします。機能を編集するには、機能をクリックします。

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図td_tree.gifの説明

機能は、まずリリースごとにグループ化され、次に、親ごとにグループ化されます。グループ化を開くには、機能名の左側にある小さな三角形をクリックします。

td_tree_expand.gifの説明が続きます
図td_tree_expand.gifの説明


ヒント:

指定のリリースごとに機能を表示する場合、異なるリリースに親または子機能を持つ機能は表示されません。

すべてのグループ化を開閉するには、「すべて開く」および「すべて閉じる」ボタンをクリックします。機能を表示または編集するには、機能名をクリックします。機能ページが表示されます。機能を作成するには、「機能の作成」をクリックし、オンラインの指示に従います。


関連項目:

「機能の作成」

4.2.5.3 カレンダについて

カレンダ・ページには、機能がカレンダ形式で期日別または完了日別に表示されます。「前へ」および「次へ」ボタンをクリックして、他の月を表示します。当日の機能マイルストンを表示するには、「今日」をクリックします。特定の機能を表示するには、機能名をクリックします。機能を作成するには、「機能の作成」をクリックし、オンラインの指示に従います。


関連項目:

「機能の作成」

親機能が定義されている場合、カレンダ形式で期日または完了日が表示されます。「前へ」および「次へ」ボタンをクリックして、他の月を表示します。当日の機能マイルストンを表示するには、「今日」をクリックします。特定の機能を表示するには、機能名をクリックします。機能を作成するには、「機能の作成」をクリックし、オンラインの指示に従います。

4.2.5.4 履歴について

最近変更された機能のレポートが表示されます。古い値と新しい値および更新者の情報などが含まれます。特定の機能を表示するには、機能名をクリックします。

変更履歴ページは、対話モード・レポートとして表示されます。レポートをカスタマイズするには、ページ上部にある検索バーを使用します。詳細は、「対話モード・レポートのカスタマイズ」を参照してください。

4.2.5.5 進捗ログについて

進捗ログ・エントリのレポートが表示されます。進捗ログには、すべての機能のすべての進捗エントリが表示されます。リリースごとにログ・エントリを表示するには、リリース選択リストから選択し、「設定」をクリックします。ログを編集するには、「編集」アイコンをクリックします。

進捗ログ・ページは、対話モード・レポートとして表示されます。レポートをカスタマイズするには、ページ上部にある検索バーを使用します。詳細は、「対話モード・レポートのカスタマイズ」を参照してください。

4.2.5.6 フォーカス領域について

リリース別に定義されたフォーカス領域ごとの機能数のチャートが表示されます。チャートを変更するには、別のリリースまたは別の割当て先を選択し、「設定」をクリックします。デフォルトのチャートに戻すには、「リセット」をクリックします。

4.2.5.7 所有者について

所有者別の機能数のチャートが表示されます。チャートを変更するには、別のリリース、最小ステータスまたは最大ステータスを選択し、「設定」をクリックします。デフォルトのチャートに戻すには、「リセット」をクリックします。

4.2.5.8 ユーティリティについて

「機能ユーティリティ」ページを使用すると、複数の機能のマイルストンを管理できます。次のいずれかを選択し、画面の指示に従います。

  • マイルストンを機能(現在マイルストンが割り当てられていないもののみ)に割り当てます。

  • 機能の期日をマイルストン日付に設定します(機能のみに影響を及ぼす)。

  • 期日を超過した機能のマイルストンを変更します。

  • オープンな機能の期限をプッシュします。

詳細は、「機能ユーティリティについて」を参照してください。