テンプレート付きのエイリアスOracle ASMファイル名は、Oracle ASMファイル作成操作にのみ使用されます。このファイルは次のような形式です。
+
diskgroup(templatename)/alias
テンプレート付きのエイリアス・ファイル名は、エイリアス・ファイル名と同じように機能します。ただし、テンプレート付きのエイリアス・ファイル名で作成されたファイルは、名前付きのテンプレートによって指定された属性を受け取ります。テンプレートは、ファイルが作成されるディスク・グループに属している必要があります。詳細は、例5-1を参照してください。
Oracle ASMテンプレートの作成およびメンテナンスの詳細は、「ディスク・グループ・テンプレートの管理」を参照してください。
次に、テンプレート付きエイリアスOracle ASMファイル名の例を示します。
+data(mytemplate)/config1
この例のようにテンプレート名を明示的に指定すると、作成されるファイルのタイプに対するシステム・デフォルト・テンプレートは無効になります。
注意:
テンプレート付きエイリアス・ファイル名を使用して作成されたファイルは、Oracle Managed Filesとはみなされず、不要になった場合は手動による削除が必要になることがあります。