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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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Oracle ASMでの表領域の作成: エイリアス名でのデータファイルの使用

例5-1では、エイリアス名を持つデータファイルと、ユーザー定義テンプレートmy_undo_templateで設定される属性を使用してUNDO表領域が作成されます。この例は、エイリアス名を含めるディレクトリがdataディスク・グループに作成されていること、およびユーザー定義テンプレートが存在することを前提としています。

データファイルの作成時にはエイリアスが使用されるため、そのファイルはOracle Managed Files (OMF)ファイルではなく、表領域を削除しても自動的に削除されません。表領域の削除後に手動でファイルを削除するには、次のSQL文を使用します。

ALTER DISKGROUP data DROP FILE '+data/orcl/my_undo_ts';

例5-1 エイリアス名を使用した表領域の作成

CREATE UNDO TABLESPACE myundo 
     DATAFILE '+data(my_undo_template)/orcl/my_undo_ts' SIZE 200M;