例5-1では、エイリアス名を持つデータファイルと、ユーザー定義テンプレートmy_undo_template
で設定される属性を使用してUNDO表領域が作成されます。この例は、エイリアス名を含めるディレクトリがdata
ディスク・グループに作成されていること、およびユーザー定義テンプレートが存在することを前提としています。
データファイルの作成時にはエイリアスが使用されるため、そのファイルはOracle Managed Files (OMF)ファイルではなく、表領域を削除しても自動的に削除されません。表領域の削除後に手動でファイルを削除するには、次のSQL文を使用します。
ALTER DISKGROUP data DROP FILE '+data/orcl/my_undo_ts';
例5-1 エイリアス名を使用した表領域の作成
CREATE UNDO TABLESPACE myundo DATAFILE '+data(my_undo_template)/orcl/my_undo_ts' SIZE 200M;