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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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chgrp

目的

ファイルまたはファイルのリストのユーザー・グループを変更します。

構文および説明

chgrp usergroup file [file ...]

表10-68に、chgrpコマンドの構文オプションを示します。

表10-68 chgrpコマンドのオプション

オプション 説明

usergroup

ユーザー・グループの名前。

file

ファイルの名前。

ファイル所有者またはOracle ASM管理者のみがこのコマンドを使用できます。ユーザーがファイル所有者である場合、このコマンドが成功するには、ユーザーがグループの所有者かメンバーのいずれかであることが必要です。

このコマンドには、1つのファイル名または空白で区切られた複数のファイル名を指定できます。

オープン・ファイルのユーザー・グループ設定を変更した場合、ファイルで現在実行中の操作は、古いユーザー・グループ設定を使用して完了します。再認証が必要な場合、新しい設定が有効になります。

次に、chgrpコマンドの例を示します。この例では、指定されたファイルのOracle ASMユーザー・グループを変更します。

例10-77 ASMCMD chgrpコマンドの使用方法

ASMCMD [+] > chgrp asm_data +data/orcl/controlfile/Current.260.684924747

ASMCMD [+fra/orcl/archivelog/flashback] > chgrp asm_fra log_7.264.684968167 log_8.265.684972027