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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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ASMCMDファイル・アクセス制御コマンド

この項では、ASMCMD Oracle ASMファイル・アクセス制御コマンドについて説明します。Oracle ASMファイル・アクセス制御の詳細は、ディスク・グループのOracle ASMファイル・アクセス制御の管理を参照してください。

ASMCMDでユーザーを管理する場合、ユーザーは既存のオペレーティング・システム・ユーザーで、そのユーザー名には対応するオペレーティング・システム・ユーザーIDが含まれている必要があります。ただし、Oracle ASMインスタンスと同じクラスタ内のユーザーのみを検証できます。

注意:

ファイルの所有権を変更する場合、ファイルの所有権の変更後でも、ファイルが開いている間は、ファイルの前の所有者を削除できません。

表10-67に、ASMCMD Oracle ASMファイル・アクセス制御コマンドの概要を示します。

表10-67 ASMCMDファイル・アクセス制御コマンドの概要

コマンド 説明

chgrp

ファイルまたはファイルのリストのユーザー・グループを変更します。

chmod

ファイルまたはファイルのリストの権限を変更します。

chown

ファイルまたはファイルのリストの所有者を変更します。

groups

ユーザーが属するユーザー・グループをリストします。

grpmod

ユーザーを既存のユーザー・グループに対して追加または削除します。

lsgrp

ユーザー・グループをリストします。

lsusr

ディスク・グループ内のユーザーをリストします。

mkgrp

新規ユーザー・グループを作成します。

mkusr

ディスク・グループにユーザーを追加します。

passwd

ユーザーのパスワードを変更します。

rmgrp

ユーザー・グループを削除します。

rmusr

ディスク・グループからユーザーを削除します。

rpusr

ユーザーをディスク・グループ内の別のユーザーに置き換えます。