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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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acfsutil rmfs

目的

Oracle ACFSファイルシステムを削除します。

構文および説明

acfsutil rmfs -h
acfsutil rmfs device
acfsutil rmfs device -b

acfsutil rmfs -hは、ヘルプ・テキストを表示して終了します。

表16-95に、acfsutil rmfsコマンドで使用可能なオプションを示します。

表16-95 acfsutil rmfsコマンドのオプション

オプション 説明

device

フォーマットされたOracle ACFSデバイス・ファイルを指定します。

-b

バッチ・モードを指定します。ユーザー操作は必要ありません。

acfsutil rmfsは、ディスマウントされるOracle ACFSを削除するために使用できます。コマンドを実行すると、ファイルシステムのスーパーブロックは無効になります。このコマンドを実行するには、root権限またはasmadmin権限が必要です。オペレーティング・システム・グループの権限の詳細は、Oracle ASMの権限についてを参照してください。

acfsutil rmfsが正常に実行されると、V$ASM_VOLUMEビューのMOUNTPATH列およびUSAGE列が、そのデバイス用に消去されます。削除されたOracle ACFSは、fsckまたはacfschkdskを使用してリストアできます。デバイスは、mkfsコマンドまたはacfsformatコマンドを使用して、新しいOracle ACFSで再フォーマットできます。

次に、acfsutil rmfsの使用例を示します。この例では、指定されたボリューム・デバイス・ファイルおよび関連するファイルシステムを削除します。

例16-89 acfsutil rmfsコマンドの使用方法

$ /sbin/acfsutil rmfs /dev/asm/volume1-123