目的
指定した場所に、Oracle ASMまたはデータベース・インスタンスのパスワード・ファイルを作成します。
構文および説明
pwcreate { --asm |--dbuniquename string } file_path sys_password
表10-11に、pwcreateコマンドのオプションを示します。
表10-11 pwcreateコマンドのオプション
| オプション | 説明 |
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pwcreateは、sys_passwordで識別されるSYSの初期パスワードで、file_pathによって指定されたディスク・グループに、パスワード・ファイルを作成します。
–-asmまたは--dbuniquenameのいずれかが必要です。パスワードを配置するディスク・グループのcompatible.asmディスク・グループ属性を12.1以上に設定する必要があります。
Oracle ASMおよびデータベースのパスワード・ファイルを管理するには、SYSASMまたはSYSDBA権限が必要です。
詳細は、「ディスク・グループでの共有パスワード・ファイルの管理」を参照してください。
例
次の例では、Oracle ASMディスク・グループにOracle ASMパスワード・ファイルを作成します。
例10-13 ASMCMD pwcreateコマンドの使用方法
ASMCMD [+] > pwcreate –-asm '+DATA/orapwasm' 'welcome'