目的
Solarisオペレーティング・システムでOracle ACFSファイルシステムをディスマウントします。
構文および説明
umount -V [mount_point | volume_device] umountall -F acfs
unmountall
-F
acfs
はOracle ACFSファイルシステムをディスマウントします。
表16-10に、umount
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表16-10 Solaris umountコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
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コマンドラインをすべてエコーしますが、コマンドは実行しません。このオプションを使用してコマンドラインを実行する前に確認および検証します。 |
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このファイルシステムがマウントされるディレクトリを指定します。 |
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ファイルシステムに関連付けられたOracle ADVMボリューム・デバイスの名前を指定します。 |
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Solarisでのファイルシステムのタイプを指定します。 |
umount
およびumountall
は、現在のノード上のファイルシステム階層からOracle ACFSをデタッチします。ファイルシステムがビジーである場合、umount
およびumountall
は失敗します。
umount
およびumountall
コマンドを実行するには、root
権限が必要です。
例
次の例は、Oracle ACFSファイルシステムのディスマウント方法を示しています。1つ目の例では、ディスマウントするファイルシステムのマウント・ポイントを指定します。2つ目の例では、ディスマウントするファイルシステムに関連付けられたボリューム・デバイスを指定します。3つ目の例では、すべてのOracle ACFSファイルシステムをディスマウントします。
例16-8 umountコマンドの使用方法
# /sbin/umount /dev/asm/volume1-123 # /sbin/umount /acfsmounts/acfs1 # /sbin/umountall -F acfs