表16-40に、Oracle ACFS監査用コマンドの概要を示します。Oracle ACFS監査の概要は、「Oracle ACFS監査」を参照してください。
すべてのプラットフォームでacfsutil
help
を実行して、ヘルプ・テキストを表示できます。すべてのプラットフォームでacfsutil
version
を実行して、Oracle ACFSのバージョンを表示できます。
Windowsプラットフォームでコマンドにオプションを付けて入力するときには、オプションとともに-
のかわりに/
を使用します。たとえば、acfsutil
-h
を使用してLinuxプラットフォームでacfsutil
のヘルプを表示できます。Windowsプラットフォームでは、acfsutil
/h
を使用します。
Windowsオペレーティング・システムでのマウント・ポイントには、ドライブ文字またはドライブ文字を含むディレクトリのどちらも指定できます。コマンドでドライブ文字を使用する場合、指定したドライブで最後にアクセスしたパスへのWindowsパス置換のトリガーを防ぐために、ドライブ文字にバックスラッシュ(\
)を含めます(例: M:\
)。
表16-40 Oracle ACFS監査用のコマンドの概要
コマンド | 説明 |
---|---|
監査証跡のアーカイブを強制します。 |
|
Oracle ACFS暗号化またはセキュリティの監査を無効にします。 |
|
Oracle ACFS暗号化またはセキュリティの監査を有効にします。 |
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監査情報を表示します。 |
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Oracle ACFS環境での監査を初期化します。 |
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指定したファイルシステムの監査証跡をパージします。 |
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監査証跡が読まれたことを示すため、監査証跡をマークします。 |