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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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acfsutil repl update

目的

レプリケーションがOracle ACFSファイルシステムで実行している間にレプリケーション情報を更新します。

構文および説明

acfsutil repl update -h
acfsutil repl update [-p primary_connect_string ] 
                     [-s standby_connect_string] [-z {on|off}]  mount_point

acfsutil repl update -hは、ヘルプ・テキストを表示して終了します。

表16-39に、acfsutil repl updateコマンドで使用可能なオプションを示します。

表16-39 acfsutil repl updateコマンドのオプション

オプション 説明

-p primary_connect_string

プライマリ・ファイルシステムの接続文字列を指定します。接続文字列内のユーザーにはSYSASMおよびSYSDBA権限が必要です。

-s standby_connect_string

スタンバイ・ファイルシステムの接続文字列を指定します。接続文字列内のユーザーにはSYSASMおよびSYSDBA権限が必要です。

-z on|off

レプリケーション・ログの圧縮をオンまたはオフにします。デフォルトでは圧縮はオフです。

mount_point

プライマリ・ファイルシステムがマウントされるディレクトリを指定します。

acfsutil repl updateコマンドを実行して、レプリケーションの開始後にレプリケーション情報を更新します。このコマンドは、プライマリ・ファイルシステムをホストしているサイト上でのみ実行できます。プライマリおよびスタンバイ・ファイルシステムの接続文字列は変更できます。

-p-s、および-zオプションの組合せを指定できますが、少なくとも1つのオプションを指定する必要があります。

レプリケーションの実行中に、-zオプションを使用して圧縮をオンまたはオフにできます。

このコマンドを実行するには、システム管理者権限が必要です。

例16-33に、acfsutil repl updateコマンドの使用を示します。

例16-33 acfsutil repl updateコマンドの使用方法

$ /sbin/acfsutil repl update -s mystandby@oracle.com /acfsmounts/acfs1