目的
レプリケーションがOracle ACFSファイルシステムで実行している間にレプリケーション情報を更新します。
構文および説明
acfsutil repl update -h acfsutil repl update [-p primary_connect_string ] [-s standby_connect_string] [-z {on|off}] mount_point
acfsutil
repl
update
-h
は、ヘルプ・テキストを表示して終了します。
表16-39に、acfsutil
repl
update
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表16-39 acfsutil repl updateコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
プライマリ・ファイルシステムの接続文字列を指定します。接続文字列内のユーザーには |
|
スタンバイ・ファイルシステムの接続文字列を指定します。接続文字列内のユーザーには |
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レプリケーション・ログの圧縮をオンまたはオフにします。デフォルトでは圧縮はオフです。 |
|
プライマリ・ファイルシステムがマウントされるディレクトリを指定します。 |
acfsutil
repl
update
コマンドを実行して、レプリケーションの開始後にレプリケーション情報を更新します。このコマンドは、プライマリ・ファイルシステムをホストしているサイト上でのみ実行できます。プライマリおよびスタンバイ・ファイルシステムの接続文字列は変更できます。
-p
、-s
、および-z
オプションの組合せを指定できますが、少なくとも1つのオプションを指定する必要があります。
レプリケーションの実行中に、-z
オプションを使用して圧縮をオンまたはオフにできます。
このコマンドを実行するには、システム管理者権限が必要です。
例
例16-33に、acfsutil
repl
update
コマンドの使用を示します。
例16-33 acfsutil repl updateコマンドの使用方法
$ /sbin/acfsutil repl update -s mystandby@oracle.com /acfsmounts/acfs1