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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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ディスク・グループの削除

ディスク・グループを削除する場合は、ディスク・グループと、必要に応じてそのファイルをすべて削除します。ディスク・グループのデータベース・ファイルが開いている場合はディスク・グループを削除できません。Oracle ASMは、「コンテンツを含む」オプションが指定されている場合にのみ、すべてのディスク・グループ・コンテンツを削除します。ディスク・グループの削除後、そのメンバー・ディスクを他のディスク・グループに追加するか、メンバー・ディスクを他の用途に使用できます。

ディスク・グループを削除する理由には、冗長性レベル(標準、高または外部)の変更があります。ディスク・グループの冗長性は変更できないため、ディスク・グループを削除した後で、適切な冗長性でディスク・グループを再作成する必要があります。この場合、ディスク・グループを削除する前にディスク・グループのデータのバックアップを取るか、データを移動する必要があります。

ディスク・グループを削除するには、次のようにします。

  1. Oracle ASMの「ホーム」ページにアクセスします。

    手順の詳細は、Oracle Automatic Storage Managementホームページへのアクセスを参照してください。

  2. 「ディスク・グループ」タブをクリックし、「ディスク・グループ」ページを表示します。

  3. Oracle ASMの「ログイン」ページが表示されたら、SYSユーザーとしてログインし、SYSASMとして接続します。Oracle ASMインスタンスのSYSパスワードを入力します。このパスワードは、Oracle ASMインスタンスの作成時に設定されています。

  4. 「選択」列のボックスを選択して、削除するディスク・グループを選択します。

  5. 「削除」をクリックすると、確認ページが表示されます。

  6. ファイルを含むディスク・グループを削除する場合は、「拡張オプションの表示」をクリックし、「コンテンツを含む」オプションが選択されていることを確認します。ファイルを含むディスク・グループで、「コンテンツを含む」オプションが選択されていない場合は、ディスク・グループを削除できません。

  7. マウントできないディスク・グループに属しているディスク・グループを削除するには、「拡張オプション」確認ダイアログでFORCEオプションを使用します。FORCEオプションは、DISMOUNTEDディスク・グループにのみ適用されます。このオプションを使用すると、ディスク・ヘッダーが削除されFORMERとマークされます。

    注意:

    FORCEオプションを使用する場合、ディスク・グループが削除される前に、そのディスク・グループが他のOracle ASMインスタンスで使用されているかどうかは検証されないため、細心の注意を払ってください。

  8. 確認のページで、「はい」をクリックします。

    ディスクの削除の詳細は、ディスク・グループの削除を参照してください。