SQLパフォーマンス・アナライザのタスクが完了すると、変更前と変更後のSQLパフォーマンスを比較するSQLパフォーマンス・アナライザ・レポートに結果のデータが生成されます。
図6-1に、SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートのサンプルを示します。このサンプル・レポートでは、経過時間比較メトリックを使用して、変更前と変更後のSQLワークロードの実行を比較します。
ヒント:
SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートを確認する前に、変更前と変更後のバージョンのパフォーマンス・データを比較します。詳細は、「Oracle Enterprise Managerを使用したSQL試行の比較」を参照してください
SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートを生成および確認するには、次の手順を実行します。
「パフォーマンス」メニューから「SQL」を選択し、「SQLパフォーマンス・アナライザ」を選択します。
「データベース・ログイン」ページが表示されたら、管理者権限のあるユーザーとしてログインします。
「SQLパフォーマンス・アナライザ」ページが表示されます。既存のSQLパフォーマンス・アナライザのリストが表示されます。
「SQLパフォーマンス・アナライザのタスク」で、SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートを表示するタスクを選択し、「最新レポートの表示」をクリックします。
「SQLパフォーマンス・アナライザのタスク・レポート」ページが表示されます。
パフォーマンス分析に関する一般情報を確認します。詳細は、「SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートの確認: 一般情報」を参照してください。
一般的な統計を確認します。詳細は、「SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートの確認: グローバル統計」を参照してください。
オプションで、詳細な統計を確認します。詳細は、「SQLパフォーマンス・アナライザ・レポートの確認: グローバル統計の詳細」を参照してください。
アクティブ・レポートを生成するには、「保存」をクリックしてレポートを生成し保存するか、「メール」をクリックしてレポートを生成しHTML添付ファイルとしてメールで送信します。
アクティブ・レポートには、各カテゴリ(改善された計画、低下した計画および変更された計画)の上位SQL文と、変更前と変更後の統計、実行計画およびタスク・サマリーに関する情報が含まれます。
詳細は、「SQLパフォーマンス・アナライザのアクティブ・レポートについて」を参照してください。