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Oracle® Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス
12cリリース1 (12.1)
B71298-08
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datafileSpec

用途

datafileSpec副次句を使用すると、ファイル名または絶対ファイル番号でデータファイルを指定できます。

セマンティクス

構文要素 説明

'filename'

絶対パスまたは相対ファイル名のいずれかでデータファイルを指定します。相対ファイル名を指定した場合、ファイル名はターゲット・データベースによってポート固有の方法で修飾されます。Oracleホームを表すには?、Oracle SIDを表すには@を使用できます(例4-14を参照)。

二重引用符と一重引用符はどちらも有効です(構文図では、一重引用符のみを使用しています)。

関連項目: 一重引用符と二重引用符の相違点、およびRMANでの引用符付き文字列における環境変数の動作については、RMAN構文内の引用符を参照してください

integer

データファイルを絶対ファイル番号で指定します(例4-13を参照)。ファイル番号は、V$DATAFILEV$DATAFILE_COPYV$DATAFILE_HEADERビューまたはREPORT SCHEMAコマンドの出力から取得します。

例4-13 ファイル名によるデータファイルの指定

この例では、ファイル名を指定して、データファイル/disk1/oradata/prod/users01.dbfをディスクにコピーします。

BACKUP AS COPY
  DATAFILE '/disk1/oradata/prod/users01.dbf' 
  FORMAT '/disk2/users01.cpy';

例4-14 絶対ファイル番号によるデータファイルの指定

この例では、ファイル番号を指定して、データファイル1および2をディスクにコピーします。

BACKUP AS COPY
  DATAFILE 1 FORMAT '/disk2/df1.cpy'
  DATAFILE 2 FORMAT '/disk2/df1.cpy';