図20-1にサンプルLogMiner構成を示します。この図では、ボストンにあるソース・データベースでREDOログ・ファイルが生成され、アーカイブ後にサンフランシスコにあるデータベースに送られます。LogMinerディクショナリは、これらのREDOログ・ファイルに対して抽出されます。LogMinerが実際にREDOログ・ファイルを分析するマイニング・データベースは、サンフランシスコにあります。ボストンのデータベースでOracle Database 11gが実行され、サンフランシスコのデータベースでOracle Database 12cが実行されています。
図20-1は、有効なLogMiner構成の一例です。その他に有効な構成としては、ソース・データベースとマイニング・データベースの両方に同じデータベースを使用する構成、データ・ディクショナリを別の方法で提供する構成などがあります。他のデータ・ディクショナリ・オプションの詳細は、「LogMinerディクショナリ・オプション」を参照してください。