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Oracle® Server X5-2L プロダクトノート Release 1.9

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更新: 2017 年 4 月
 
 

Oracle ILOM の特定のオプションを使用して Desktop Package を含む Oracle Solaris 11.2 または 11.3 の電源を切断できない

バグ ID 15795941

問題:

Desktop Package を含む Oracle Solaris 11.2 または 11.3 を実行中のサーバーの場合、次の Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 電源切断オプションを実行してもサーバーの電源が切断されません。

  • Oracle ILOM の Web インタフェースからサーバーの正常なシャットダウンを実行するとき。

  • Oracle ILOM コマンド行インタフェース (CLI) から stop /System コマンドを使用してサーバーを正常にシャットダウンするとき。

その他の電源切断オプションは正常に機能します。

影響を受けるソフトウェア:

  • Oracle Solaris 11.2 および 11.3

  • プラットフォームソフトウェアリリース 1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、および 1.9

回避方法:

サーバーの電源切断に Oracle ILOM の CLI または Web インタフェースのどちらを使用するかに応じて、Oracle Solaris を実行中のサーバーで次のいずれかの回避方法を実行してください。

  • 電源切断に Oracle ILOM CLI を使用するには、まず、Oracle Solaris を実行中のサーバーで次のことを実行します。

    1. /usr/share/dbus-1/services/gnome-power-manager.service で、--verboseExec=/usr/bin/gnome-power-manager の行に追加します

      編集した行は次のようになります。

      Exec=/usr/bin/gnome-power-manager --verbose

  • 電源切断に Oracle ILOM の Web インタフェースを使用するには、まず、Oracle Solaris を実行中のサーバーで次のことを実行します。

    1. GNOME パネルのメニューリストから「システム」 -> 「設定」 -> 「スタートアップアプリケーション」を選択します。

    2. 「Power Manager」->「Edit」を選択します。

    3. 次の行に --verbose を追加します: gnome-power-manager

      編集した行は次のようになります。

      gnome-power-manager --verbose


注 -  gnome-power-manager デーモンが現在実行中の場合は、コマンド行から pkill gnome-power-manager と入力して停止します。