Oracle® Flash Accelerator F160 PCIe カードおよび 1.6 TB NVMe SSD プロダクトノート

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更新: 2016 年 4 月
 
 

Oracle Flash Accelerator F160 PCIe カードの動作の確認

このトピックでは、サポートされる Oracle Solaris および Linux オペレーティングシステムのホストで、Oracle Flash Accelerator F160 PCIe カードの動作を確認する手順について説明します。Oracle Hardware Management Pack ユーティリティーの CLI ツールを使用して、Oracle Flash Accelerator F160 PCIe カードおよび 1.6 TB NVMe SSD の動作を確認します。


注 -  詳細な手順については、サーバーのドキュメントを参照してください。

始める前に

  • Oracle Hardware Management Pack がホストにインストールされていることを確認します。

    手順については、Oracle Hardware Management Pack ドキュメント (http://www.oracle.com/goto/ohmp/docs) を参照してください。

  • サーバーにアクセスできることを確認します (直接またはネットワーク経由で)。

  1. Oracle Flash Accelerator F160 PCIe Card ステータスインジケータ (LED) を観察します。

    更新した Oracle Flash Accelerator F160 PCIe カードおよび 1.6 TB NVMe SSD で、保守アクション要求の Oracle Flash Accelerator F160 PCIe カードステータスインジケータが点灯しておらず、緑色の電源ステータスインジケータが点灯していることを確認します。

    Status Indicators in Oracle Flash Accelerator F160 PCIe Card User Guide を参照してください。

  2. ターゲットシステムにログインします。

    たとえば、SSH または Oracle ILOM リモートシステムコンソールからターゲットシステムにログインするには、次のいずれかを実行します。

    • SSH クライアント接続を使用している場合は、次の手順を実行します。
      1. 端末ウィンドウのシェルコマンド行から、サーバーホストへの SSH 接続を確立します。

        ssh root@hostname と入力します。ここでは、hostname はサーバーホストの DNS 名または IP アドレスです。

      2. root アクセス権を持つアカウントを使用して、システムにログインします。
      3. 手順 3 に進みます。
    • KVM コンソールを使用している場合、サーバー管理ガイドを参照し、これらの手順を実行します。
      1. ホストコンソールにローカルまたはリモートでアクセスします。

        ホストコンソールへのローカル接続を確立するには、次の手順を実行します。

        1. サーバーの VGA ポートに VGA モニターを接続します。
        2. USB キーボードおよびマウスをサーバーの USB コネクタに接続します。
        3. ホストコンソールへのリモート接続を確立するには:

          Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスセッションを起動します。

          手順については、サーバー管理ガイドの「リモート KVMS リダイレクションセッションの起動」を参照してください。

      2. サーバーの電源が入っており、ブートされていることを確認します。
      3. オペレーティングシステムのコマンド行インタフェースにアクセスします。

        オペレーティングシステムのコマンド行インタフェースから Oracle Hardware Management Pack のコマンドを発行します。

  3. すべての Oracle F160 フラッシュカードを特定し、最新のファームウェアパッケージがインストールされていることを確認します。
    1. 次のコマンドを入力します。

      # fwupdate list controller

      # fwupdate list controller
      ==================================================
      CONTROLLER
      ==================================================
      ID    Type   Manufacturer   Model     Product Name              FW Version     BIOS Version   EFI Version    FCODE Version  Package Version  NVDATA Version    XML Support
      -------------------------------------------------------------------------------
      c0    SAS    LSI Logic      0x0097    SAS9311-8i                06.00.02.00    08.13.00.00    07.00.00.00    01.00.65.00    - 06.03.00.10       N/A
      c1    NVMe   Intel          0x0953    INTEL SSDPEDME016T4S      8DV1RA12 
      c2    NVMe   Intel          0x0953    INTEL SSDPEDME016T4S      8DV1RA12 
    2. コントローラ ID の列挙をチェックして、すべての Oracle F160 フラッシュカードのホスト認識を確認します。

      上の例では、上のコマンドで返された出力に、Oracle F160 フラッシュカードコントローラ c1 および c2 が列挙されています。

    3. 上のコマンドで返された出力で、すべての Oracle F160 フラッシュカードファームウェアリビジョンが最新であることを確認します。

      Minimum Supported Card Firmware Versionを参照してください。

  4. NVMe デバイスステータスをチェックします。

    NVMe コントローラと現在のファームウェアのバージョンタイプを特定するには:

    # nvmeadm list -v

    ファームウェアが更新された NVMe コントローラを特定するには、nvmeadm list -v コマンドからの出力の Firmware Revision: 行を確認します。

    次の例では、上のコマンドによって返された出力で、コントローラ F160-NVME-1 および F160-NVME-1 にファームウェアバージョン 8DV1RA12 が示されています。

    # nvmeadm list -v
    F160-NVME-1
            PCI Vendor ID:                  8086
            Serial Number:                  CVMD446000AQ1P6KGN 
            Model Number:                   INTEL SSDPEDME016T4S                   
            Firmware Revision:              8DV1RA12
            Number of Namespaces:           1
    F160-NVME-2
            PCI Vendor ID:                  8086
            Serial Number:                  CVMD446000CF1P6KGN 
            Model Number:                   INTEL SSDPEDME016T4S                   
            Firmware Revision:              8DV1RA12
            Number of Namespaces:           1
    root:~# 
    
  5. Oracle F160 フラッシュカードの状態をチェックします。

    選択した Oracle F160 フラッシュカードの状態と SMART 情報をチェックするには、次のように入力します。

    # nvmeadm getlog -h

    上のコマンドで返された出力で、Oracle F160 フラッシュカードにドライブ寿命が残っていることを確認します。

    # nvmeadm getlog -h 
    F160-NVME-1
    SMART/Health Information:
            Critical Warning: 0
            Temperature: 312 Kelvin
            Available Spare: 100 percent
            Available Spare Threshold: 10 percent
            Percentage Used: 0 percent
            Data Unit Read: 0x1 of 512k bytes.
            Data Unit Written: 0x0 of 512k bytes.
            Number of Host Read Commands: 0x30313b3
            Number of Host Write Commands: 0x302f25d
            Controller Busy Time in Minutes: 0x0
            Number of Power Cycle: 0xf
            Number of Power On Hours: 0x1c
            Number of Unsafe Shutdown: 0xf
            Number of Media Errors: 0x0
            Number of Error Info Log Entries: 0x0
    F160-NVME-2
    SMART/Health Information:....

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