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Oracle® Solaris 11.3 新機能

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更新: 2016 年 11 月
 
 

OpenStack

このセクションでは、このリリースでの OpenStack の更新について説明します。

更新された OpenStack ソフトウェア

Oracle Solaris 11.3 には、OpenStack のアップデートバージョンである Juno が含まれています。OpenStack (一般的なオープンソースクラウドプラットフォーム) は、集中管理 Web ベースポータルから、データセンターの計算、ネットワーク、およびストレージリソースを共有および管理するための包括的なセルフサービス環境を提供します。アップデートバージョンの OpenStack Juno には、管理者およびセルフサービスのクラウドユーザー向けに 300 を超える機能拡張が含まれています。

さまざまな機能拡張に加えて、OpenStack Juno は次の新しいサービスをサポートしています。

  • Heat – OpenStack のテンプレートコンポーネント。Heat では、複数の仮想マシン (VM) 間への階層化アプリケーションの配備を管理者がテンプレート言語で記述できるため、クラウド内のアプリケーションのオーケストレーションを簡略化します。

  • Ironic – OpenStack 環境内のベアメタルプロビジョニングサービス。Ironic は、VM 環境を作成する既存の Nova サービスを補完します。Ironic は自動インストーラ (AI) を活用して、クラウド内に新しいシステムをプロビジョニングします。

Oracle OpenStack for Oracle Solaris 11.3 は、ドライバの機能拡張 (ソースネットワークアドレス変換 (SNAT) (多対 1 NAT/ポート NAT)、フラットなネットワーク、IPv6、および Horizon 内での VM コンソールのサポートを含む) によって、多数の新機能をサポートするよう拡張されています。

OpenStack Juno は IPS を使用してシームレスに更新できます。OpenStack は、単一ノードの OpenStack 環境で使用するために事前構成されたオールインワンの統合アーカイブを使用して評価されます。

詳細は、https://community.oracle.com/docs/DOC-910993 を参照してください。