このセクションでは、このリリースのインストールおよびソフトウェア管理機能について説明します。これらの機能では、ソフトウェアのインストールツールおよびソフトウェア管理ツールを使用することによって、更新と配置をすばやく行うことができます。
管理者は、既存の installadm(1M) コマンドへの拡張機能を使用することによって、XML の知識がなくても AI マニフェストを編集できます。このインタフェースは、AI サービスに関連付けることができる新しいマニフェストを対話形式で作成し、編集する機能を提供します。同様に、Automated Installer の対話型ウィザード (Web ブラウザベースのインタフェース) では既存の機能も使用できます。
詳細は、installadm(1M) のマニュアルページを参照してください。
Oracle Solaris 11.3 は、ファームウェアベースのブートローダーの基本機能に依存しない、ブートプールと呼ばれる新しいブートモデルをサポートするようになりました。このモデルでは、ファームウェアにアクセスできないストレージにルートファイルシステムをロードでき、SPARC 上の OpenBoot PROM (OBP) または x86 ベースシステム上の GRUB を変更する必要がない、ほかのストレージおよびネットワーク関連の拡張機能を提供しています。
詳細は、bootadm(1M)、ai_manifest(4)、beadm(1M)、ibadm(1M)、および eeprom(1M) のマニュアルページを参照してください。