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Oracle® Solaris 11.3 新機能

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更新: 2016 年 11 月
 
 

ソフトウェア機能

このセクションでは、このリリースのソフトウェア機能について説明します。これらの新しい機能と拡張機能は、生産性の強化に役立つユーティリティー、サービス、およびツールの既存の包括的なコレクションに追加されます。

Mailman メーリングリストマネージャー

Oracle Solaris 11.3 では Mailman メーリングリストマネージャーがサポートされており、ユーザーが電子メールアカウントを管理したり、リスト所有者がメーリングリストを簡単に管理したりできます。Mailman は Web と統合されており、組み込みのアーカイブ、自動バウンス処理、内容のフィルタリング、ダイジェストの配信、および迷惑メールフィルタをサポートしています。

詳細は、/usr/share/doc/mailman/ ディレクトリ内のドキュメントを参照してください。

xmlto シェルスクリプトツール

xmlto(1) シェルスクリプトツールを使用すると、XML ファイルをさまざまな形式に変換できます。このツールを使用すると、DocBook、XHTML 1.0、および XSL-FO 形式のファイルを異なる出力形式 (AWT、XSL-FO、HTML ヘルプ、JavaHelp、MIF、PDF、SVG、XHTML、DVI、HTML、HTML (チャンクなし)、UNIX の man、PCL、PostScript、TXT、XHTML (チャンクなし)、EPUB など) に変換できます。

詳細は、xmlto(1) のマニュアルページを参照してください。

マニュアルページの機能拡張

man(1) コマンドおよび catman(1M) コマンドは、groff に属するマニュアルページをサポートするようになりました。この拡張機能は、groff(1) で使用可能な nroff 拡張を使用して第三者から Oracle Solaris に提供されているマニュアルページの処理に使用できます。この拡張機能は、マニュアルページを別の外観 (幅が 78 カラムの単一の長いページ) で表示します。また、互換性を向上させるために、デフォルトのページャプログラムが less(1) に変更されています。–tオプションを使用すると、PostScript 形式でマニュアルページの出力を表示できるようになりました。

詳細は、man(1) および catman(1M) のマニュアルページを参照してください。

MySQL Server 5.6

MySQL ソフトウェアでは、非常に高速でマルチスレッド、マルチユーザーの堅牢な SQL データベースサーバーが提供されます。MySQL サーバーは、ミッションクリティカルで高負荷の本番システムでの使用、および大量に配備されるソフトウェアに埋め込むためのものです。

Oracle Solaris 11.3 では、MySQL はバージョン 5.6 にアップデートされており、セキュリティー、InnoDB、パーティション分割、およびオプティマイザの拡張機能によってパフォーマンスが向上しています。

詳細は、MySQL 5.6 の新機能 (http://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/en/mysql-nutshell.html) を参照してください。