デフォルトでは、ブートプールのメモリーが不足しても、最後にブートされた BE に関連付けられているデータセットは保持されます。この手順では、BE のブートプールデータセットを保持して、その BE をブート可能なままにします。
# beadm list BE Flags Mountpoint Space Policy Created -- ----- ---------- ----- ------ ------- BE1 - - 6.13M static 2014-10-09 17:21 BE2 - - 52.86M static 2015-01-03 16:22 BE3 NR / 313.1M static 2015-02-04 17:36
この例では、BE2 という名前のブート環境が保持されます。
# beadm set-policy -p noevict BE2
BE2 エントリへの noevict ポリシーの追加は、BE2 が保持されることを示します。
# beadm list BE Flags Mountpoint Space Policy Created -- ----- ---------- ----- ------ ------- BE1 - 6.13M static 2014-10-09 17:21 BE2 - - 52.86M noevict,static 2015-01-03 16:22 BE3 NR / 313.1M static 2015-02-04 17:36