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Oracle® Solaris 11.3 での障害、欠陥、およびアラートの管理

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更新: 2015 年 10 月
 
 
第 1 章

Fault Manager の概要

Oracle Solaris OS には、予測的自己修復が可能なシステムおよびサービスを構築して配備するためのアーキテクチャーが含まれています。障害管理アーキテクチャー (FMA) の中核となるサービスは、ハードウェアおよびソフトウェアのエラーとシステムの変更に関するデータを受け取り、根本的な問題を自動的に診断します。ハードウェアの障害の場合、FMA は障害のあるコンポーネントをオフラインにしようとします。その他のハードウェアの問題、ソフトウェアの問題、および一部のシステムの変更の場合、FMA は管理者が問題を修正するために使用する情報を提供します。その他のシステムの変更では、情報通知のみが生成されます。

この章では、次の内容について説明します。

  • Oracle Solaris の障害管理機能の説明

  • イベントがいつどのように通知されるかの構成

  • Fault Manager からのメッセージの機能

特定のハードウェア障害が発生した場合、Oracle Auto Service Request (ASR) は自動的に Oracle サービスリクエストをオープンできます。詳細は、http://www.oracle.com/us/support/auto-service-request/ を参照してください。