シンプロビジョニングされたボリュームで追加の容量が必要になると、その時点で Oracle FS System により容量が自動的に割り当てられるため、シンボリュームは増加 (またはインフィル) します。
Oracle FS System は論理ボリュームをインフィルするときに、割り当てを拡張増分と呼ばれるスライスに分割します。システムは割り当てを満たすのに必要な数のスライスを使用します。
ボリュームを配置するドライブグループのストレージクラス
ボリュームの RAID レベル
ボリュームのストライピング先のドライブグループの数。これは優先度の QoS プロパティーで決定されます
通常の QoS を使用する単一階層 LUN の拡張範囲は、その LUN に割り当てられているストレージクラスをサポートしているドライブグループに限定されます。
自動階層化 LUN はストレージクラスとは無関係に、すべてのストレージ階層の容量を利用して拡張できます。
ファイルシステムは、データ階層 (ユーザーデータを保持) とメタデータ階層 (ファイルシステムメタデータを保持) と呼ばれる NAS ベースのストレージ階層内に存在します。データ階層とメタデータ階層は特定のファイルシステム専用となります。
階層の拡張範囲は、その階層に割り当てられているストレージクラスをサポートしているドライブグループに限定されます。
階層の拡張範囲は、その階層が配置されているストレージドメイン内に限定されます。