Oracle® Switch ES2-72 および Oracle Switch ES2-64 サービスマニュアル

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更新: 2015 年 4 月
 
 

データケーブルを取り付ける

  1. データケーブルを取り外します。

    Remove a Data Cableを参照してください。

  2. 交換用ケーブルをスイッチまで持ってきます。
  3. ケーブルを CMA に通します。
  4. ケーブルをスイッチに接続します。
    1. ケーブルコネクタを目視で検査します。

      シェルが曲がっていないこと、および内側のボードに対して平行であることが必要です。コネクタに湾曲や損傷がある場合は、別のケーブルを使用してください。

    2. 引き戻しストラップ/レバーが接続位置にあることを確認します。
    3. 取り付けるアセンブリが 2 つの部分から成るのか単一部分から成るのかを確認します。

      一部の光トランシーバモジュールは 2 つの部分から成るアセンブリで、モジュールとケーブルは別々の部品です。その他の光トランシーバモジュールは単一部分から成るアセンブリで、モジュールとケーブルは一体に結合されたユニットです。

      • 2 つの部分から成るモジュールを取り付ける場合は、Step 5 に進みます。
      • 単一部分から成るモジュールを取り付ける場合は、Step 6 に進みます。
  5. 2 つの部分から成る光トランシーバモジュールを取り付けます。
    1. モジュールから保護用エンドキャップを取り外します。
    2. カチッという音がするまで、ロックハンドルを完全な水平位置まで引き出します。
    3. スロットに挿入する前に、トランシーバモジュールを正しい位置に合わせます。

      次の図は、トランシーバモジュールの正しい位置合わせを示しています。


      image:トランシーバをスイッチに挿入する方法を示す図。
    4. 光トランシーバモジュールのエッジを持ち、光トランシーバモジュールをスイッチのスロットに位置合わせし、開口部に差し込みます。
    5. 光トランシーバモジュールの両方の角に対して均等に力を加え、スロットに確実に固定されるまでモジュールを押し入れます。
    6. ハンドルを押して閉じ、光トランシーバモジュールを定位置にロックします。

      注 -  QSFP+ 光トランシーバモジュールを取り付けたときにロックハンドルが手前に倒れている場合は、光トランシーバモジュール全体を取り外し、取り付けなおすようにしてください。ハンドルは、内部ロックとして機能します。ハンドルが手前に倒れていると、接続されているように見えても、モジュールが切断されている場合があります。

      image:トランシーバをスイッチにロックする方法を示す図。
  6. 単一部分から成るケーブルアセンブリ (トランシーバとケーブルが結合されている) を差し込む場合は、ケーブルコネクタの向きを水平にします。

    上側のソケット列の場合は L 溝が上になり、下側のソケット列の場合は L 溝が下になるようにしてください。


    image:ケーブルを上または下に位置合わせする方法を示す図。
  7. ケーブルをコネクタに接続します。

    注 -  ケーブルを光トランシーバに接続する前に、トランシーバのハンドルを閉じる必要があります。ハンドルは、トランシーバをスイッチポートの定位置にロックします。
    • 2 つの部分から成るファイバケーブルアセンブリ (トランシーバとケーブルが分離している) を差し込む場合は、ハンドルがロック位置にあることを確認し、ケーブルを光トランシーバに接続します。ハンドルがロック解除位置にある場合は、ケーブルを接続する前に、ハンドルを押し上げてロック位置にする必要があります。
      image:ケーブルを差し込む前にトランシーバのロックをロックする必要があることを示す図。
    • 単一部分から成るアセンブリを差し込む場合は、コネクタをソケットにゆっくりスライドさせます。
      1. 約 1/4 インチ (5 mm) 差し込んだところでケーブルが止まったり動きにくくなったりした場合は、抜いてからやり直してください。
      2. 残り約 1/8 インチ (2 mm) のところでコネクタが止まったり動きにくくなったりした場合は、抜いてからやり直してください。
        image:ケーブルコネクタをソケットにまっすぐ押し込む様子を示す図。
  8. コネクタが戻らなくなるのを感じるまで、さらに押し込みます。
  9. スイッチに CMA が取り付けられている場合は、空きスロットにケーブルを配置します。
    image:CMA にきちんと整理されたケーブルを示す図。
  10. ほかのケーブルやほかのシステムと干渉しない、スイッチの保守の邪魔にならない経路で、データケーブルを配線します。

    面ファスナーストラップを使用して、ケーブルを束ね、固定します。


    Caution

    注意  -  ケーブルを束ねたり固定したりするために結束バンドを使用すると、ケーブル内部のワイヤーが損傷するため、結束バンドは使用しないでください。


  11. ケーブルを接続したリンクのリンク LED が緑色に点灯していることを確認します。

    リンク LED が消灯している場合は、リンクがダウンしています。リンク LED が点滅している場合は、エラーがあります。Front Panel LEDsを参照してください。

  12. スイッチに CMA が取り付けられている場合は、CMA カバーを元どおりに取り付け、ねじを締めます。
    image:CMA に CMA カバーを取り付ける方法を示す図。

関連情報

  • スイッチの設置』の、データケーブル配線について

  • スイッチの設置』の、データケーブルのガイドライン