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SPARC T7 シリーズサーバープロダクトノート

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更新: 2017 年 6 月
 
 

9.5.2.g よりも前のバージョンからのシステムファームウェアの更新

9.5.2.g より前のシステムファームウェアのバージョンから SPARC T7 サーバーをアップグレードする場合、SP 上の NAND フラッシュメモリーが更新中に再フォーマットされるため、通常のシステムファームウェアのアップグレードプロセスとは異なる手順が必要です。構成情報を保持するには、追加のステップを実行する必要があります。

この手順を使用する必要がある場合は、続行する前にそれをよくお読みください。これらのステップに正確に従わないと、サーバーが完全に機能する状態に復元されるまでかなりの追加の停止時間が生じる可能性があります。SPARC T7 サーバーでこのアップグレード手順を実行するには、少なくとも 40 分を確保してください。

手順の概要は次のとおりです。

  1. サーバーの現在のファームウェアバージョンを判定します。

    現在のファームウェアのバージョンを確認するを参照してください。

  2. サーバーの電源を切ります。

    サーバーの電源を切るを参照してください。

  3. SP のネットワーク設定を記録します。

    SP のネットワークプロパティーを記録するを参照してください。

  4. 現在の SP 構成をバックアップします。

    現在の SP 構成をバックアップするを参照してください

  5. 初期ファームウェアイメージをロードします。

    初期のシステムファームウェアイメージをロードするを参照してください。

  6. SP のネットワーク接続を復元します。

    SP のネットワークプロパティーを復元するを参照してください。

  7. システムファームウェアを 2 回目にロードします。

    ファームウェアイメージを 2 回目にロードするを参照してください。

  8. 以前にバックアップされた SP 構成を復元します。

    SP 構成を復元するを参照してください。

  9. Oracle Solaris フォールバックイメージをロードします。

    Oracle Solaris フォールバックイメージをロードするを参照してください。

  10. 最終的なシステムファームウェアイメージをロードします。

    最終的なシステムファームウェアイメージをロードするを参照してください。

この手順全体の例は、新しい Oracle SPARC T7-4 サーバーで CLI を使用したシステムファームウェア 9.5.2.c から 9.5.2.g へのアップグレードを示しています。これらの例は、任意の Oracle SPARC T7 シリーズサーバーで使用できる構文を示していますが、お客様に固有の値は異なります。変数は斜体で示されており、直接入力しないようにしてください。

特に注記がないかぎり、これらのステップは次のいずれかの方法を使用して実行できます。

  • サーバーのローカルシリアル管理接続

  • Web ブラウザベースのネットワーク管理接続

  • コマンド行 SSH ネットワーク管理接続

  • Oracle Enterprise Manager OpsCenter

ILOM CLI または Web インタフェースを使用した操作の実行についての詳細は、Oracle ILOM のドキュメントを参照してください。

そのプログラムでのステップの実行についての詳細は、Oracle Enterprise Manager OpsCenter のドキュメントを参照してください。