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Oracle® Hyperion Financial Close Management管理者ガイド

E79695-02
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タスク・タイプ・ルールの操作

タスク・タイプ・ルールは同じタスク・タイプのすべてのタスクに適用されるため、タスクのグループにルールを適用するための便利なメカニズムとして機能します。「タスク・タイプ」ダイアログで構成されたルールは、「タスクの編集」ダイアログに伝播され、そのダイアログの「ルール」タブに表示され(テンプレート・タスクの場合は読取り専用形式)、スケジュール・タスクにコピーされます。

タスクの自動承認: 指定された条件を満たしている場合にのみ、指定された承認を自動的に完了します。

このルールに適用される条件の例: 属性に指定の値がある場合(計算済属性を含む)

条件を満たすと、指定の承認者レベルが完了としてマークされ、これによりワークフローが次の承認レベルに進むか、他に承認レベルがない場合は「クローズ済」になります。

タスクの自動承認は、タスク・ステータスが「オープン(承認者)」に変更されたときに実行されます。

タスクの自動送信: 指定された条件を満たしている場合、タスクが自動的に送信されます。

条件を満たすと、担当者役割が完了としてマークされ、これによりワークフローが最初の承認レベルに進むか、承認レベルがない場合は「クローズ済」になります。

タスクの自動送信ルールは、タスク・ステータスが「保留中」からオープン(担当者)に変更されたときに実行されます。

タスク承認の防止

このルールでは、属性値または他の特性に基づいて、タスクが承認されないようにします。このルールは、承認者が「承認」をクリックすると実行されます。

タスク送信の防止

このルールでは、属性値または他の特性に基づいて、タスクが送信されないようにします。このルールは、担当者が「送信」をクリックすると実行されます。

 タスク・タイプ・ルールを操作するには:

  1. 「管理」,、「タスク・タイプ」の順に選択します。
  2. タスク・タイプをクリックし、「編集」をクリックします。
  3. 「ルール」タブを選択します。次の情報を表示できます:
    • 順序 - 優先順位。「Close Managerの優先順位ルール」を参照してください。

    • ルール - ルールの名前

    • 条件 - ルールを実行する前に存在している必要がある条件の選択

  4. ルールを編集するには、「ルール」タブで「編集」ルールの編集をクリックして更新します。
    • ルール - ルールを選択します。

    • 説明 - オプション。ルールを構成した理由と使用方法を説明します。

    • メッセージ(一部のルールについて)

      • 承認者へのメッセージ - タスク承認の防止ルールで、承認者へのオプションのメッセージを定義します。

      • 担当者へのメッセージ - タスク送信の防止ルールで、担当者へのオプションのメッセージを定義します。

    • 承認者レベル - すべてのレベルのルールを選択するか、承認者レベルを選択します。

      注意:

      タスクの自動承認ルールとタスク承認の防止ルールには、承認者レベルを設定する必要があります。

    • 「フィルタの作成」を選択して条件セクションに移入するか、「保存済フィルタの使用」を選択してからフィルタを選択します。ルールに対して選択および構成されたフィルタが、適用するルールをトリガーする条件を決定します。

    • 条件 - 次のいずれかを選択します。

      • 保存済フィルタの使用 - 「条件」セクションに保存済フィルタに関連付けられた条件の読取り専用バージョンが表示されます。

      • 「フィルタの作成」 - 「条件」セクションが有効になります。

        「組合せ」、「ソース」、「属性」、「オペランド」および「値」は、既存の高度なフィルタ機能の場合と同様に動作します。

  5. 次の関連トピックも参照してください。