このセクションには、使用可能なダッシュボードポートレットの説明が含まれています。
注:
ダッシュボードポートレットのすべてのデータは、UTC 時間で報告されます。詳細は、「Dashboard」に表示される時間を参照してください。グラフポートレットには、複数の形式が含まれます。棒グラフと円グラフは、関連データのポイントインタイムレポートです。線グラフおよび面グラフは、選択した日付範囲の値を示します。これらのグラフ形式の詳細については、『STA 画面基本ガイド』を参照してください。
ダッシュボードを表示するタイミングによっては、各グラフの最後の期間にデータの急降下がみられることがありますが、これは期間の一部であるためです。
選択した日付範囲における生成されたドライブ、メディア、ライブラリ、CAP、および PTP の STA アラートの合計数を示す棒グラフ。
注:
アラートは、ユーザー定義のアラートポリシーに基づいて生成されます。アラートポリシーの数、およびアラートポリシーの条件と重要度は完全にユーザー定義であるため、このグラフは、必ずしもテープライブラリシステム環境の問題を示していません。選択した日付範囲の各日における STA アラートの合計数と重要度を示す線グラフ。
注:
アラートは、ユーザー定義のアラートポリシーに基づいて生成されます。アラートポリシーの数、およびアラートポリシーの条件と重要度は完全にユーザー定義であるため、このグラフは、必ずしもテープライブラリシステム環境の問題を示していません。選択した日付範囲における読み書きされたデータの合計量を示す線グラフ。
選択した日付範囲の各日におけるマウント解除の合計数をドライブモデル別に示す面グラフ。
STA で計算された各 Drive Health Indicator のドライブの合計数をドライブモデル別に示す棒グラフ。
選択した日付範囲の各日における平均の Drive Suspicion Level をドライブモデル別に示す線グラフ。
各時、日、週、または月におけるドライブ占有時間の平均割合を示す線グラフ。ドライブ位置 (コンプレックス、ライブラリ、レールなど) 別および日付範囲別にフィルタできます。
選択した日付範囲の各時、日、週、または月における読み書きされたデータの合計量を示す線グラフ。
選択した日付範囲における平均の日次状態をライブラリコンポーネントタイプ (ロボット、CAP、エレベータ、パススルーポートなど) 別に示す線グラフ。
注:
状況は、STA の分析ではなくライブラリによって報告されたものです。報告された各状況であるコンポーネントの現在の合計数をライブラリコンポーネントタイプ (ロボット、CAP、エレベータ、パススルーポートなど) 別に示す棒グラフ。
注:
状況は、STA の分析ではなくライブラリによって報告されたものです。取り付けられたドライブの現在のタイプ別分布、および空のドライブスロットを示す円グラフ。
占有されたメディアスロットの現在のメディアタイプ別分布、および空のドライブスロットを示す円グラフ。
ライブラリによって報告される各 Top-Level Indicator の現在の合計数をライブラリモデル別に示す棒グラフ。
選択した日付範囲の各時、日、週、または月におけるマウントにかかる時間が最長だった 1 回の交換でのマウントにかかる時間の合計を示す線グラフ。プロットされる値は、交換の開始からマウントの開始までの合計時間です。
選択した日付範囲の各時、日、週、または月における前回の交換から最長であるメディアを示す線グラフ。プロットされる値は、前回の交換以降の合計時間です。交換アクティビティーがあったメディアのみが含まれます。
STA で計算された各 Media Health Indicator のメディアの合計数をメディアタイプ別に示す棒グラフ。
選択した日付範囲の各日における平均の Media Suspicion Level をメディアタイプ別に示す線グラフ。
選択した日付範囲の各時、日、週、または月におけるメディアがエンター、イジェクト、または移動された合計時間を示す線グラフ。「その他」の移動には、ロボット、エレベータ、PTP などによる移動が含まれます。
選択した日付範囲の各時、日、週、または月における使用可能なメディアスロット数の最小および最大を示す線グラフ
選択した日付範囲の各時、日、週、または月における平均メディア使用率の見積もりを示す線グラフ。メディア使用率とは、データで使用された合計メディア容量の割合、つまりメディアの「満杯度」です。交換アクティビティーがあったメディアのみが含まれます。
選択した日付範囲の各時、日、週、または月におけるメディア帯域 (使用率の範囲) の見積もりを示す線グラフ。帯域は、使用率の値がその範囲内であるメディアがある場合のみグラフに表示されます。
0.001% 未満の帯域には、文字どおり空であるメディアと、内部ラベルは付いているものの実際のデータはないために実質的に空であるメディアの両方が含まれます。
選択した期間におけるメディア検証の合計数、および合格、失敗、不明の合計を示す線グラフ。
選択した日付範囲の各時、日、週、または月におけるマウントの合計数を示す線グラフ。プロットされる値は、マウント解除ではなくマウントの回数です。
STA で計算された Robot Health 別のロボットの現在数を示す棒グラフ。
交換の一部としてマウント解除リクエストを完了するためにメディアが移動するレールの合計数をサマリーする棒グラフ。これには、ロボット、エレベータ、および PTP による移動が含まれます。メディアが停止せずにレール上を移動した場合、そのレールはカウントに含まれません。例:
ドライブから同じレールのメディアスロットにメディアが移動した場合、カウントは「1」です。
レール #4 のドライブからレール #1 のメディアスロットにメディアが移動した場合、カウントは「2」です。
レール #4 のドライブからレール #3 の PTP へ、そこから別ライブラリのレール #1 のドライブにメディアが移動した場合、カウントは「3」です。
注:
StorageTek ACSLS によって管理されるライブラリでメディアのフロートオプションが有効な場合、メディアスロットがドライブと同じ LSM 内で使用可能なときには常にマウント解除による移動効率は「1」です。交換の一部としてマウントリクエストを完了するためにメディアが移動するレールの合計数をサマリーする棒グラフ。これには、ロボット、エレベータ、および PTP による移動が含まれます。メディアが停止せずにレール上を移動した場合、そのレールはカウントに含まれません。例:
メディアスロットから同じレールのドライブにメディアが移動した場合、カウントは「1」です。
レール #1 のメディアスロットからレール #4 のドライブにメディアが移動した場合、カウントは「2」です。
レール #1 のドライブからレール #3 の PTP へ、そこから別ライブラリのレール #4 のドライブにメディアが移動した場合、カウントは「3」です。
一部の表ポートレットは、関連データのポイントインタイムレポートです。その他には、選択した日付範囲における開始値、終了値、高値、低値を示す傾向レポートです。カーソルを表セルの上に置くと、詳細な値および日付が含まれるツールチップが表示されます。
傾向レポートには、選択した日付範囲における開始値、終了値、高値、低値という最大 4 つの重要な値をプロットする小さな線グラフである、埋め込みのスパークチャートがあります。スパークチャートの詳細については、『STA 画面基本ガイド』を参照してください。
選択した日付範囲における読み書きされたデータの量および平均データ圧縮率をサマリーします。
「Total Data Stored」の値は、示された日付における選択したライブラリのすべてのメディアに格納されているデータの合計量です。
表に表示される「Data Compression」の値は直近の整数に丸められ、表セルのツールチップには小数値の詳細が表示されます。
このポートレットには、過去 6 か月 (180 日) 内の日付における値のみが表示されます。過去 6 か月よりも前の日付範囲でフィルタすると、ポートレットには許容範囲内にある日付における値のみが表示されます。次に例を示します。
「Number of Days More Than 25」のフィルタでは、60 - 25 日前までの期間における値が表示されます。
「Number of Days Less Than 75」のフィルタでは、60 日前から現在までの期間における値が表示されます。
「Number of Days More Than 200」のフィルタでは、データが表示されません。
過去 30 日間における取り付けられたドライブスロット、取り付けられたドライブ、取り外されたドライブ、およびドライブ使用率統計をサマリーします。
「Drives Under-utilized」カウントには、不明ドライブ (STA がデータを受信したことのないドライブ) および一度も使用されたことのないドライブが含まれます。
直近の 2 回のクリーニングの間で使用されたメートル数がもっとも少ないドライブを一覧表示します。表には、STA が少なくとも 2 回のクリーニングアクションを記録したドライブのみが含まれます。これは現時点の状態です。
ドライブの健全性が「Action」または「Evaluate」であるドライブをサマリーします。ドライブのシリアル番号、モデル、Drive Health Indicator、Drive Health Trend、および最新の注釈が一覧表示されます。これは現時点の状態です。
過去 30 日における取り付けられ、アクティブ化され、占有されたメディアスロット、取り外されたメディア、およびメディア使用率統計をサマリーします。
カートリッジアクセスポート (CAP)、SL3000 アクセス拡張モジュール (AEM)、SL150 メールスロット以外の何らかの方法でテープライブラリシステムから取り外されたメディアを一覧表示します。これは現時点の状態です。
検証テストタイプ別にメディア検証結果をサマリーします。デフォルトで、このポートレットには過去 14 日間のデータが表示されます。「Pass」、「Fail」、および「Unknown」列の値は、次のように「MV Result」属性に基づきます。
Use – 「MV Result」が「Use」
Fail – 「MV Result」が「Failed」または「Degraded」
Unknown – 「MV Result」が「Unknown」
この表では、完了した検証のみが報告されます。保留中または進行中の検証は含まれません。これには、ホストアプリケーション、SL Console、ライブラリ CLI、STA など、すべてのソースによって開始された検証が含まれます。詳細については、メディア検証イニシエータを参照してください。
メディアの健全性が「Action」または「Evaluate」であるメディアをサマリーします。ボリュームのシリアル番号 (volser)、タイプ、Media Health Indicator、Media Health Trend、および最新の注釈が一覧表示されます。これは現時点の状態です。
選択した日付範囲におけるテープライブラリシステム内のリソース数をサマリーします。情報には、ライブラリ、ロボット、CAP、パススルーポート (PTP)、エレベータ、ドライブ、メディアのほか、CAP、SL3000 AEM、または SL150 メールスロットによって取り外されたメディアが含まれます。
レポートポートレットは、テープライブラリシステムに関する現在の情報のテキストのみのサマリーです。
メディアから読み込まれた合計データをサマリーします (日次の平均、日次の高点と低点、平均圧縮率など)。
メディアに書き込まれた合計データをサマリーします (日次の平均、日次の高点と低点、平均圧縮率など)。
STA によって計算された Drive Health Indicator 別のドライブ数をサマリーします。
ライブラリによって報告された Library Top-Level Indicator 別のライブラリ数をサマリーします。
STA によって計算された Media Health Indicator 別のメディア数をサマリーします。「Unknown」カテゴリには、STA が十分なデータを受信しなかったために健全性を計算できていないメディアが含まれます。これは、次の理由で発生することがあります。
メディアは、STA がモニターしている間にドライブにマウントされませんでした。
メディアの「STA Supported」属性の値が「True」です。これは、メディアのタイプが STA 分析の最小要件を満たしていないことを示しています (SDLT、LTO-2 メディアなど)。サポートされるメディアタイプの詳細については、『STA 要件ガイド』を参照してください。
実行された検証のブレークダウン、検証されたメディア数、使用されたドライブ数、検証の経過時間など、メディア検証アクティビティーをサマリーします。
テープライブラリシステムのモニター対象である合計デバイス数をサマリーします (ライブラリ、ロボット、CAP、パススルーポート (PTP)、エレベータ、ドライブ、メディアのほか、CAP、SL3000 AEM、または SL150 メールスロットによって取り外されたメディアを含む)
デフォルトで、このレポートには、現在の日付時点におけるすべてのデバイスが含まれます。ただし、「STA Start Tracking Date (Days)」または「STA Start Tracking Date (No. Days)」によってフィルタされているときは、「STA Start Tracking」の日付が指定された日付範囲内または日数内であるデバイスの数がレポートカウントに含まれます。たとえば、「STA Start Tracking Date Less Than 7 Days Ago」というフィルタを使用する場合、過去 7 日間にテープライブライブラリ環境に追加されたデバイスのみがレポートで計上され、それよりも長い間モニターされているデバイスは含まれません。