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Oracle® Server X5-8 プロダクトノート

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更新: 2017 年 4 月
 
 

Oracle ILOM 内の特定のオプションを使用して Desktop Package を含む Oracle Solaris 11.x OS の電源を切断できない (16816951、17952405)

Desktop Package を含む Oracle Solaris 11.x を実行しているサーバーの場合、次の Oracle ILOM 電源切断オプションではサーバーの電源が切断されません。

  • Oracle ILOM Web インタフェースからサーバーの正常なシャットダウンを実行している場合。

  • Oracle ILOM コマンド行インタフェース (CLI) から stop -f /SYS コマンドを使用してサーバーの強制的なシャットダウンを実行している場合。

その他の電源切断オプションは正常に機能します。

回避方法

サーバーの電源を切断するために Oracle ILOM Web インタフェースまたは CLI のどちらを使用するかに応じて、Oracle Solaris を実行しているサーバーで次のいずれかの手順を実行します。

Oracle ILOM CLI を使用してサーバーの電源を切断するには、次の手順を実行します。

  1. gnome-power-manager.service ファイルを編集します。

    /usr/share/dbus-1/services/gnome-power-manager.service で、Exec=/usr/bin/gnome-power-manager の行に --verbose を追加します。

    例:

    Exec=/usr/bin/gnome-power-manager --verbose

Oracle ILOM Web インタフェースを使用してサーバーの電源を切断するには、次の手順を実行します。

  1. GNOME パネルのメニューリストから「System」>「Preferences」>「Startup Applications」を選択します。

  2. 「Power Manager」>「Edit」を選択します。

  3. gnome-power-manager の行に --verbose を追加します。

    例:

    gnome-power-manager --verbose


    注 -  gnome-power-manager デーモンが現在実行中の場合は、コマンド行から pkill gnome-power-manager と入力して停止します。