ソフトウェアリリース 1.0.2 以降では、IPv4 を無効にして IPv6 を有効にできるように、Oracle ILOM が拡張されました。また、IPv6 の静的ゲートウェイを構成できます。
ユーザーインタフェースの変更は次のとおりです。
Web インタフェース
IPv4 および IPv6 の両方の領域に個別の「State」フィールドが追加されました。必要に応じて「Enabled」チェックボックスを選択または選択解除すると、対応するインターネットプロトコルが有効または無効になります。
必要に応じて「IPv6 Static Gateway」フィールドに静的ゲートウェイアドレスを入力します。
コマンド行インタフェース (CLI)
IPv4 または IPv6 の構成中に一度入力するだけで済むように、state コマンドが拡張されました。パラメータは、次のとおりです。
enabled - IPv4 を有効にします
ipv4_only - IPv4 を有効にして IPv6 を無効にします
ipv6_only - IPv4 を無効にして IPv6 を有効にします
disabled - IPv4 および IPv6 を無効にします
ipv6_static_ipgateway コマンドを使用すると、静的 IPv6 ゲートウェイを設定できます。
詳細は、Oracle Server X5-8 設置ガイド の Oracle ILOM への接続または http://www.oracle.com/goto/ilom/docs を参照してください。