13 オンライン/オフラインステータスの変更とリブート

ライブラリをオフラインにする

注記:

SLC を使用する前に、常に ACSLS および ELS ソフトウェアを使用してライブラリをオフラインにすることを試みてください。
  1. すべてのライブラリドライブをオフラインにします (デバイスをオフラインにするを参照してください)。

  2. SLC で「Tools」 > 「System Detail」を選択します。

  3. デバイスツリーで「Library」を選択します。

  4. Status」タブ、「General」タブの順にクリックします。

  5. 「Transition Request」フィールドで「Take offline」をクリックします。

  6. Apply」をクリックします。ライブラリがオフラインになる前に、未完了のライブラリジョブがすべて完了します。

  7. オフラインの確認メッセージが表示されるまで待ちます。ライブラリがオフラインにならない場合は、ライブラリのステータスをチェックします (ライブラリ動作ステータスの表示を参照してください)。

ライブラリをオフラインにするタイミング:

  • ライブラリの電源を切断する前

  • ライブラリのアクセスドアを開ける前

  • ライブラリが正常に動作せず、保守が必要な場合

ライブラリをオンラインにする

注記:

SLC を使用する前に、常に ACSLS および ELS ソフトウェアを使用して、ライブラリをオンラインにすることを試みてください。
  1. SLC で「Tools」 > 「System Detail」を選択します。

  2. デバイスツリーで「Library」をクリックします。

  3. Status」タブ、「General」タブの順にクリックします。

  4. 「Transition Request」フィールドで「Bring online」をクリックします。

  5. Apply」をクリックします。

  6. 適用可能な場合は、ライブラリから ACSLS および ELS ホストまでの接続をオンラインにします (ホストソフトウェアのドキュメントを参照してください)。

デバイスをオフラインにする

注記:

SLC を使用する前に、常に ACSLS および ELS テープ管理ソフトウェアを使用して、デバイスをオフラインにすることを試みてください。
  1. SLC で「Tools」 > 「System Detail」を選択します。

  2. デバイスフォルダ (CAP、ロボット、またはドライブ) を展開します。変更するデバイスを選択します。

  3. Status」タブをクリックします。

  4. 「Transition Request」リストで、「Take Offline」を選択します。システムはデバイスをオフラインにする前に、デバイスの未処理ジョブをすべて完了します

    オフラインになるとロボットはレールの端まで移動し、ライブラリはこれを使用できなくなります。ライブラリが冗長ロボット機能を使用している場合は、2 台目のロボットがすべての要求の処理を引き継ぎます。

  5. Apply」をクリックします。

デバイスをオンラインにする

注記:

ライブラリのデバイスがオフラインで、エラー状態となっている場合、そのデバイスはオンラインにできません。最初にエラー状態を解決する必要があります。
  1. SLC で「Tools」 > 「System Detail」を選択します。

  2. CAP」フォルダを展開します。変更する CAP を選択します。

  3. Status」タブをクリックします。

  4. 「Transition Request」リストで、「Bring Online」を選択します。

  5. Apply」をクリックします。

ライブラリのリブート

ライブラリのリブートには、フラッシュメモリーからのファームウェアの再ロードと、ライブラリコントローラの再起動が伴います。

  1. SLC で「Tools」 > 「Diagnostics」を選択します。

  2. ナビゲーションツリーで「Library」フォルダをクリックします。

  3. Reboot」をクリックします。

  4. その他のすべてのユーザーがログオフする必要があります。「OK」をクリックします。

  5. ライブラリがオンラインである場合、「OK」をクリックして、ライブラリをオフラインにします。

  6. OK」をクリックして、ライブラリをリブートします。

  7. OK」をクリックして、この SLC セッションを終了します。ライブラリが完全に初期化されるまでは、SLC に再度ログインしないでください。

ローカルオペレータパネルのリブート

ローカルオペレータパネルがハングアップする場合や、ヘルプの内容が表示されない場合は、リブートが必要である可能性があります。リブートはローカルオペレータパネルでも、リモート SLC セッションからでも実行できます。

  1. SLC で「Tools」 > 「Diagnostics」を選択します。

  2. デバイスツリーで「Library」を選択し、「OpPanel」タブをクリックします。

  3. Reboot Operator Panel」ボタンをクリックします。

  4. ローカルオペレータパネルからリブートすると、画面が空白になります。オペレータパネルがオンラインに戻ると、リブートが完了します。

    リモートの SLC セッションからリブートする場合、「Reboot Complete」はローカルオペレータパネルのリブートが完了したことを示します。

エレベータのリブート

  1. 「Tools」 > 「Diagnostics」を選択します。

  2. Elevator」フォルダを展開したあと、エレベータを選択します。

  3. Reboot」をクリックします。

  4. OK」をクリックして、エレベータをリブートします。

ロボットのリブート

  1. 「Tools」 > 「Diagnostics」を選択します。

  2. Robot」フォルダを展開して、ロボットを選択します。

  3. Reboot」をクリックします。

  4. OK」をクリックして、ロボットをリブートします。