注意: 管理サービス・アプリケーションの機能は、Oracle Database Cloud Service (Database Schema)では利用できません。 |
このセクションでは、インスタンス管理者がワークスペース・リクエストと変更リクエストを管理する方法について説明します。
インスタンス管理者は、ワークスペースリクエストと変更リクエストの確認および管理を行う必要があります。
「ワークスペース・リクエスト」を使用すると、ユーザーはセルフ・サービス方式でワークスペースを直接リクエストできます。たとえば、ユーザーはログイン・ページのリンクをクリックすることでリクエスト・フォームにアクセスできます。インスタンス管理者がこのワークスペースリクエストを承認すると、各ユーザーに適切なログイン情報の電子メールが自動的に送信されます。ワークスペース・リクエストを使用するには、インスタンス管理者がセルフ・サービスの割当てステータスとして、「インスタンスの設定」ページで「リクエスト」を選択する必要があります。
「変更リクエスト」を使用すると、ユーザーは、既存のワークスペースを変更できます(新しいスキーマの追加、ディスク領域制限の引き上げなど)。
「インスタンス管理」ホームページで新規および保留中のサービス・リクエストを表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「保留中のリクエスト」リージョンには、新しいサービス・リクエストとサービス変更リクエストの合計数がリストされます。
より詳細なレポートを表示するには、「サービス変更」の数をクリックします。
「すべての変更リクエスト」レポートが表示されます。このレポートはすべてのサービス・リクエストを日付ごとにリストします。
特定のリクエストを表示するには、「リクエストの表示」をクリックします。
サービス・リクエストの管理ページから保留中のサービスを表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「リクエストの管理」をクリックします。
「サービス・リクエストの管理」ページには、次の3つのタブがあります。
オープン・リクエスト
すべてのワークスペース・リクエスト
すべての変更リクエスト
ヒント: すべての変更リクエスト・ページは対話モード・レポートとして表示されます。各ページ上部の「検索」バーを使用して、各ページの概観をカスタマイズできます。 |
「オープン・リクエスト」に、新しいサービス・リクエストと変更リクエストが表示されます。
新しいリクエストを承認または拒否するには、リクエストの説明の左にある「編集」アイコンをクリックします。
「すべてのワークスペース・リクエスト」タブをクリックします。
「すべてのワークスペース・リクエスト」に、ワークスペース名、スキーマ、サイズおよびリクエスト日の別にリクエストがリストされます。
リクエストを編集するには、「編集」アイコンをクリックします。リクエストを承認または拒否するには、「アクション」列にある「プロビジョニング」をクリックします。
「すべての変更リクエスト」をクリックします。
「すべてのワークスペース・リクエスト」に、ワークスペース名、リクエスト変更の説明、リクエスタおよびステータスの別にリクエストがリストされます。
リクエストを表示するには、「リクエストの表示」をクリックします。変更リクエストの表示ページが表示されます。リクエストを承認するには、「領域の追加」をクリックします。リクエストを拒否するには、「リクエストを拒否」をクリックします。
「ワークスペース・リクエスト」では、ユーザーがリクエスト・フォームにアクセスするためのログイン・ページのリンクをクリックすることで、ワークスペースをリクエストできます。送信した場合、インスタンス管理者はそのリクエストを確認し、承認または拒否することができます。
インスタンス管理者がワークスペースリクエストを承認するときに電子メールの検証を使用している場合は、次のイベントが発生します。
検証リンクを含む電子メールがユーザーに送信されます。
ユーザーが検証リンクをクリックすると、ワークスペースが作成されます。
ログイン資格証明(ワークスペース名、ユーザー名およびパスワード)を含む別の電子メールがユーザーに送信されます。
ワークスペース・リクエストのステータスがAccepted
からApproved
に変更されます。
ユーザーが検証リンクをクリックしない場合は、「アクション」列の「DELETE」リンクをクリックすることでリクエストを迅速に削除できます。
ワークスペースの作成プロセス中にエラーが発生した場合、リクエストのステータスはRequested
に戻り、次のメッセージを含む電子メールがユーザーに送信されます。
Please contact administrator.
問題が解決されると、管理者は再度前の手順を繰り返し、リクエストを承認できます。
保留中のワークスペース・リクエストを承認または拒否するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「リクエストの管理」をクリックします。
「すべてのワークスペース・リクエスト」タブをクリックします。
ワークスペース・リクエスト・ページは、対話モード・レポートとして表示されます。レポートをカスタマイズするには、ページ上部にある検索バーを使用します。
リクエストを承認するには、次の手順を実行します。
「アクション」列の「割当て」をクリックします。
割当ての管理ページで、「承認」をクリックします。
電子メール・メッセージを確認します。
必要に応じて、メッセージを更新し「電子メールを承認および送信」をクリックします。
「割当てステータス」で「電子メールの検証」を選択した場合、検証リンクを含む電子メールがユーザーに送信されます。ワークスペースを作成するには、ユーザーはワークスペースを作成するための検証リンクをクリックする必要があります。「ワークスペースの作成方法の指定の概要」を参照してください。
リクエストを拒否するには、次の手順を実行します。
「アクション」列の「割当て」をクリックします。
割当ての管理ページで「拒否」をクリックします。
電子メール・メッセージを確認します。
リクエストの拒否理由などの情報を追加するには、メッセージを更新して「電子メールを拒否および送信」をクリックします。
リクエストが拒否されたことを通知する電子メールがユーザーに送信されます。
既存のワークスペース・リクエストのステータスを変更するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「リクエストの管理」をクリックします。
「すべてのワークスペース・リクエスト」タブをクリックします。
ワークスペース・リクエスト・ページは、対話モード・レポートとして表示されます。レポートをカスタマイズするには、ページ上部にある検索バーを使用します。
すべてのワークスペースリクエストを確認するには、「Status_Code = '1'」フィルタの選択を解除します。
確認するリクエストを検索します。
「アクション」列の「調整」リンクをクリックします。
リクエストを調整ページが表示されます。
「プロジェクト・ステータス」リストから、新しいステータスを選択します。
「変更の適用」をクリックします。
注意: 「プロジェクト・ステータス」を「リクエスト済」に変更する場合は注意してください。「リクエスト済」でもワークスペースの割当ては可能ですが、アカウントの割当て方法によってはデータが破損する場合があります。割当てシステムでは、「リクエスト済」のワークスペースリクエストにはワークスペース管理者または開発者用の対応するスキーマおよびディクショナリ・エントリが存在しないとみなされます。「承認」のワークスペースの「プロジェクト・ステータス」を「リクエスト済」に変更する必要がある場合は、まずサービスを終了してから、ステータスを「リクエスト済」に変更します。 |
ワークスペース・リクエストを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「リクエストの管理」をクリックします。
「すべてのワークスペース・リクエスト」をクリックします。
「オープン・リクエスト」ページが表示されます。
削除するリクエストの隣にある「編集」アイコンをクリックします。
リクエストを割当てページで、該当するボタンをクリックします。
プロジェクト・ステータスがApproved
の場合は、「終了または削除」をクリックします。
プロジェクト・ステータスがDeclined
、Requested
、Terminated
またはAccepted
の場合は、「削除」をクリックします。
「リクエストの削除」をクリックします。
「変更リクエスト」を使用すると、ユーザーは、既存のワークスペースを変更できます(新しいスキーマの追加、使用可能なディスク領域の引上げなど)。送信した場合、インスタンス管理者はその変更リクエストを確認し、承認または拒否することができます。
すべての変更リクエストを表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「リクエストの管理」をクリックします。
「リクエストの管理」で、「すべての変更リクエスト」タブをクリックします。
このページは、対話モード・レポートとして表示されます。レポートをカスタマイズするには、ページ上部にある検索バーを使用します。
リクエストを検索して、「アクション」列の「リクエストの表示」をクリックします。
変更リクエストの表示ページが表示されます。表示されるボタンは変更リクエストの種類に依存します。
変更リクエストを承認または拒否します。「保留中の変更リクエストの承認または拒否」を参照してください。
保留中の変更リクエストを承認または拒否するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。「Oracle Application Express管理サービスへのアクセスの無効化」を参照してください。
「リクエストの管理」をクリックします。
「リクエストの管理」で、「すべての変更リクエスト」タブをクリックします。
リクエストを検索して、「アクション」列の「リクエストの表示」をクリックします。
変更リクエストの表示ページが表示されます。表示されるボタンは変更リクエストの種類に依存します。
リクエストを承認するには、次のいずれかをクリックします。
スキーマの作成 - スキーマ・リクエストを承認します。
リクエストを拒否 - 現在の変更リクエストを拒否します。
領域の追加 - 追加ディスク領域のリクエストを承認します。
サービスを終了 - サービス終了のリクエストを承認します。