Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド 11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms E61950-08 |
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特定のログ・ハンドラでは、ロギング・レベルのアクティブ・ステータスが様々な要因によって決まります。
表9-5に、これらの要因をリストします。
表9-5 ロギングがアクティブかどうかを決定する要因
要因 | 重要度 | 説明 |
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プライマリ |
このパラメータは、ロギングのカットオフを設定します。しきい値よりも詳細なログ・レベルは抑制されます。有効なログ・レベルは、表9-1を参照してください。
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プライマリ |
このパラメータは、グローバル・ロギングしきい値のモジュール固有のオーバーライドを設定します。 詳細は、「異なるデータのタイプへの異なるしきい値レベルの構成」を参照してください。 |
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セカンダリ |
このパラメータは、ロギングしきい値またはモジュール固有のオーバーライドでオーバーライドされないかぎり、ロギングのオンとオフを切り替えます。 |
ログ・ハンドラの物理的な位置 |
セカンダリ |
「ログ・ハンドラの優先順位について」を参照してください。 |
ログ構成ファイルに単一のログ・レベルに対して最大3つのログ・ハンドラ定義を構成できます。
特定のログ・レベルの出力を、表9-3で説明される3つの各ログ・ライターに送信する場合は、3つの異なるログ・ハンドラが必要です。
異なるLOG_STATUS
設定をこれらのログ・ハンドラに設定する場合、ログ構成ファイルの物理的な終わりに最も近いログ・ハンドラ定義の設定が、同一のログ・レベルの他のログ・ハンドラ定義のステータスを設定します。たとえば、「エラー」ログ・レベルの最初の2つのログ・ハンドラに対してLOG_STATUS
をOff
に設定できますが、構成ファイル内の3番目の最後のログ・ハンドラに対してLOG_STATUS
をOn
に設定すると、ロギングは3つのハンドラすべてに対して行われます。
LOG_STATUS
設定は、そのレベルが現在のLOG_THRESHOLD_LEVEL
よりもきめ細かい場合には、無意味になります。この場合、しきい値がモジュール固有のしきい値でオーバーライドされないかぎり、ロギングはこのレベルでアクティブ化されません。詳細は、「異なるデータのタイプへの異なるしきい値レベルの構成」を参照してください。