構文
tadm create-virtual-sever common_options [--http-listener=name] [--host-pattern=pattern1,pattern2...] [--canonical-server-name=hostname][--log-file=path] --origin-server-pool=name --config=config_name virtual_server_name
説明
このコマンドを使用して、新しい仮想サーバーを作成します。すべての仮想サーバーにおいて、HTTPリスナーが指定されています。新規リクエストが着信すると、Oracle Traffic Directorでは、構成済のHTTPリスナーに基づいて、リクエストの送信先となる仮想サーバーを決定します。
オプション
common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。
--http-listener|-r1つ以上の仮想サーバーのホスト名に関連付けられたHTTPリスナーの名前を指定します。
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注意: プロパティhttp-listenerでは、複数の値を指定できます。それぞれの値を引用符で囲い、カンマで区切ります。例: http-listener="http_listener1", "http-listener2" |
--host-pattern|-t新しい仮想サーバーに追加するホストのリストを定義します。
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注意: プロパティhost-patternでは、複数の値を指定できます。それぞれの値を引用符で囲い、カンマで区切ります。 |
--canonical-server-name|-n仮想サーバーの正規ホスト名を指定します。異なるホスト名を使用するリクエストは、このホスト名にリダイレクトされます。
--log-file|-f仮想サーバーのログ・ファイルを指定します。値は、../logs/errorsなどのログ・ファイル名です。
--origin-server-pool|-o仮想サーバーを作成するオリジン・サーバー・プールの名前を指定します。
--config|-c新しい仮想サーバーを作成する構成を指定します。
仮想サーバーの名前を指定します。
例
tadm create-virtual-server --user=admin --host=admin.example.com --password-file=./admin.passwd --port=8989 --no-prompt --origin-server-pool=test-pool --config=www.example.org virtual-server-1
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。