14 オンライン/オフラインステータスの変更とリブート

ライブラリをオフラインにする

注記:

SLC を使用する前に、常に ACSLS および ELS テープ管理ソフトウェアを使用して、ライブラリをオフラインにすることを試みてください。
  1. すべてのライブラリドライブをオフラインにします (デバイスをオフラインにするを参照してください)。

  2. SLC で「Tools」 > 「System Detail」を選択します。

  3. デバイスツリーで「Library」フォルダを選択します。

  4. Status」タブ、「General」タブの順にクリックします。

  5. 「Transition Request」フィールドで「Take offline」をクリックします。

  6. Apply」をクリックします。ライブラリがオフラインになる前に、未完了のライブラリジョブがすべて完了します。

  7. オフライン確認メッセージを待機します。ライブラリがオフラインにならない場合は、ライブラリのステータスをチェックします (ライブラリ動作ステータスの表示を参照してください)。

ライブラリをオフラインにするタイミング:

  • ライブラリの電源を切断する前

  • ライブラリのアクセスドアを開ける前

  • ライブラリが正常に動作せず、保守が必要な場合

ライブラリをオンラインにする

注記:

SLC を使用する前に、常に ACSLS および ELS テープ管理ソフトウェアを使用して、ライブラリをオンラインにすることを試みてください。
  1. SLC で「Tools」 > 「System Detail」を選択します。

  2. デバイスツリーで「Library」を選択します。

  3. Status」タブ、「General」タブの順にクリックします。

  4. 「Transition Request」フィールドで「Bring online」をクリックします。

  5. Apply」をクリックします。

  6. 適用可能な場合は、ライブラリからホストまでの接続をオンラインにします (ホストソフトウェアのドキュメントを参照してください)。

デバイスをオフラインにする

注記:

SLC を使用する前に、常に ACSLS および ELS テープ管理ソフトウェアを使用して、デバイスをオフラインにすることを試みてください。
  1. SLC で「Tools」 > 「System Detail」を選択します。

  2. デバイスフォルダ (CAP、ロボット、またはドライブ) を展開します。変更するデバイスを選択します。

  3. Status」タブをクリックします。

  4. 「Transition Request」リストで、「Take Offline」を選択します。システムはデバイスをオフラインにする前に、デバイスの未処理ジョブをすべて完了します。

    ロボットはオフラインになると、レールの端に移動し、ライブラリで使用できなくなります。ライブラリが冗長ロボット機能を使用している場合は、2 台目のロボットがすべての要求の処理を引き継ぎます。

  5. Apply」をクリックします。

デバイスをオンラインにする

注記:

ライブラリのデバイスがオフラインで、エラー状態となっている場合、そのデバイスはオンラインにできません。まず、エラーを修正する必要があります。
  1. SLC で「Tools」 > 「System Detail」を選択します。

  2. デバイスフォルダ (CAP、ロボット、またはドライブ) を展開します。変更するデバイスを選択します。

  3. Status」タブをクリックします。

  4. 「Transition Request」リストで、「Bring Online」を選択します。

  5. Apply」をクリックします。

ローカルオペレータパネルのリブート

ローカルオペレータパネルがハングアップする場合や、ヘルプの内容が表示されない場合は、リブートが必要である可能性があります。リブートはローカルオペレータパネルでも、リモート SLC セッションからでも実行できます。

  1. SLC で「Tools」 > 「Diagnostics」を選択します。

  2. デバイスツリーで「Library」を選択し、「OpPanel」タブをクリックします。

  3. Reboot Operator Panel」ボタンをクリックします。

  4. ローカルオペレータパネルからリブートすると、画面が空白になります。オペレータパネルがオンラインに戻ると、リブートが完了します。

    リモートの SLC セッションからリブートする場合、「Reboot Complete」はローカルオペレータパネルのリブートが完了したことを示します。

AEM 安全ドアのリブート

AEM 安全ドアをリブートするには、「Tools」 > 「Diagnostics」ユーティリティーを使用します。AEM 安全ドアが異常な状態になった場合は、エラーをクリアするために、ドアをリブートする必要がある場合もあります。

  1. SLC で「Tools」 > 「Diagnostics」を選択します。

  2. Safety Door」フォルダを展開したあとに、AEM 安全ドアを選択します。

  3. Reboot」をクリックします。

  4. 安全ドアがオンラインの場合は、「OK」をクリックして安全ドアをオフラインにします。

  5. OK」をクリックしてリブートを確定します。ライブラリコントローラによって安全ドアがリブートされます。安全ドアが再初期化され、ロボットが AEM を監査します。

ライブラリのリブート

ライブラリのリブートには、フラッシュメモリーからのファームウェアの再ロードと、ライブラリコントローラの再起動が伴います。

  1. SLC で「Tools」 > 「Diagnostics」を選択します。

  2. デバイスツリーで「Library」を選択します。

  3. Reboot」をクリックします。

  4. その他のすべてのユーザーがログオフする必要があります。「OK」をクリックします。

  5. ライブラリがオンラインである場合、「OK」をクリックして、ライブラリをオフラインにします。

  6. OK」をクリックして、ライブラリをリブートします。

  7. OK」をクリックして、この SLC セッションを終了します。ライブラリが完全に初期化されるまでは、SLC に再度ログインしないでください。