PeopleSoft 勤務管理セルフ サービスによる従業員の休暇欠勤の管理

従業員は、休暇欠勤管理のセルフ サービス ページを使用して、休暇欠勤を入力したり、休暇付与残数を確認したりすることができます。このトピックでは、休暇欠勤管理のセルフ サービス ページについて詳しく説明します。

勤務管理と統合している場合、休暇欠勤イベントはタイムシート ページを利用して入力できます。また、このページでは、休暇付与残数を表示して十分な休暇付与残数があることを確認したうえで、休暇欠勤を入力できます。

実装時に行う以下の手順によって、従業員はタイムシート ページにアクセスして休暇欠勤を入力したり、休暇付与残数を表示したりすることができます。

1. インストール テーブルで、休暇欠勤管理と勤務管理が選択されていることを確認します。

   「実装のデフォルトの設定」 (アプリケーションの基礎) を参照してください。

2. 国別休暇取得設定コンポーネントの休暇欠勤ページで、タイムシート ページに入力する休暇取得エレメントの勤務管理での入力を許可していることを確認します。

   「セルフ サービスの設定タスクについて」を参照してください。

3. 勤務管理で必要なフレームワーク設定を実行し、タイムシートから従業員にアクセスできるようにします。

   「勤務時間レポート処理について」 (PeopleSoft 勤務管理) を参照してください。

以下の手順では、従業員がタイムシート ページで休暇欠勤を入力する方法と休暇付与残数を表示する方法について説明します。

1. select [セルフ サービス], then select [勤務時間レポート], then select [勤務時間のレポート], then select [タイムシート] の順にナビゲートして、タイムシート ページにアクセスします。操作する勤務時間レポート期間を選択します。

2. [休暇欠勤イベント - クリックして表示] リンクをクリックして、休暇リクエストを追加、編集、予測、または送信します。たとえば、休暇欠勤を追加するには、次の手順に従います。

   1. [休暇欠勤イベントの追加] をクリックして新しいイベントを追加するか、[編集] をクリックして既存のイベントを修正します。同時に複数のイベントを追加または編集することはできません

   2. 開始日を入力します。また、休暇欠勤の [終了日] フィールドが有効になっている場合は終了日も入力します。[終了日] フィールドが空白のままで、終了日の計算機能を使用して計算されない場合、このイベントを保存または送信すると、このフィールドにはデフォルトで開始日が設定されます。

      「国別のセルフ サービス休暇欠勤ルールの定義」を参照してください。

   3. ドロップダウン リストから [休暇付与名] を選択します。有効な値は、国別休暇取得設定の設定ページで既に定義済みの値で、勤務時間レポート期間の開始日時点での従業員の資格に基づきます。

      「国別のセルフ サービス休暇欠勤ルールの定義」を参照してください。

      「エレメントの資格チェック」を参照してください。

   4. 実装時に、国別休暇取得設定コンポーネントの休暇欠勤ページで、理由を表示するように選択している場合は、必要に応じて休暇欠勤理由を入力します。

   5. [詳細] リンクをクリックして休暇リクエスト詳細 (GP_ABS_SS_REQUEST) ページにアクセスし、休暇欠勤の詳細情報と必要に応じてその他の情報を入力します。詳細情報を全て入力したら、[OK] をクリックしてタイムシート ページに戻ります。

      注: タイムシートの [休暇欠勤イベント] グリッドで使用可能なフィールド ([開始日]、[終了日]、[休暇付与名]、[理由]) に入力する情報以外にも情報を入力する必要がある場合は、休暇欠勤イベント詳細ページが自動的に開きます。

      「休暇リクエスト ページ」を参照してください。

   6. 休暇欠勤を保存して送信する前に、必要に応じて休暇残数を予測します。

   7. 休暇欠勤を一時的に保存するか、送信して承認を受けます。新しい休暇欠勤は、保存または送信前であれば削除できます。また、保存または送信後であれば、キャンセルできます。

3. [残時間数 - クリックして表示] リンクをクリックして、休暇付与残数を表示します。

   注: 休暇欠勤を前回実行した時点での休暇付与残数が表示されます。