分割の設定

ページ名

定義名

用途

分割イベント定義ページ

GP_SEG_EVENT

分割イベントの定義、分割タイプの指定、分割の対象となる各エレメントの選択を行います。

トリガ定義ページ

GP_TRGR_SETUP

トリガを定義します。

分割を設定するには、以下の手順に従います。

  1. 分割イベント定義ページでイベント ID と分割タイプを定義します。

    支給グループの移動、支給元の移動、新規採用などのイベントが原因となって、分割は発生します。ただし、イベントに適用される分割タイプ (期間またはエレメント) は、自動的に認識されません。したがって、イベント ID を作成するには、以下の指定を行います。

    • 使用する分割タイプ。

    • スライスするエレメント (エレメント分割の場合のみ)。

  2. トリガ定義ページで、データの変更に応じて分割を実行する際のトリガとなるレコードまたはレコードとフィールドの組み合わせを定義し、これらを上記のステップ 1 で定義したイベント ID に関連付けます。

    イベント ID と関連付けられたレコードやフィールドは、トリガ レコードまたはトリガ フィールドと呼ばれ、受給者データの変更に応じて分割を起動します。イベント ID が適切なフィールドに関連付けられることにより、分割イベントの発生時に使用する分割タイプが認識されます。

分割イベント定義ページ (GP_SEG_EVENT) を使用して、分割イベントの定義、分割タイプの指定、分割の対象となる各エレメントの選択を行います。

画像: 分割イベント定義ページ

次の例では、分割イベント定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

分割イベント定義ページ

フィールドまたはコントロール

定義

このページで定義されたトリガ イベント ID を使用する国が表示されます。イベント ID は国ごとに定義されます。エレメント分割の場合は、あるサブセットのエレメントを分割してイベントを処理する国 (またはある国内の組織) がある一方で、別のサブセットのエレメントを分割して同じイベントを処理する国もあるためです。または、同じイベントを処理するのに期間分割を使用する国がある一方で、エレメント分割を使用する国もあります。

トリガ イベント ID

このページにアクセスするために入力したトリガ イベント ID が表示されます。

トリガ イベント ID により、分割イベントの処理に使用される分割タイプ、およびエレメント分割の場合に分割されるエレメントが識別されます。

分割タイプ

分割タイプを選択します。選択できるオプションは [期間][エレメント] です。

分割のタイプ」を参照してください。

有効日

トリガ イベント ID の有効日を入力します。トリガ イベント定義を変更する場合、各トリガ イベント ID に対して有効日で管理される行を複数入力できます。

ステータス

トリガ イベント ID のステータスを選択します。オプションは [アクティブ][非アクティブ] です。

エレメント リスト

エレメント分割を使ってイベントを処理する場合は、エレメント分割が影響を及ぼすのは限られた一連のエレメントのみであるため、プロセス リストのどのエレメントをスライスするかを指定する必要があります。[エレメント リスト] グループ ボックスにスライス対象のエレメントを入力します。

フィールドまたはコントロール

定義

入力タイプ

スライスするエレメント タイプを選択します。[休暇付与][アレイ][ブラケット][日付][控除][支給][フォーミュラ]、[累計] (セグメント累計)、[書可アレイ] (書込可能アレイ) のいずれかを選択します。

セグメント累計のみ分割可能です。

エレメント名

エレメント名を選択します。

トリガ定義ページ (GP_TRGR_SETUP) を使用して、トリガを定義します。

このページでは、分割のトリガで使用するレコードまたはレコードとフィールドの組み合わせを定義し、それらをイベント ID に関連付けます。

注: トリガ定義ページでは、反復、遡及の各トリガも定義できます。