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直属部下データへのアクセス権限の設定

直属部下データへのアクセス権限を設定するには、直属部下の設定コンポーネント (SS_LINK_TBL) を使用します。

次の各トピックでは、直属部下データへのアクセス権限の設定方法について説明します。

注: ePerformance-パフォーマンス管理または eProfile-人材プロファイルに対して直属部下データを設定する場合は、「共通コンポーネントの使い方」のトピックで説明されているページを使用します。

直属部下機能の設定」を参照してください。

ページ名

定義名

用途

ターゲット情報ページ

SS_LINK_TBL

管理者用セルフサービス オプションでの、従業員データへのアクセス権限を設定します。

手順テキスト ページ

SS_LINK_TBL2

該当のトランザクション コンポーネント サービスの従業員の選択ページ (OPRROWS) に手順メッセージを追加します。

直属部下設定ページ

HR_DR_UI_CFG_1

直属部下またはユーザー インターフェイスの動作に対して設定する ePerformance-パフォーマンス管理および eProfile-人材プロファイルのトランザクションを選択します。

直属部下トランザクション設定ページ

HR_DR_UI_CFG_2

ePerformance-パフォーマンス管理または eProfile-人材プロファイルのセルフサービス トランザクションに対して直属部下またはユーザー インターフェイスの動作を設定します。

システムでは、次の 2 項目を確認し、その内容によって管理者セルフサービスのコンポーネントとデータへのアクセスを許可します。

  • 管理者ユーザーであるかどうか

  • その直属部下

権限リスト ページでコンポーネントへのアクセス権限を定義するときに、管理者用のセルフサービス コンポーネントの一部または全部についてユーザーのアクセス権限を決定します。直属部下の設定コンポーネントでは、特定の管理者セルフサービス トランザクションでユーザーがデータを参照できる直属部下を指定します。

システムにより、管理者とその直属部下の関係が判断されます。このために、勤務地ページ (JOB_DATA1) と部門プロファイル ページ (DEPARTMENT_TBL_GBL) が使用されます。勤務地ページでは、従業員の管理者を指定します。部門プロファイル ページでは、部門の管理者と、その部門に所属する従業員を指定します。

注: このセクションの内容は、PeopleSoft タレント獲得管理の管理者ロールには適用されません。

ターゲット情報ページ (SS_LINK_TBL) を使用して、管理者用セルフサービス オプションでの、従業員データへのアクセス権限を設定します。

画像: ターゲット情報ページ

次の例では、ターゲット情報ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

ターゲット情報ページ

注: ePerformance-パフォーマンス管理または eProfile-人材プロファイルに対して直属部下データを設定する場合は、「共通コンポーネントの使い方」のトピックで説明されているページを使用します。

直属部下機能の設定」を参照してください。

注: システム オブジェクトのテクニカル名を定義するには、PeopleSoft アプリケーション デザイナを使用してください。

フィールドまたはコントロール

定義

コンポーネント名

PeopleSoft アプリケーション デザイナでメニューに定義されているコンポーネント名を入力します。

このコンポーネント名は、ユーザーが管理者セルフサービス トランザクションを選択したときに表示される従業員の選択ページのコンポーネント名です。トランザクション コンポーネントの名前ではありません。

メニュー名

[ROLE_MANAGER] を選択します。管理者セルフサービス トランザクションは全てこのメニューに属しています。他のメニューのコンポーネントへのアクセスを管理者に許可する場合は、該当コンポーネントのメニュー名を選択します。

メニュー バー名

トランザクション コンポーネントが属すメニュー バー名を選択します。

アイテム名

コンポーネントのアイテム名を入力します。アイテム名は、トランザクション コンポーネントのシステム名であり、従業員の選択ページのコンポーネント名ではありません。

トランザクション コンポーネントには、管理者が従業員データを参照、または操作するために使用するページが含まれています。

ページ名

トランザクション コンポーネント ページのオブジェクト名を入力します。管理者セルフサービス トランザクションのオブジェクト名は、ページに関する説明の導入部分にある表に記載されています。

トランザクション コンポーネントにページが複数ある場合は、ユーザーが従業員名を選択する際、最初に表示されるトランザクション ページ (通常、コンポーネントの最初のページ) の名前を入力します。

アクセス モード

ユーザーがトランザクションで使用するアクション モードを選択します。オプションは、[追加]、[更新/表示]、[全て更新/表示]、および [訂正] です。

レコード (テーブル) 名

トランザクション コンポーネントのページを構成するレコードのオブジェクト名を入力します。

アクセス タイプ

このフィールドは、該当トランザクション コンポーネントの従業員の選択ページで使われる直属関係を定義します。使用可能なオプションは以下のとおりです。

  • 部門管理者 ID 別: 部門プロファイル ページの [管理者 ID] フィールドの情報に基づいて直属関係を定義します。部門管理者のユーザーには、自分の部門に所属する従業員の一覧が表示されます。

  • 部門セキュリティ ツリー別: セキュリティ ツリーの情報を使用して、従業員データのアクセス権限を決定します。セキュリティ ツリーに基づき、ユーザーがデータへのアクセスを許可された従業員の一覧が表示されます。

  • グループ ID 別: グループ ビルド機能で設定されたグループ ID を使用して、データのアクセス権限を決定します。

  • 部門管理者ID別-一部ポジション管理: 勤務地ページの [直属上司] フィールドと、部門プロファイル ページの [管理者 ID] フィールドの情報を使用して直属関係を定義します。このオプションは、ポジション管理オプションで "一部" が設定されている組織を対象にしています。直属関係の検索は、まず直属上司のポジション番号に基づいて行われ、次に部門管理者 ID について行われます。

  • 監督者 ID 別 - 一部ポジション管理: 勤務地ページの [直属上司] フィールドと [監督者の従業員 ID] フィールドの両方を使用して直属関係を定義します。このオプションは、ポジション管理オプションで "一部" が設定されている組織を対象にしています。直属関係の検索は、まず直属上司のポジション番号に基づいて行われ、次に監督者の従業員 ID について行われます。

  • 直属上司のポジション別: 勤務地ページの [直属上司] フィールドの情報に基づいて直属関係を定義します。ユーザーのポジションが、職務レコードの直属上司のポジションとして指定されている従業員の一覧が表示されます。

  • 監督者 ID 別: 勤務地ページの [監督者の従業員 ID] フィールドの情報に基づいて直属関係を定義します。ユーザーの ID が、職務レコードの監督者 ID として指定されている従業員の一覧が表示されます。

自分自身のデータを更新

セルフ サービスには適用されません。このチェック ボックスをオンにすると、管理者は該当のトランザクション コンポーネントにある自分の情報を更新できます。

『PeopleTools: Applications User's Guide』を参照してください。

手順テキスト ページ (SS_LINK_TBL2) を使用して、該当のトランザクション コンポーネント サービスに対する従業員の選択ページ (OPRROWS) に手順メッセージを追加します。

画像: 手順テキスト ページ

次の例では、手順テキスト ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

手順テキスト ページ

直属部下 - ページ アクセス手順テキスト

フィールドまたはコントロール

定義

タイトル メッセージ セットタイトル メッセージ番号

選択したコンポーネントの従業員の選択ページに表示される、トランザクション手順のタイトルのメッセージ セット番号とメッセージ番号を入力します。

メッセージ テキスト

タイトル メッセージ番号に関連付けられたトランザクション手順タイトルのテキストが表示されます。このテキストが、選択したコンポーネントの従業員の選択ページに表示されます。

手順メッセージ セット手順メッセージ番号

選択したコンポーネントの従業員の選択ページに表示される、手順メッセージのセット番号とメッセージ番号を入力します。

説明

手順メッセージ番号に関連付けられた手順メッセージのテキストが表示されます。このテキストが、選択したコンポーネントの従業員の選択ページに表示されます。

参照、または操作したいデータを持つ従業員の選択方法について説明します。