Go to main content
Oracle® VM Server for SPARC 3.4 リリースノート

印刷ビューの終了

更新: 2016 年 6 月
 
 

このリリースの最新情報

Oracle VM Server for SPARC (Logical Domains) ソフトウェアのすべてのバージョンで導入された機能については、What's New in Oracle VM Server for SPARC Software (http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/vm/documentation/sparc-whatsnew-330281.html)を参照してください。

    Oracle VM Server for SPARC 3.4 ソフトウェアの主な変更点は、次のとおりです。特に明記されていないかぎり、各機能は UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 以外のサポートされているすべてのプラットフォームで使用可能です。サポートされているプラットフォームのリストについては、Oracle VM Server for SPARC 3.4 インストールガイド の サポートされるプラットフォームを参照してください。

  • SPARC S7 シリーズサーバーのサポートが追加されました。Oracle VM Server for SPARC 3.4 インストールガイド の サポートされるプラットフォームを参照してください。

  • 仮想 SCSI HBA 機能が拡張され、サービスドメイン内の I/O マルチパスが有効になりました。Oracle VM Server for SPARC 3.4 管理ガイド の 第 12 章, 仮想 SCSI ホストバスアダプタの使用を参照してください。

    この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 サーバーでも利用可能です。ただし、これらの古いサーバーは、仮想 SCSI HBA からのブートをサポートしません。

  • 仮想 SCSI HBA 関連の ldm list コマンドの MIB サポートが追加されました。Oracle VM Server for SPARC 3.4 管理情報ベースユーザーズガイドを参照してください。

  • ゲストで指定された MAC アドレスと VLAN ID を許可することにより、信頼されるホストで仮想デバイス (VLAN や VNIC など) を作成可能になりました。Oracle VM Server for SPARC 3.4 管理ガイド の トラステッド仮想ネットワークの使用を参照してください。

  • ゲストドメインを含むようにベリファイドブート機能が拡張されました。この機能を使用すると、SPARC ブートブロックおよび Oracle Solaris カーネルモジュールの署名を検証できます。Oracle VM Server for SPARC 3.4 管理ガイド の ベリファイドブートの使用を参照してください。

  • デフォルトの inter-vnet-link プロパティー値が auto に変更されました。デフォルトの動作では、8 つより多くの仮想ネットワークが単一の仮想スイッチに関連付けられていないかぎり、inter-vnet LDC チャネルが有効になっていることが保証されます。このプロパティーは、数が構成された値 (デフォルトは 8) を超えている場合に inter-vnet-link のオフを強制します。Oracle VM Server for SPARC 3.4 管理ガイド の Inter-Vnet LDC チャネル、および ldm(1M) のマニュアルページを参照してください。

    この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 サーバーでも利用可能です。

  • ldm add-vnetldm set-vnetldm add-vsw、および set-vsw コマンドのプロパティーの変更方法が拡張されました。ldm(1M) のマニュアルページを参照してください。

    この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 サーバーでも利用可能です。

  • いくつかのプラットフォームで LDC チャネルの数が 4096 に拡張されました。

  • InfiniBand SR-IOV デバイスでデバイス固有プロパティーの動的変更のサポートが追加されました。ldm set-io property=value InfiniBand-VF-or-PF コマンドを使用します。

  • デフォルトの linkprop プロパティー値が phys-state に変更されました。ldm(1M) のマニュアルページを参照してください。

    この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 サーバーでも利用可能です。

  • 仮想ネットワークおよび仮想スイッチデバイスに関する詳細を表示するように ldm list-bindings コマンドが拡張されました。ldm(1M) のマニュアルページを参照してください。

    この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 サーバーでも利用可能です。

  • Oracle VM Server for SPARC テンプレートユーティリティーが拡張され、ovmtadm コマンドが追加されました。ovmtadm(1M) のマニュアルページを参照してください。

    この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 サーバーでも利用可能です。

  • XML インタフェースは、TLS (Transport Layer Security) プロトコルのバージョン 1.2 以上のサポートのみに制限されました。SSLv3、TLSv1.0、TLSv1.1 などの非推奨のプロトコルのサポートは終了しました。

    この機能は、UltraSPARC T2、UltraSPARC T2 Plus、および SPARC T3 サーバーでも利用可能です。

  • Fujitsu M10 サーバー 用に物理パーティション動的再構成ポリシーオプションのサポートが追加されました。『Fujitsu M10/SPARC M10 システム システム運用・管理ガイド』を参照してください。

    この機能は、Fujitsu M10 サーバーでのみサポートされています。

  • バグの修正。