プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesの使用
12c (12.2.1)
E67374-02
目次へ移動
目次

前
次

このガイドで説明する新機能

Oracle WebCenter Sites 12c (12.2.1)には、次の新機能が含まれます。

機能 説明 次の項を参照
Visitor Services

Visitor Servicesを使用すると、WebCenter Sitesのページで、Google、Facebook、主なCRMシステム、およびカスタム・データ・ソースなどの複数の外部プラットフォームにわたって取得された訪問者データを活用できるようになります。取得された訪問者のアクティビティ・データは、複数のリポジトリから統合訪問者プロファイルに集計できます。WebCenter Sitesのマーケティング担当者はこのプロファイルを使用して、訪問者のセグメント化作業やセグメント単位でのコンテンツのターゲット設定作業を改善できます。革新的なプロファイリングにより、以前に取得した訪問者データが新しいデータを使用して継続的に改善されるため、訪問者がサイトで費やす時間が長くなるほどターゲット設定の精度が高まります。また、これらの訪問者プロファイルには、外部アプリケーションからもアクセスできます。

WebCenter Sites: Visitor Servicesの理解

A/B Testing

A/B Testingを使用すると、マーケティング担当者は、コンテンツの各部を互いに実地試験することにより、どの部分が訪問者の好みに最も合っているかを確認できます。Contributorインタフェースから直接アクセス可能なA/B Testingを使用すると、マーケティング担当者はテストを完全に制御できます。また、テスト・バリアントとしてコンテンツ、プレゼンテーション、またはこれら両方の混成のいずれを使用するかを選択することもできます。マーケティング担当者は、テストの開始、テストが成功したかどうかの判断、およびテストの終了に関する基準を選択できます。

テストが開始されたら、マーケティング担当者は、コンテキストに対応した対話式のレポートを使用して、ターゲット・ページで各テストのパフォーマンスをリアルタイムで直接追跡したり、特定のテスト・バリアントを停止またはプロモーションしたり、テストのレポート・インタフェースに進んでより包括的なパフォーマンス・メトリックを参照できます。A/B TestingはWebCenter Sitesに完全に統合されているため、別個のサードパーティのテスト・ツールに関するライセンス供与やトレーニングは必要なく、オーサリング、構築、テスト、配信が統合された単一のソリューションを提供します。

A/B Testingの使用

コントリビュータ・パブリッシュ

現在、パブリッシャ・ロールを持つユーザーは、Contributorインタフェースからページとアセットを直接パブリッシュできます。これにより、規模が小さいパブリッシュ・ジョブにWebCenter Sites管理者が関与しなくてもすむようになります。

承認済アセットのパブリッシュ

マイ・タグ

Contributorインタフェースのワーク・ツリー内の新しいタブには、アセットに割り当てたタグが表示されます。タグを選択すると、そのタグが割り当てられているアセットのリストが表示され、パブリッシュなどのアセット操作へのアクセスが提供されます。

アセットのタグ付け

「継承」タブ

アセットのビュー・フォームで使用可能な「継承」タには、アセットが親アセットから継承したアセット属性が表示されます。

RTL (Right-to-Left)方向

現在、Contributorインタフェースは、アラビア語などのRTL (Right-to-Left)ベースの言語用としてRTL方向をサポートしています。

この機能は、使用環境でこの機能をサポートするよう管理者によって構成されている場合、自動的に有効になります。
アクセシビリティの拡張

現在、WebCenter Sitesは、Oracle Accessibility Guidelines 2.0に準拠した構成可能なアクセシビリティ機能をサポートしています。これには、Contributorインタフェースと管理インタフェース向けのスクリーン・リーダーのサポート、カスタマイズ可能なキーボード・ショートカット、シームレスなキーボードベースのナビゲーション、および高コントラスト・モードが含まれます。

Contributorインタフェースのキーボード・ショートカット

次の機能は、このリリースでは非推奨になりました。