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Oracle® Fusion Middleware WebLogic Server Multitenantの使用
12c (12.2.1)
E67376-02
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1 概要とロードマップ

この章では、このガイド『WebLogic Server Multitenantの使用』の内容と構成について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

ドキュメントのスコープ

このドキュメントでは、WebLogic Server Multitenantの機能および使用方法について説明します。また、ドメイン・パーティションおよびWebLogic Server Multitenant (MT)環境でこれらを使用する方法について説明します。

対象読者

このドキュメントは、システム管理者を対象としています。Fusion Middleware Control (FMWC)およびWebLogic Serverのシステム管理者は、ドメイン・パーティション内のアプリケーションおよびリソースを含む、ドメインに対して完全なアクセスおよび制御が可能です。

関連する責務として、重要な本番システムの保守、セキュリティ・レルムの構成と管理、サーバー・リソースとアプリケーション・リソースへの認証および認可方式の実装、セキュリティ機能のアップグレード、およびセキュリティ・プロバイダのデータベースの保守などが含まれる場合もあります。システム管理者は、Webサービス、WebアプリケーションとEJBのセキュリティ、公開鍵セキュリティ、SSL、Security Assertion Markup Language (SAML)を含むJavaセキュリティ・アーキテクチャに関する深い知識を備えています。

このドキュメントの手引き

このマニュアルの構成は次のとおりです。

関連情報

次のWebLogic Serverドキュメントには、WebLogic Server MTに関する情報が記載されています。

  • 『Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理』 - このドキュメントでは、Fusion Middleware Controlを使用してOracle WebLogic ServerおよびWebLogic Server MTを構成、管理およびモニターする方法について説明します。

  • 『Oracle WebLogic Serverへのアプリケーションのデプロイ』 - このドキュメントでは、WebLogic ServerインスタンスまたはクラスタへのJava EEアプリケーションまたはアプリケーション・モジュールのデプロイについて説明します(ドメイン・パーティション、リソース・グループ・テンプレートおよびリソース・グループへのデプロイを含む)。

  • 『Oracle WebLogic Serverセキュリティの管理 12c (12.2.1)』 - このドキュメントでは、WebLogic Serverのセキュリティを構成する方法について説明します。

  • 『Oracle WebLogic Serverロールおよびポリシーによるリソースの保護』 - 様々なタイプのWebLogicリソースを紹介し、WebLogic Serverを使用してそれらのリソースを保護するための情報を提供します。このドキュメントの現在のバージョンでは、URL (Web)リソースとEnterprise JavaBean (EJB)リソースのセキュリティについて重点的に説明します。

  • 『Oracle WebLogic Serverのアップグレード』: バージョン6.x以前のWebLogic Serverから最新バージョンのWebLogic Serverにアップグレードするために必要な手順などの情報を提供します。また、6.xまたは以前のバージョンからアプリケーションを移行するための情報も記載されています。WebLogic Serverのアップグレード固有の情報は、『Oracle WebLogic Serverのアップグレード』を参照してください。

このリリースでの新機能と変更された機能

このブック『WebLogic Server Multitenantの使用』は、WebLogic Server 12.2.1の新しいドキュメントです。このリリースで導入されたWebLogic Serverの新機能の包括的なリストは、『Oracle WebLogic Serverの新機能 12.2.1』を参照してください。