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Oracle® Server X6-2 Oracle Solaris オペレーティングシステムインストールガイド

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更新: 2016 年 4 月
 
 

ローカルメディアまたはリモートメディアを使用して Oracle Solaris をインストールする

この手順では、ローカルまたはリモートメディアから Oracle Solaris 11.3 オペレーティングシステム (OS) のインストールをブートする方法を説明します。ここでは、次のいずれかのソースからインストールメディアをブートすることを前提にしています。

  1. インストールメディアがブートできることを確認します。
    • 配布 DVD の場合、Oracle Solaris 11.3 (SRU5 適用済み) の DVD をローカルまたはリモートの DVD ドライブに挿入します。

    • ISO イメージの場合、Oracle Solaris 11.3 (SRU5 適用済み) の ISO イメージが使用可能で、KVMS メニューを使用して ISO イメージが Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションにマウントされていることを確認します。

    インストールメディアの設定方法の詳細は、ブートメディアオプションの選択を参照してください。

  2. サーバーをリセットするか、サーバーの電源を投入します。

    たとえば、サーバーをリセットするには、次のいずれかを行います。

    • ローカルサーバーで、サーバーのフロントパネルにある電源ボタンを約 1 秒間押してサーバーの電源を切ってから、もう一度電源ボタンを押してサーバーに電源を入れます。

    • Oracle ILOM Web インタフェースから「Host Management」->「Power Control」をクリックし、「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択してから、「Save」をクリックします。

    • Oracle ILOM CLI で reset /System と入力します

    サーバーがブートプロセスを開始し、BIOS 画面が表示されます。


    image:BIOS 画面を示す画像。

    注 -  次の手順がすぐに発生するため、F8 キーを押せるようにしておきます。画面に表示される時間が短いため、メッセージを注意して観察してください。スクロールバーが表示されないように画面のサイズを拡大してもかまいません。
  3. BIOS 画面で F8 ファンクションキーを押して、Oracle Solaris OS インストールの一時ブートデバイスを指定します。

    [Boot Pop Up Menu Selected]」が BIOS 画面の下部に表示されます。

    次に、「Please Select Boot Device」メニューが表示されます。表示される画面は、UEFI/BIOS ブートモードがレガシー BIOS または UEFI のどちらに構成されているかによって異なります。

    • レガシー BIOS ブートモードの場合、次のような画面が表示されます。


      image:Legacy BIOS ブートモードの「Please Select Boot Device」メニューを示す図。
    • UEFI ブートモードの場合、次のような画面が表示されます。


      image:UEFI ブートモードの「Please Select Boot Device」メニューを示す図。

    注 -  「Please Select Boot Device」メニューは、サーバーに取り付けられているディスクコントローラと、PCIe ネットワークカードなどのその他のハードウェアの種類によって異なります。
  4. 「Please Select Boot Device」メニューで、使用対象として選択した Solaris OS メディアのインストール方法と UEFI/BIOS ブートモードに応じたメニュー項目を選択し、Enter を押します。

    例:

    • レガシー BIOS ブートモードで Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションの方法を使用することを選択した場合、レガシー BIOS ブートモードバージョンの「Please Select Boot Device」メニュー画面で「SATA:DVD:SATA0 P0: TEAC DV-W28SS-W」を選択します。

    • UEFI ブートモードで Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスの配布方法を使用することを選択した場合、UEFI ブートモードバージョンの「Please Select Boot Device」メニュー画面で「[UEFI]USB:VIRTUAL:Remote Iso CDROM2.04」を選択します。

    「GRUB」メニューが表示されます。

  5. 画面上のプロンプトに従って Oracle Solaris のインストールを完了します。

    Oracle Solaris 11.3 のインストール (SRU5 適用済み) を完了する手順については、http://docs.oracle.com/cd/E53394_01/index.html にある Oracle Solaris 11.3 のインストールドキュメントを参照してください。

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