BIOS 設定ユーティリティーでは、必要に応じて UEFI 設定,を表示および編集するだけでなく、最適なデフォルト値を設定することもできます。最適なデフォルト値を設定することにより、良好であることがわかっている構成でサーバーが効率的に動作することが保証されます。最適なデフォルト値は、『Oracle Server X6-2 サービスマニュアル』で確認できます。
F2 キーを使用して BIOS 設定ユーティリティーで行なった変更はすべて、次回に変更するまで常時使用されます。
F2 キーを使用してシステムの BIOS 設定を表示または編集するだけでなく、ブートプロセス中に F8 キーを使用して一時ブートデバイスを指定することもできます。F8 キーを使用して一時ブートデバイスを設定した場合、この変更は現在のシステムブートでのみ有効です。一時ブートデバイスからブートしたあとは、F2 キーを使用して指定された常時ブートデバイスが有効になります。
開始する前に、次の要件が満たされていることを確認してください。
サーバーにハードディスクドライブ (HDD) または半導体ドライブ (SSD) が搭載されています。
サーバーに HDD または SSD が正しく取り付けられています。手順については、Oracle Server X6-2 サービスマニュアル の ストレージドライブの保守 (CRU)を参照してください。
サーバーへのコンソールセッションが確立されています。詳細については、コンソール用ディスプレイの選択を参照してください。
Oracle VM Server を使用するには、次のサーバー BIOS 設定が必要になる可能性があります。
CDROM からインストールを実行するための CDROM デバイスが認識されるには、AHCI モードが必要になる可能性があります。
I/O MMU 仮想設定を無効化します。Intel ベースのサーバーの場合、これは VT-d になります。I/O MMU (I/O Memory Management Unit) はこのリリースではサポートされません。
たとえば、サーバーをリセットするには次のいずれかを実行します。
ローカルサーバーで、サーバーのフロントパネルにある電源ボタンを約 1 秒間押してサーバーの電源を切ってから、もう一度電源ボタンを押してサーバーに電源を入れます。
Oracle ILOM Web インタフェースから「Host Management」->「Power Control」を選択し、「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択してから、「Save」をクリックします。
Oracle ILOM CLI から、「reset /System」と入力します。
サーバーがブートプロセスを開始し、BIOS 画面が表示されます。
[Setup Selected] およびブートモード (レガシーまたは UEFI) が BIOS 画面の最下部に表示されたあと、BIOS 設定ユーティリティーが表示されます。
「OK」を選択してこの操作を続行するか、「Cancel」を選択してこの操作を取り消すよう求めるメッセージが表示されます。
あるいは、「Exit」メニューで「Save Changes and Exit」を選択することもできます。