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Oracle® Fusion Middleware Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成
12c (12.2.0.1)
E70107-04
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1.5 各キャプチャ・モードでサポートされるOracleデータ型とオブジェクトのサマリー

表1-3は、選択したキャプチャ・モードに応じてOracle GoldenGateでサポートされるOracleデータ型のサマリーを示しています。キャプチャ・モードの詳細は、「使用するキャプチャ方法の決定」を参照してください。

Oracleデータ型、オブジェクトおよび操作のサポートの詳細は、「サポートされるOracleデータ型の詳細」に記載されています。


表1-3 キャプチャ・モードごとにサポートされているデータ型

データ型 クラシック・キャプチャ 統合キャプチャ

DATE列およびDATETIME列を含むスカラー列

REDOからキャプチャされます。

REDOからキャプチャされます。

LONG VARCHAR

サポートされません。

REDOからキャプチャされます。

BASICFILE LOB列

DML (INSERT/UPDATE/DELETE)を使用して行われたLOBの変更は、REDOからキャプチャされます。

DBMS_LOBパッケージを使用して行われたLOBの変更は、ベース表から値をフェッチして、ソース表からキャプチャされます。

REDOからキャプチャされます。

SECUREFILE LOB列

SECUREFILE LOBがソース表からフェッチされる場合を除き、REDOからキャプチャされます。

  • LOBは暗号化されています。

  • LOBは圧縮されています。

  • LOBは重複除外されています。

  • LOBは行内に格納されています。

  • LOBは、DBMS_LOBパッケージを使用して変更されます。

  • NOLOGGING LOB

SECUREFILE LOBがソース表からフェッチされる場合を除き、REDOからキャプチャされます。

  • LOBは、DBMS_LOB.FRAGMENT_*プロシージャを使用して変更されます。

  • NOLOGGING LOB。

  • ソースのOracle Databaseリリース/バイナリが12.1未満のとき、LOBが重複解除された。

ソース・データベース互換性が11.2.0.0.0以上に設定されている必要があります。

索引構成表(IOT)

次の制限付きでREDOからキャプチャされます。

  • マッピング表を使用するIOTはサポートされません。

  • IOT表への直接ロード挿入では、SORTED句は使用できません。

  • COMPRESS句で指定された接頭辞圧縮を使用するIOTはサポートされません。

  • IOTに物理ROWIDがない場合は、論理ROWIDになるため、キャプチャはサポートされません。

次の制限付きでREDOからキャプチャされます。

  • マッピング表を使用するIOTはサポートされません。

CLOBとして格納されたXML列

REDOからキャプチャされます。

REDOからキャプチャされます。

ソース・データベース互換性が11.0.0.0.0以上に設定されている必要があります。

バイナリとして格納されたXML列

ソース表からフェッチされます。

ソース・データベース互換性が11.2.0.3.0以上に設定されている必要があります。

互換性が11.2.0.3.0未満の場合は、ソース表からフェッチされます。

オブジェクト・リレーショナルとして格納されたXML列

サポートされません。

REDOからキャプチャされます。

ソース・データベース互換性が11.2.0.3.0以上に設定されている必要があります。

XMLType表

サポートされません。

REDOからキャプチャされます。

ユーザー定義型(UDT)列

ソース表からフェッチされます。

次の制限付きでREDOからキャプチャされます。

TRANLOGOPTIONS USENATIVEOBJSUPPORTを指定して、REDOからのキャプチャを有効にします。

ネイティブ・オブジェクト・サポートを使用するには、ソース・データベース互換性が12.0.0.0.0以上に設定されている必要があります。

次の場合はソース表からフェッチされます。

  • USENATIVEOBJSUPPORTが指定されていない

  • REDO互換性が12.0.0.0.0未満の場合

  • UDTにネストされた表、SDO_TOPO_GEOMETRYタイプまたはSDO_GEORASTERタイプが含まれている場合

    TOPOおよびGeorasterがサポートされるように、ソースで手続き型サプリメンタル・ロギングを有効にする必要があります。

詳細は、「サポートされるOracleデータ型の詳細」で、ユーザー定義型の項を参照してください。

非表示列

サポートされません。

ANYDATA

次のデータ型のみでソース表からフェッチされます。

BINARY_DOUBLE

BINARY_FLOAT

CHAR

DATE

INTERVAL DAY TO SECOND

INTERVAL YEAR TO MONTH

NCHAR

NUMBER

NVARCHAR2

RAW

TIMESTAMP

TIMESTAMP WITH TIME ZONE

TIMESTAMP WITH LOCAL TIMEZONE

UDT

VARCHAR/VARCHAR2

ソース・データベース互換性が11.2.0.0.0以上に設定されている必要があります。

次の制限付きでREDOからキャプチャされます。

TRANLOGOPTIONS USENATIVEOBJSUPPORTを指定して、REDOからのキャプチャを有効にします。

ネイティブ・オブジェクト・サポートを使用するには、ソース・データベース互換性が12.0.0.0.0以上に設定されている必要があります。

次の場合はソース表からフェッチされます

  • USENATIVEOBJSUPPORTが指定されていない

  • REDO互換性が12.0.0.0.0未満の場合

詳細は、「サポートされるOracleデータ型の詳細」で、ANYDATA型の項を参照してください。

Spatial型列

ソース表からフェッチされます。

次の制限付きでREDOからキャプチャされます。

TRANLOGOPTIONS USENATIVEOBJSUPPORTを指定して、REDOからのキャプチャを有効にします。

ネイティブ・オブジェクト・サポートを使用するには、ソース・データベース互換性が12.2.0.1.0以上に設定されている必要があります。

次の場合はソース表からフェッチされます。

  • USENATIVEOBJSUPPORTが指定されていない

  • REDO互換性が12.0.0.0.0未満の場合

  • SDO_TOPO_GEOMETRYまたはSDO_GEORASTER (ラスター表)を使用している場合

    TOPOおよびGeorasterがサポートされるように、ソースで手続き型サプリメンタル・ロギングを有効にする必要があります。

詳細は、「サポートされるOracleデータ型の詳細」で、空間データ型の項を参照してください。

コレクション列(VARRAY)

ソース表からフェッチされます。

VARRAY属性のREDOからキャプチャされます

UDT型のVARRAY属性がサポートされます。

TRANLOGOPTIONS USENATIVEOBJSUPPORTを指定して、REDOからのキャプチャを有効にします。

ソース・データベース互換性が12.0.0.0.0以上に設定されている必要があります。

次の場合はソース表からフェッチされます

  • USENATIVEOBJSUPPORTが指定されていない

  • REDO互換性が12.0.0.0.0未満

  • 最上位のVARRAY列が使用されている場合

詳細は、「サポートされるOracleデータ型の詳細」で、コレクション型の項を参照してください。

コレクション列(ネストされた表)

制限付きでソース表からフェッチされます。

「Oracle DMLのオブジェクトと操作のサポートの詳細」を参照してください。

制限付きでソース表からフェッチされます。

「Oracle DMLのオブジェクトと操作のサポートの詳細」を参照してください。

オブジェクト表

ソース表からフェッチされます。

次の制限付きでREDOからキャプチャされます。

TRANLOGOPTIONS USENATIVEOBJSUPPORTを指定して、REDOからのキャプチャを有効にします。

ネイティブ・オブジェクト・サポートを使用するには、ソース・データベース互換性が12.0.0.0.0以上に設定されている必要があります。

オブジェクト表に対するDDL操作のレプリケーションはサポートされていません。

次の場合は、追加の制限付きでソース表からフェッチされます

  • USENATIVEOBJSUPPORTが指定されていない

  • REDO互換性が12.0.0.0.0未満の場合

  • ネストされた表、SDO_TOPO_GEOMETRYまたはSDO_GEORASTER (ラスター表)を使用している場合

詳細は、「サポートされるOracleデータ型の詳細」で、オブジェクト表の項を参照してください。

Transparent Data Encryption(列の暗号化と表領域の暗号化)

REDOからキャプチャされます。

追加設定が必要です。「クラシック・キャプチャ・モードでのOracle TDEデータの構成」を参照してください。

REDOからキャプチャされます。

ローカル・キャプチャには、追加設定は不要です。

ソース・データベース互換性が11.0.0.0.0以上に設定されている必要があります。

基本圧縮

サポートされません。

REDOからキャプチャされます。

OLTP圧縮

サポートされません。

REDOからキャプチャされます。

Exadataハイブリッド列圧縮

サポートされません。

REDOからキャプチャされます。

非RACデータベース上のXA

REDOからキャプチャされます。

REDOからキャプチャされます。

RACデータベース上のXA

サポートされません。

サポートされるには、XAのすべてのブランチが同一インスタンスに向けられていることを確認する必要があります。

REDOからキャプチャされます。

ソース・データベース互換性が11.2.0.0.0以上に設定されている必要があります。

非RACデータベース上のPDML

REDOからキャプチャされます。

REDOからキャプチャされます。

RACデータベース上のPDML

サポートされません。

サポートされるには、PDMLトランザクションから生成される子トランザクションが複数のインスタンスにまたがらないことを確認する必要があります。

REDOからキャプチャされます。