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Oracle® Fusion Middleware Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成
12c (12.2.0.1)
E70107-04
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1.4 データベース構成

この項では、Oracle Databaseに固有のOracle GoldenGate要件を示します。これらは、特に指定されていないかぎり、両方のキャプチャ・モードに適用されます。

  • DBMS_LOB.LOADFROMFILEプロシージャを使用してLOB列のみを更新し、サプリメンタル・ログがすべての列にある場合、統合Extractはキー列およびパフォーマンスを改善するLOBをキャプチャします。クラシックExtractはデフォルトですべての列をキャプチャします。これらの動作は同種レプリケーションを生じさせません。ただし、データ・ウェアハウスへのレプリケーションがあると、更新のためにすべての列が必要になる場合があります。クラシックExtractから統合Extractに変換する場合、次のパラメータのうち1つを使用してExtractが確実に正しく動作するようにする必要があります。

    • KEYCOLSを使用して(LOB以外の)すべての列を追加します。

    • LOGALLSUPCOLSを使用して、サプリメンタル・ロギングされる列の書込みを制御します。

  • データベース・ユーザーの権限および構成要件は、「Oracle GoldenGate資格証明の確立」を参照してください。

  • Windowsシステム上で複数のOracleインスタンス(ORACLE_SID)に対してOracle GoldenGateを実行するには、それぞれに対してOracle GoldenGateのインスタンスをインストールする必要があります。

  • 64ビットのSun Solarisでは、Oracle GoldenGateでは32ビットのOracleライブラリが含まれるようにLD_LIBRARY_PATHが必要です。LD_LIBRARY_PATHの設定については、「UNIX上での動的ビルドのライブラリ・パスの設定」を参照してください。

  • Bequeath接続を使用するようにデータベースが構成されている場合、sqlnet.oraファイルにbequeath_detach=true設定が含まれている必要があります。

  • Oracle GoldenGateのプログラムがOracle XDKライブラリにアクセスできるように、完全なOracleクライアントとOracle GoldenGateを併用する必要があります。それらのライブラリがないOracle Instant Clientは使用しないでください。完全なクライアントはOracle Webサイトからダウンロードできます。

  • Oracle Real Application Cluster (RAC)環境にOracle GoldenGateをインストールするには、RACノードによってアクセスされる共有ドライブにOracle GoldenGateをインストールします。詳細は、「クラスタ内でのOracle GoldenGateのインストールの準備」を参照してください。

  • (統合キャプチャ・モード)統合キャプチャ・モードでは、ソース・システム上またはダウンストリームOracle Databaseのログマイニング・サーバーを使用します。Oracle GoldenGate用のすべてのOracle Databaseリリース・バンドル・パッチの詳細は、My Oracle Supportの記事1557031.1を参照してください。

    Oracle 11.2.0.3ソース・データベースで統合キャプチャ・モードを使用するには、統合Extractに必要な11.2.0.3データベース固有のバンドル・パッチをダウンロードしてインストールします。

    詳細は、「キャプチャおよび適用モードの選択」を参照してください。

  • Oracle Databaseは、Extractでログ・ファイルを処理できるように、ARCHIVELOGモードにする必要があります。