この章には次の情報が含まれています。
Oracle Enterprise Managerは記憶域リソースとそのコンポーネント(記憶域プール、記憶域ハードウェア、ファイルシステム、および論理ボリュームなど)を検出、管理します。
記憶域サーバーはそのリソースを、論理ユニット(LUN)または共有として公開します。記憶域クライアントはこれらのLUNおよび共有に対するアクセスがあり、固有のファイルシステムまたはデバイスとして表し、さらにこれらのファイルシステムを固有のクライアント(アプリケーション、データベースまたは仮想マシンなど)に公開します。
システム・インフラストラクチャ・プラグインにより、記憶域アプライアンスおよびホストの記憶域リソースが管理されます。
記憶域管理には、記憶域リソースをオペレーティング・システムと仮想アセットが利用できるようにするためのすべてのアクティビティが含まれます。次にいくつかのアクティビティを示します。
記憶域ターゲットの検出とそれらの関係を導出します。
すべての記憶域ターゲット・コンポーネントの構成およびパフォーマンスのメトリックを収集します。
インシデントを検出します。
LUN、ファイルシステム、プロジェクト、プールなどの記憶域ターゲット・コンポーネントをモニターします。
表33-1に、情報が記載されている場所を示します。
表33-1 ユーザー・インタフェース内での記憶域情報の場所
| オブジェクト | 場所 |
|---|---|
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Oracle ZFS Storage Applianceターゲットの表示 |
「すべてのターゲット」セレクタで、「Oracle ZFS Storage Server」を選択します。「Oracle ZFS Storage Server」をクリックし、「サマリー」ページを表示します。 |
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ホストの記憶域情報の表示 |
「すべてのターゲット」セレクタで、「ホスト」を選択します。特定のホストをクリックし、「サマリー」ページを表示します。右側の「記憶域」アイコンをクリックします。詳細を表示するには、左側にある「ディスク」、「ファイルシステム」、「SAN構成」、「Linux LVMボリューム・グループ」または「ZFS記憶域プール」のアイコンをクリックします。 |
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記憶域トポロジの表示 |
「すべてのターゲット」セレクタで、記憶域アプライアンスを右クリックします。「構成」を選択し、「トポロジ」をクリックします。 |
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記憶域パフォーマンス・メトリックの表示 |
「すべてのターゲット」セレクタで、記憶域アプライアンスを右クリックします。「モニタリング」を選択し、「すべてのメトリック」をクリックします。 |
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記憶域構成メトリックの表示 |
「すべてのターゲット」セレクタで、記憶域アプライアンスを右クリックします。「構成」を選択し、「最新収集」をクリックします。 |
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記憶域クラスタ・メンバーシップの表示 |
「すべてのターゲット」セレクタで、記憶域アプライアンス・クラスタを選択します。「ターゲット・ナビゲーション」アイコンをクリックします。 |
要件に応じて、次の処理を実行できます。
記憶域ターゲットの検出。
ストレージ・ターゲットの構成の表示。
インシデントおよびパフォーマンス・メトリックの診断。
ターゲットのモニター方法とパフォーマンス測定方法の変更。
記憶域アプライアンス・ターゲットをブラックアウトし、これによりその関連する自動的に昇格されたターゲット・メンバーすべてに対してブラックアウトを実行します。
記憶域アプライアンス・ダッシュボードには、インシデント、領域使用量、ディスクI/Oアクティビティのグラフィカル表示、LUNの数、共有の数および最終構成詳細を含む、記憶域アプライアンスのステータスに関する基本情報が8個のダッシュレットの形式で表示されます。選択した記憶域アプライアンスのダッシュボードを表示する手順は、「記憶域アプライアンス・ダッシュボードの表示」を参照してください。
図33-1に示すように、ダッシュレットが表示されます。別のダッシュレットの組合せに切り替えるには、ダッシュボードの下のアイコンをクリックします。
記憶域アプライアンス・ダッシュボードにおいて、次のダッシュレットを表示することができます。
基本的なハードウェア情報: アプライアンスまたは記憶域サーバーのモデル名、IPアドレス、CPU、バージョン、ロールおよびロケータの詳細が表示されます。また、アプライアンスの新規バージョンがダウンロードできる場合は情報が表示されます。
オープン・インシデント: 致命的、重要および警告カテゴリのオープン・インシデントの数が表示されます。このダッシュレットにオープン・インシデントとして表示されている数をクリックすると、そのカテゴリのインシデントに関する詳細情報が表示されます。
記憶域の使用状況: アプライアンスまたは記憶域サーバーの、使用済領域および使用可能な領域の割合が表示されます。アプライアンス・レベルでの記憶域の使用状況が表示されます。
ディスクI/Oのバイト数/秒(過去24時間): 記憶域アプライアンスの、全体的なディスクI/Oアクティビティの1秒当たりのバイト数をグラフィカル表示で示します。
論理ユニット使用の分散: 使用されているLUNの合計数がグラフィカル表示の形式で表示されます。また、記憶域使用率に基づいたLUNの分散も表示されます。
共有使用の分散: 使用されている共有の合計数がグラフィカル表示の形式で表示されます。また、記憶域使用率に基づいた共有の分散も表示されます。
ディスクI/Oの操作数/秒(過去24時間): 記憶域アプライアンスの、全体的なディスクI/Oの1秒当たりの操作数をグラフィカル表示で示します。
最終構成詳細: 最新の構成変更の日時情報および最終報告インシデントが表示されます。
記憶域アプライアンス・ダッシュボードを表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のターゲット名をクリックし、記憶域アプライアンスのダッシュボードを表示します。
記憶域アプライアンス・クラスタのダッシュボードを表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「グループ、システムおよびサービス」ターゲット・タイプを開きます。
「グループ、システムおよびサービス」でクラスタ・ターゲットのリストを表示できます。
「グループ、システムおよびサービス」で特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。
選択したクラスタ・ターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインでリストから特定のクラスタ・ターゲット名をクリックして、記憶域アプライアンス・クラスタのダッシュボードを表示します。
記憶域アプライアンス・ユーザー・インタフェースのメイン・ウィンドウの「ハードウェア」タブには、図33-2に示すように、選択したアプライアンスのフォトリアリスティック・ビュー(前面、最上部、背面など)が表示されます。選択した記憶域アプライアンスのフォトリアリスティック画像を表示する手順は、「フォトリアリスティック画像の表示」を参照してください。
フォトリアリスティック画像で表示されるいずれかのコンポーネントにカーソルを重ねて、そのコンポーネントに関する追加の情報を表示することができます。
存在してコンポーネントに関連する場合、アプライアンスの次のハードウェア情報を表示できます。
コンポーネント名
モデル名
アーキテクチャ
製造業者
シリアル番号
クリティカルなインシデント情報
部品番号
メモリー・コンポーネントのサイズ
CPUのコア合計
使用可能なCPUのコア
アプライアンスの「ハードウェア」タブ詳細を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
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注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のターゲット名をクリックします。
記憶域アプライアンスのユーザー・インタフェースの右側に表示される「ハードウェア」タブをクリックして、選択したターゲットのフォトリアリスティック画像を表示します。
記憶域アプライアンス・ユーザー・インタフェースのメイン・ウィンドウの「サマリー」タブには、ハードウェア・コンポーネントおよびアクティブな記憶域サービスに関する詳細情報が表示されます。選択した記憶域アプライアンスのサマリーを表示する手順は、「サマリーの表示」を参照してください。
アプライアンスまたは記憶域サーバーを選択して詳細情報を表示すると、図33-3に示すように、「サマリー」タブ・ビュー付きのユーザー・インタフェースが開きます。
「サマリー」タブで、次のアプライアンスの記憶域サマリー情報を表示できます。
IPアドレス付きのアプライアンス名と記憶域リソースのステータスを示すロケータ・ライト。
記憶域プール配分に関する情報を表示する円グラフ。円グラフの中心ノードをクリックして、記憶域アプライアンスの詳細サマリーを表示できます。記憶域アプライアンスの次の詳細が表示されます。
使用済/合計領域
記憶域アプライアンスにアタッチされているディスクの数
記憶域アプライアンスのプールの数
記憶域アプライアンスのLUNの数
記憶域アプライアンスの共有の数
記憶域アプライアンスに対してアクティブな記憶域サービス
過去5時間、過去24時間および過去7日間の使用状況を示す記憶域使用状況グラフ。
過去5時間、過去24時間および過去7日間の1秒当たりのディスクI/O操作のグラフ
過去5時間、過去24時間および過去7日間の1秒当たりのディスクI/Oバイトのグラフ
アプライアンス円グラフのプール・ノードをクリックして、記憶域プールの詳細サマリーを表示できます。記憶域プールの次の詳細が表示されます。
プールの使用済/合計領域情報
プール内のプロジェクトの数
プール内のLUNの数
プール内の共有の数
プールのステータス
物理および論理グループ記憶域プールのサイズ使用量を示すZFS記憶域プール記憶域使用状況グラフ
過去5時間、過去24時間および過去7日間のZFS記憶域プールの使用状況のグラフ
アプライアンスまたはクラスタの「サマリー」タブ詳細を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
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注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のターゲット名をクリックします。
「サマリー」タブをクリックして、選択したターゲットのサマリー詳細を表示します。
記憶域アプライアンス・ユーザー・インタフェースのメイン・ウィンドウの「プロジェクト」タブには、図33-4に示すように、ファイルシステムおよびLUNで使用される記憶域領域に関する詳細情報が表示されます。さらに、特定のファイルシステムまたはLUN (NFS、SMB、HTTP、FTP、TFTP、SFTPなど)に対してアクティブである記憶域サービスも示されます。選択した記憶域アプライアンスのプロジェクトを表示する手順は、「プロジェクトの表示」を参照してください。
アプライアンスの次の記憶域プロジェクト情報を「プロジェクト」タブに表示できます。
特定の記憶域アプライアンスおよびそれらが使用する記憶域領域のファイルシステムおよびLUNのリスト。
論理割当、物理サイズおよび物理使用状況を示す記憶域領域(GB)グラフ。
グラフの論理割当てバーは、記憶域に割り当てられたサイズを示します。
グラフの論理割当てバーの上の物理サイズ・バーは、実際の記憶域サイズを示します。
物理使用状況バーは、記憶域によって使用されている領域を示します。
記憶域の使用率。
アクティブで、「緑」で示されている「記憶域サービス」。
アプライアンスの詳細を「プロジェクト」タブに表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
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注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のターゲット名をクリックします。
「プロジェクト」タブをクリックして、選択したターゲットの記憶域詳細を表示します。
記憶域アプライアンス・ユーザー・インタフェースの「グラフ」タブには、「リソース」、「デバイス」、「SAN使用状況」、「NAS使用状況」および「ZFS記憶域プール」の各タブが表示されます。これらのタブのいずれかを選択して、特定のアプライアンスのそれぞれグラフィカル表示を表示できます。
「グラフ」タブは、記憶域アプライアンス・ユーザー・インタフェースの右側に表示されます。「グラフ」タブをクリックすると、図33-5に示すように、左側に別の記憶域アプライアンスのグラフィカル表示のタブが表示されます。
「グラフ」タブでアプライアンスのそれぞれグラフィカル表示を示す次のアイテムを表示できます。
リソース: 「リソース」タブは、時間に対するCPU使用率(%)およびメモリー使用状況詳細をグラフィカル表示で示します。
デバイス: 「デバイス」タブは、全ディスクにわたる1秒当たりの合計ディスクI/O操作数および合計ディスクI/Oバイト数を時間に対するグラフィカル表示で示します
SAN使用状況: 「SAN使用状況」タブは、時間に対する1秒当たりの操作合計および1秒当たりのバイト合計をグラフィカル表示で示します。
NAS使用状況: 「NAS使用状況」タブは、NAS使用状況およびSMB使用率の時間に対する1秒当たりの操作合計を2つのグラフィカル表示で示します。
ZFS記憶域プール: 「ZFS記憶域プール」タブは、時間に対する使用領域および割当て領域をグラフィカル表示で示します。
アプライアンスの「リソース」グラフ詳細を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
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注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のターゲット名をクリックします。
選択したターゲットのグラフィカル表示を表示するための使用可能な様々なオプションには、「グラフ」タブをクリックします。
「リソース」タブをクリックして、選択したターゲットのそれぞれのグラフィカル表示を表示します。
(オプション): グラフを表示する必要のある特定の期間を選択できます。「期間」メニューで選択し、過去1時間、過去24時間および過去5日間のグラフィカル表示を表示できます。デフォルトでは、過去1時間のグラフが表示されます。
(オプション): 個々のグラフの右下隅にある「表ビュー」をクリックすると、詳細を表形式で表示できます。
アプライアンスの「デバイス」グラフ詳細を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
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注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のターゲット名をクリックします。
選択したターゲットのグラフィカル表示を表示するための使用可能な様々なオプションには、「グラフ」タブをクリックします。
「デバイス」タブをクリックして、選択したターゲットのそれぞれのグラフィカル表示を表示します。
(オプション): グラフを表示する必要のある特定の期間を選択できます。「期間」メニューで選択し、過去1時間、過去24時間および過去5日間のグラフィカル表示を表示できます。デフォルトでは、過去1時間のグラフが表示されます。
(オプション): 個々のグラフの右下隅にある「表ビュー」をクリックすると、詳細を表形式で表示できます。
アプライアンスの「SAN使用状況」グラフ詳細を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
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注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のターゲット名をクリックします。
選択したターゲットのグラフィカル表示を表示するための使用可能な様々なオプションには、「グラフ」タブをクリックします。
「SAN使用状況」タブをクリックして、選択したターゲットのそれぞれのグラフィカル表示を表示します。
(オプション): グラフを表示する必要のある特定の期間を選択できます。「期間」メニューで選択し、過去1時間、過去24時間および過去5日間のグラフィカル表示を表示できます。デフォルトでは、過去1時間のグラフが表示されます。
(オプション): 個々のグラフの右下隅にある「表ビュー」をクリックすると、詳細を表形式で表示できます。
アプライアンスの「NAS使用状況」グラフ詳細を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
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注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のターゲット名をクリックします。
選択したターゲットのグラフィカル表示を表示するための使用可能な様々なオプションには、「グラフ」タブをクリックします。
「NAS使用状況」タブをクリックして、選択したターゲットのNAS使用率およびSMB使用率のグラフィカル表示を表示します。
(オプション): グラフを表示する必要のある特定の期間を選択できます。「期間」メニューで選択し、過去1時間、過去24時間および過去5日間のグラフィカル表示を表示できます。デフォルトでは、過去1時間のグラフが表示されます。
(オプション): 個々のグラフの右下隅にある「表ビュー」をクリックすると、詳細を表形式で表示できます。
アプライアンスの「ZFS記憶域プール」グラフ詳細を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
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注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のターゲット名をクリックします。
選択したターゲットのグラフィカル表示を表示するための使用可能な様々なオプションには、「グラフ」タブをクリックします。
「ZFS記憶域プール」タブをクリックして、選択したターゲットのそれぞれのグラフィカル表示を表示します。
「ZFS記憶域プール」ドロップダウンで、選択したターゲットのグラフィカル表示を表示する特定の記憶域プールを選択します。
(オプション): グラフを表示する必要のある特定の期間を選択できます。「期間」メニューで選択し、過去1時間、過去24時間および過去5日間のグラフィカル表示を表示できます。デフォルトでは、過去1時間のグラフが表示されます。
(オプション): 個々のグラフの右下隅にある「表ビュー」をクリックすると、詳細を表形式で表示できます。
検出されたホスト・ターゲットの記憶域情報を表示できます。ホストのユーザー・インタフェースのメイン・ウィンドウの「記憶域」タブには、「ディスク」、「ファイルシステム」、「Linuxボリューム・グループ」、「ZFS記憶域プール」および「SAN構成」の各タブが表示されます。これらのタブのいずれかを選択すると、詳細情報を表示できます。
「記憶域」タブは、ホストのユーザー・インタフェースの右側に表示されます。「記憶域」タブを選択すると、図33-6に示すように、左側に別のホスト記憶域タブが表示されます。
「記憶域」タブで、次のホストの記憶域情報を表示できます。
ディスク: 論理ディスク情報および物理ディスク情報が表示されます。
ファイルシステム: ファイルシステム名、そのマウント位置、サイズ、インシデントおよび記憶域の使用状況が表示されます。
Linux LVMボリューム・グループ: 別のボリューム名が表示されます。ボリューム・ボックスのいずれかをクリックして、合計領域(GB)、インシデント数、ボリューム数、記憶域使用率およびボリュームのステータスを表示できます。このタブはLinuxホストの場合にのみ表示されます。
ZFS記憶域プール: 別の記憶域プールのボリュームを表示します。ボリューム・ボックスのいずれかをクリックして、合計領域(GB)、インシデント数、ボリューム数、記憶域使用率およびボリュームのステータスを表示できます。このタブはOracle Solarisホストにのみ表示されます。
SAN構成: ネットワーク・ハードウェア名、接続されているターゲット数、接続されているデバイス数、セッション・レスポンス時間、最大接続再試行時間、FCポートID、FCポートの状態などを表示します。
ホストのメイン・ウィンドウにある「記憶域」タブでは、「ディスク」タブをリストします。LinuxホストまたはOracle Solarisホストのディスク情報を表示できます。
「ディスク」タブで、次のホストのディスク情報を表示できます。
ローカル・ディスクやリモート・ディスクなどのディスクのタイプ
各ディスクの名前
各ディスクのサイズ
各ディスクのデバイス・ロケーション
インシデント数が0より大きい場合、それぞれのディスクのインシデント数
過去24時間の1秒当たりの読取り操作
1秒当たりの最大読取り操作数
過去24時間の1秒当たりの書込み操作
1秒当たりの最大書込み操作数
記憶域の使用状況
スナップショット数が0より大きい場合、Oracle SolarisホストのSnapshotCountとSnapshotUtilization
ベンダー名
ホストのディスク情報を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
リストされたホスト・ターゲットを表示できます。
「ホスト」をクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のホスト・ターゲットをクリックします。
ユーザー・インタフェースの右側に表示される「記憶域」タブをクリックします。
ディスク・タブをクリックします。
(オプション): すべてのディスク、ローカル・ディスクのみ、リモート・ディスクのみを表示する場合に選択できます。また、「フィルタ基準」フィールドにボリューム名を入力すると、ディスクのリストをフィルタ処理できます。
デフォルトでは、表示されるディスク・ボリューム数は、使用率、およびアラートが含まれるボリュームごとに25に制限されています。このデフォルト値は変更できます。左側のナビゲーション・ペインで「ホスト」を選択後、右側のペインにリストされた特定のホストを右クリックします。「モニタリング」を選択して、「メトリックと収集設定」をクリックします。「メトリックと収集設定」ウィンドウでボリューム統計メトリックを見つけ、「ボリュームの領域使用率(%)」行の「編集」をクリックします。「メトリック収集のプロパティ」にプロパティ名およびプロパティ値が表示されます。NumberOfVolumesプロパティの値は、25として表示されます。このプロパティ値を目的の値に編集できます。
ホストのメイン・ウィンドウにある「記憶域」タブでは、「ファイルシステム」タブをリストします。LinuxホストまたはOracle Solarisホストのファイルシステム情報を表示できます。
「ファイルシステム」タブで、次のホストのファイルシステム情報を表示できます。
ローカル・ファイルシステムやリモート・ファイルシステムなどのファイルシステムのタイプ
各ファイルシステムの名前
各ファイルシステムのサイズ
各ファイルシステムのマウント・ロケーション
それぞれのファイルシステムのインシデント数
過去24時間の1秒当たりの読取り操作
1秒当たりの最大読取り操作数
過去24時間の1秒当たりの書込み操作
1秒当たりの最大書込み操作数
記憶域使用率
Oracle Solarisホストに対して有効になっている場合、圧縮率
ホストのファイルシステム情報を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
リストされたホスト・ターゲットを表示できます。
「ホスト」をクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のホスト・ターゲットをクリックします。
ユーザー・インタフェースの右側に表示される「記憶域」タブをクリックします。
「ファイルシステム」タブをクリックします。
(オプション): すべてのファイルシステム、ローカル・ファイルシステムのみ、リモート・ファイルシステムのみを表示する場合に選択できます。また、「フィルタ基準」フィールドにファイルシステム名を入力すると、ディスクのリストをフィルタ処理できます。
デフォルトでは、表示されるファイルシステム数は、使用率ごとに25に制限されています。このデフォルト値は変更できます。左側のナビゲーション・ペインで「ホスト」を選択後、右側のペインにリストされた特定のホストを右クリックします。「モニタリング」を選択して、「メトリックと収集設定」をクリックします。「メトリックと収集設定」ウィンドウでファイルシステム統計メトリックを見つけ、「ファイルシステムの領域使用率(%)」行の「編集」をクリックします。「メトリック収集のプロパティ」にプロパティ名およびプロパティ値が表示されます。NumberOfFilesystemsプロパティの値は、25として表示されます。このプロパティ値を目的の値に編集できます。ファイルシステム・プロパティを設定して、使用率に関係なく、収集する必要があるファイルシステムを指定することもできます。
ホストのメイン・ウィンドウにある「記憶域」タブでは、「SAN構成」タブをリストします。LinuxホストまたはOracle Solarisホストの「SAN構成」情報を表示できます。
「SAN構成」タブで、次のホストの「SAN構成」情報を表示できます。
iSCSIまたはFCなどのSANイニシエータ・タイプ
iSCSI SANイニシエータ・タイプのIQN名
接続済ターゲットの合計数
アタッチ済デバイスの合計数
ホストのSAN構成情報を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
リストされたホスト・ターゲットを表示できます。
「ホスト」をクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のホスト・ターゲットをクリックします。
ユーザー・インタフェースの右側に表示される「記憶域」タブをクリックします。
「SAN構成」タブをクリックします。
ホストのメイン・ウィンドウにある「記憶域」タブでは、「Linux LVMボリューム・グループ」タブをリストします。LinuxホストのLinuxボリューム・グループ情報を表示できます。
|
注意: 「Linux LVMボリューム・グループ」タブはLinux環境でのみ使用できます。 |
「Linux LVMボリューム・グループ」タブでは、選択したボリュームの次の情報を表示できます。
合計領域(GB)
上か下かを示すLVMのターゲット・ステータス
インシデント
ボリューム
記憶域使用率
「Linux LVMボリューム・グループ使用状況」グラフ
Linux LVMボリューム・グループ階層
ホストのLinuxボリューム・グループ情報を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
リストされたホスト・ターゲットを表示できます。
「ホスト」をクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のホスト・ターゲットをクリックします。
ユーザー・インタフェースの右側に表示される「記憶域」タブをクリックします。
「Linux LVMボリューム・グループ」タブをクリックします。様々なボリュームがブロックの形式で左側にリストされます。
詳細情報を表示するには、特定のボリュームをクリックします。
ホストのメイン・ウィンドウにある「記憶域」タブでは、「ZFS記憶域プール」タブをリストします。様々なzpoolの詳細情報を表示できます。
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注意: 「ZFS記憶域プール」タブはOracle Solaris環境でのみ使用できます。 |
「ZFS記憶域プール」タブでは、選択したzpoolの次の情報を表示できます。
合計領域(GB)
上か下かを示すプールのターゲット・ステータス
インシデント
ファイルシステム
ボリューム
重複排除率
記憶域使用率
オンライン、オフラインまたは失敗かを示すZpoolのステータス
ZFS記憶域プール使用状況グラフ
ZFS記憶域プール階層
ホストのZFS記憶域プール情報を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
リストされたホスト・ターゲットを表示できます。
「ホスト」をクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のホスト・ターゲットをクリックします。
ユーザー・インタフェースの右側に表示される「記憶域」タブをクリックします。
「ZFS記憶域プール」タブをクリックします。様々な使用済zpoolがブロックの形式で左側にリストされます。
詳細情報を表示するには、特定のzpoolをクリックします。
Enterprise Managerでは、記憶域サーバーと記憶域クライアントの関係を表示できます。「トポロジ」オプションは、記憶域サーバーのLUNまたは共有などの各公開要素間の関係および指定したホストにデバイスやファイルシステムとして存在するかどうかを表示します。データベースなどの様々なアプリケーション間の関係またはVMなどの仮想化エンティティも示します。
記憶域アプライアンスまたはホストの記憶域構成トポロジを表示できます。また、特定の記憶域サーバー要素または特定のホスト要素の記憶域構成トポロジを表示できます。それぞれの要素を選択し、トポロジ詳細を表示するために選択します。選択した記憶域アプライアンスまたはホストのトポロジを表示する手順は、「記憶域構成トポロジの表示」を参照してください。
選択したターゲットのトポロジ情報を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
|
注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
次の方法のいずれか1つを実行することで、記憶域構成トポロジ情報を表示できます。
右側のペインでターゲット名を右クリックすると、関連するオプションが表示されます。
右側のペインで特定のターゲットをクリックし、ユーザー・インタフェースの左上部に表示されるターゲット・ドロップダウン・リストをクリックします。
「構成」を選択し、「トポロジ」をクリックします。
この項では、記憶域構成メトリックおよび記憶域パフォーマンス・メトリックを表示する手順について説明します。また、記憶域パフォーマンス・メトリックを変更する手順についても説明します。この項で説明する項目を次に示します。
記憶域パフォーマンス・メトリックを表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
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注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
次の方法の1つを実行することで、選択したターゲットのパフォーマンス・メトリックを表示できます。
右側のペインでターゲット名を右クリックすると、関連するオプションが表示されます。
右側のペインで特定のターゲットをクリックし、ユーザー・インタフェースの左上部に表示されるターゲット・ドロップダウン・リストをクリックします。
「モニタリング」を選択し、「すべてのメトリック」をクリックします。
メトリック収集概要、様々なメトリック・イベント(オープン・アラートおよび過去7日間の上位5つの変更メトリックなど)およびデプロイ済メトリック拡張情報を表示できます。
記憶域構成メトリックを表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
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注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。中央のペインで、特定のクラスタ・ターゲットを選択します。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
次の方法のいずれか1つを実行することで、記憶域構成メトリックの表示を続行できます。
右側のペインでターゲット名を右クリックすると、関連するオプションが表示されます。
右側のペインで特定のターゲット名をクリックし、ユーザー・インタフェースの左上部に表示されるターゲット・ドロップダウン・リストをクリックします。
「構成」を選択し、「最新収集」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインから構成メトリックを選択し、選択したメトリックの構成プロパティを表示します。
Oracle Enterprise Managerは記憶域リソースをモニターし、パフォーマンスを追跡するために、その情報を収集します。収集するメトリックや、場合によっては、メトリックの収集方法(頻度など)を変更することができます。
選択したターゲットのパフォーマンス・メトリックを変更するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
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注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
次の方法のいずれか1つを実行することで、パフォーマンス・メトリックの表示を続行できます。
右側のペインでターゲット名のいずれかを右クリックすると、関連するオプションが表示されます。
右側のペインで特定のターゲット名をクリックし、ユーザー・インタフェースの左上部に表示されるターゲット・ドロップダウン・リストをクリックします。
「モニタリング」を選択し、「すべてのメトリック」をクリックします。
様々なメトリックの詳細を表示できます。
左側のナビゲーション・ペインで、特定のメトリックを選択します。このメトリックを変更できる場合は、「収集スケジュール」の右側のペインに「変更」ボタンが表示されます。
「変更」をクリックします。
「収集スケジュールの変更」ウィンドウで、値を変更してメトリックの収集を調整します(通常は頻度やメトリックの使用方法)。必要に応じて、収集を変更できるように、この変更の影響を受けるメトリックを書き留めておきます。
変更を保存する場合は、「OK」をクリックします。
2つのOracle ZFS Storage Applianceでクラスタ構成設定を持つことができます。そのような構成が使用中の場合、これら2つのアプライアンスのクラスタ・メンバーシップ情報を表示できます。
クラスタ構成設定にあるアプライアンスのクラスタ・メンバーシップ情報を表示するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「グループ、システムおよびサービス」ターゲット・タイプを開きます。
「グループ、システムおよびサービス」でクラスタ・ターゲットのリストを表示できます。
「グループ、システムおよびサービス」で特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
右側のペインのリストから特定のクラスタ・ターゲット名をクリックします。
図33-7に示すように、クラスタ・ドロップダウン・リストの左側に表示される「ターゲット・ナビゲーション」タブをクリックします。
特定のクラスタを選択し、クラスタの記憶域サマリー詳細を表示します。ダッシュボードのクラスタ情報、クラスタ構成設定のある記憶域アプライアンスの画像、様々なネットワークおよびプール情報を表示することができます。
アプライアンスまたはホストがターゲットとして検出されると、一部のターゲット・メンバーが自動的に昇格されます。自動的に昇格されるターゲット・メンバーのリストを表示するには、「Oracle ZFS Storage Applianceのターゲット・メンバー」を参照してください。ターゲットの削除またはそのメンバーの削除のいずれかを選択できます。アプライアンスやホストなどのターゲットを削除することを選択した場合、関連するサブターゲットもすべて削除されます。記憶域リソースを削除する手順は、「記憶域リソースの削除」を参照してください。
すべてのメンバーを削除するには、削除処理をターゲット・レベルで開始する必要があります。
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注意: ターゲット・メンバーにアプライアンスまたはホストとの適切な関連付けがあれば、そのようなメンバーは正常に削除されます。たとえば、ディスクシェルフのターゲット・メンバーは、ZFS記憶域サーバーに関連付けられています。これらのターゲット・メンバーの関連付けが正しくない場合は、ディスクシェルフのターゲット・メンバーは削除されません。 |
記憶域リソースを削除するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」をクリックします。
左側のナビゲーション・ペインで、「サーバー、ストレージおよびネットワーク」ターゲット・タイプを開きます。
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」の下にアプライアンス・ターゲットのリストを表示できます。
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注意: クラスタ・ターゲットを表示するには、左側のナビゲーション・ペインで「グループ、システムおよびサービス」を開きます。右側のペインで特定のクラスタ・ターゲットをクリックします。 |
「サーバー、ストレージおよびネットワーク」で特定のアプライアンス・ターゲットをクリックします。
選択したターゲットのターゲット名、ターゲット・タイプおよびターゲット・ステータスが右側のペインに表示されます。
次の方法のいずれか1つを実行することで、記憶域リソースの削除を続行できます。
右側のペインで削除するターゲット名を右クリックします。
右側のペインで特定のターゲット名をクリックし、ユーザー・インタフェースの左上部に表示されるターゲット・ドロップダウン・リストをクリックします。
「ターゲット設定」を選択し、「ターゲットの削除」をクリックします。
「確認」ダイアログ・ボックスで、「はい」をクリックして特定のターゲットを削除します。
クラスタの一部であるOracle ZFS Storage Applianceを削除できます。Oracle ZFS Storage Applianceを削除する手順は、「記憶域リソースの削除」を参照してください。2つのOracle ZFS Storage Serverにクラスタ構成設定がある場合、クラスタ・ターゲットを削除すると、クラスタ内の記憶域サーバーとディスクシェルフなどの関連するターゲット・メンバーのいずれも削除されます。Oracle ZFS Storage Applianceのメンバーには次が含まれます。
ZFS記憶域サーバー
ディスクシェルフ
ZFS Storage Applianceクラスタ
クラスタ構成設定に含まれている記憶域サーバーの1つの削除を起動すると、関連するクラスタ・ターゲットが削除されます。その他の記憶域サーバーは削除されません。2つ目の記憶域サーバーが存在する場合、ディスクシェルフは削除されません。
クラスタ構成設定に含まれていない記憶域サーバーの削除を起動すると、関連するディスクシェルフが削除されます。
この項では、エンジニアド・システム上のOracle ZFS Storage Applianceの前提条件について説明します。非rootユーザーは、分析データセットを表示するために必要な権限を持っている必要があります。特定の権限が割り当てられていない場合、分析メトリックはエラーを表示します。非rootユーザーがデータセットにアクセスするために、追加権限を追加できます。
アプライアンスのユーザー・インタフェースに権限を追加するには、次の手順を実行します。
Oracle ZFS Storage Applianceユーザー・インタフェースにログインします。
「構成」をクリックします。
「ユーザー」をクリックします。
非rootユーザーを選択し、「編集」アイコンをクリックします。
「例外」をクリックします。
「有効範囲」ドロップダウンで、「分析」を選択します。
読取り: このドリルダウンで統計を読むチェック・ボックスを選択します。
「追加」をクリックします。
また、分析データセットの読取り用コマンドライン・インタフェースを使用して、例外を非rootユーザーに追加することもできます。次に例を示します。
zfssa:> configuration users
zfssa:configuration users> select oemuser
zfssa:configuration users oemuser> exceptions
zfssa:configuration users oemuser exceptions> create
zfssa:configuration users oemuser auth (uncommitted)> set scope=stat
scope = stat
zfssa:configuration users oemuser auth (uncommitted)> set allow_read=true
allow_read = true (uncommitted)
zfssa:configuration users oemuser auth (uncommitted)> commit
zfssa:configuration users oemuser exceptions>
処理の実行の説明や、この機能のロールの詳細は、次のリソースの1つに移動してください。
『Sun ZFS Storage 7000 System Administration Guide』を表示するには、Unified Storage Systemソフトウェア・インタフェースにログインして、いずれかの画面の右上隅でのヘルプをクリックします。ストレージ・システムのホスト名またはIPアドレスで、このガイドにアクセスすることもできます。
https://hostname:215/wiki
https://ipaddress:215/wiki
詳細な情報へのリンクは、http://www.oracle.com/us/products/servers-storage/storage/unified-storage/sun-storage-7000-uss-103104.htmlにある、Oracle ZFS Storageアプライアンス・ソフトウェア製品情報ページを参照してください。
記憶域検出の詳細は、「Oracle ZFS Storageの検出および昇格」を参照してください。
システム・インフラストラクチャ・ターゲットの検出および昇格の詳細は、「システム・インフラストラクチャ・ターゲットの検出、昇格および追加」の章を参照してください。