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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド
13cリリース1
E70363-03
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34 サーバーのモニタリング

この章の内容は次のとおりです。

34.1 サーバー管理のスタート・ガイド

既存の検出メソッドを使用してOracle Enterprise Managerでハードウェア・アセットを検出し、システムにEnterprise Managerエージェントをデプロイできます。それらが検出されると、インシデント、電力使用量、ネットワーク情報、サービス・プロセッサ構成、ファンや温度の情報などのハードウェアに関するモニタリング情報を表示できるようになります。また、管理対象ハードウェアとオペレーティング・システム、仮想プラットフォームおよびそのハードウェアにインストールされたその他のソフトウェアとの関係も、ユーザー・インタフェースに表示されます。

34.2 UI中でのサーバー情報の場所

サーバーの子である任意のターゲット(仮想プラットフォーム、ゲストまたはホスト)を選択すると、そのサーバーがターゲット・ナビゲーション・ペインに表示されます。

また、「すべてのターゲット」ページから、「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックしてサーバーのリストを表示することもできます。このリストのサーバーをクリックして、サーバーのホームページを開くことができます。

34.3 サーバー管理の処理

実行可能な操作は次のとおりです。

  • サーバーの検出

  • サーバーのハードウェア・コンポーネントの表示

  • サーバー構成の表示

  • サーバーのリソース使用率の表示

34.4 「ハードウェア」ダッシュボードについて

ダッシュボードは、主要なウィンドウの最上部近くにあります。インシデント、電力使用状況、温度情報、コア情報および最近のイベントなど、サーバーのステータスについての基本情報が含まれます。

ダッシュボードの情報は、自動的に表示されます。3つのダッシュレットが表示されます。別のダッシュレットの組合せに切り替えるには、ダッシュボードの下のアイコンをクリックします。

次のダッシュレットが表示されます。

34.4.1 基本的なハードウェア情報について

最初のダッシュレットには、ハードウェアの基本情報が表示されます。見出しには、完全なハードウェア名と電力ステータスが含まれます。

次のフィールドが表示されます。

  • IPアドレス

  • モデル

  • シリアル番号

  • 状態

  • CPU

  • メモリー

  • ファームウェア

  • ロケータ

34.4.2 オープン・インシデントについて

2番目のダッシュレットには、ハードウェアのオープン・インシデントに関する情報が表示されます。

次のフィールドが表示されます。

  • 致命的

  • クリティカル

  • 警告

カテゴリをクリックすると、このカテゴリ内のインシデントの詳細ビューが表示され、ここには、ターゲット、サマリー、最終更新日、インシデントが認識されているかどうか、およびステータスが示されます。右上隅のXアイコンをクリックして、この詳細ビューを閉じます。

34.4.3 ファンおよび温度情報について

4番目のダッシュレットには、ファンおよび温度の情報が表示されます。

次のフィールドが表示されます。

  • ファン使用状況: 最大値のパーセンテージとしてファンの使用状況が表示されます。

  • 温度: ハードウェアの温度が摂氏で表示されます。

34.4.4 電力使用量について

3番目のダッシュレットには、電力使用量の情報が表示されます。グラフには、最大値のパーセンテージとして電力使用量が表示されます。

次のフィールドが表示されます。

  • 使用可能な電力

  • 最大許容

  • 使用電力

  • 電力ポリシー (SPARCサーバーのみ)

34.4.5 コア情報について

5番目のダッシュレットには、アクティブおよび非アクティブなコアの数を示す円グラフが表示されます。

34.4.6 最後の構成変更およびインシデントについて

6番目のダッシュレットには、最後の構成変更の日時と、最後にインシデントが報告された日時が表示されます。

34.5 「ハードウェア」ダッシュボードの表示

  1. 「ターゲット」リストから、「すべてのターゲット」を選択します。

  2. 「サーバー、ストレージおよびネットワーク」という見出しの下にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」を選択します。

    ターゲット・サーバーのリストが表示されます。

  3. ターゲット名をクリックしてサーバーの「サマリー」ページを開きます。ページ上部にダッシュレットが表示され、サマリー情報が提供されます。

34.6 サーバー・メトリックについて

選択したサーバーのメトリックの完全なリストを表示できます。

34.7 サーバー・メトリックの表示

  1. 「ターゲット」リストから、「すべてのターゲット」を選択します。

  2. 「サーバー、ストレージおよびネットワーク」という見出しの下にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」を選択します。

    ターゲット・サーバーのリストが表示されます。

  3. ターゲット名をクリックしてサーバーの「サマリー」ページを開きます。

  4. ページの左上隅にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。「モニタリング」をクリックして、「すべてのメトリック」をクリックします。

  5. メトリックをクリックすると、詳細、収集スケジュール、アップロード間隔およびその他の詳細が表示されます。

34.8 ハードウェアのフォトリアリスティック画像について

メイン・ウィンドウの「ハードウェア・ビュー」タブに、互換性のあるハードウェアのフォトリアリスティック・ビュー(前面、最上部、背面など)とハードウェアのコンポーネントの表ビューが表示されます。

「フォトリアリスティック・ビュー」を選択すると、ハードウェアのフォトリアリスティック・ビューが表示されます。インシデントがあるコンポーネントは赤で描かれます。

フォトリアリスティック・ビューに表示されているコンポーネントをクリックすると、そのコンポーネントに関する追加情報を表示できます。存在してコンポーネントに関連する場合、次の情報が表示されます。

  • コンポーネント名

  • 製造業者

  • シリアル番号

  • 部品番号

  • 合計コア: CPUのコアの数

  • 有効コア: CPUの有効コアの数

  • サイズ: メモリー・コンポーネントのサイズ(GB)

「表」を選択すると、ハードウェア・コンポーネントの表が表示されます。コンポーネントごとに次の情報が表示されます。

  • スロット番号

  • コンポーネント名

  • コンポーネント・タイプ

34.9 ハードウェアのフォトリアリスティック画像の表示

  1. 「ターゲット」リストから、「すべてのターゲット」を選択します。

  2. 「サーバー、ストレージおよびネットワーク」という見出しの下にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」を選択します。

    ターゲット・サーバーのリストが表示されます。

  3. ターゲット名をクリックしてサーバーの「サマリー」ページを開きます。

  4. 「ハードウェア・ビュー」タブをクリックします。

34.10 論理ビューについて

メイン・ウィンドウの「論理ビュー」タブには、ハードウェア・コンポーネントと機能に関する詳細な情報が表示されます。タブの1つを選択すると、それに関する詳細な情報が表示されます。

34.10.1 CPU情報について

「CPU」タブには、CPUとCPU使用状況の情報が表示されます。

一番上のセクションには、サマリー情報が表示されます。円グラフには、インストールされ、利用できるCPUの数が表示されます。

次のフィールドが表示されます。

  • アーキテクチャ

  • クロック・スピード

  • モデル

  • CPU消費電力(W)

  • 全体のステータス

一番下のセクションには、使用できるプロセッサの表が表示され、名前、アクティブなコア、シリアル番号、部品番号、合計キャッシュ(KB)、コンポーネントの場所、操作ステータスなどが示されます。

34.10.2 メモリー情報について

「メモリー」タブには、合計メモリーとDIMM固有の情報が表示されます。

一番上のセクションには、サマリー情報が表示されます。円グラフには、インストールされ、利用できるDIMMの数が表示されます。

次のフィールドが表示されます。

  • メモリー(GB)

  • メモリー消費電力(W)

  • 全体のステータス

一番下のセクションには、メモリー・モジュールを示す表が表示されます(メモリー・コンポーネント名、サイズ(GB)、製造業者、部品番号、シリアル番号、場所、操作ステータスなど)。

34.10.3 電力情報について

「電力」タブには、電力と電源の情報が表示されます。

一番上のセクションには、サマリー情報が表示されます。円グラフには、インストールされ、利用できる電源の数が表示されます。電源の全体的なステータスが表示されます。

一番下のセクションには、利用できる電源を示す表が表示されます(名前、製造者、部品番号、シリアル番号、出力(W)、場所および操作ステータスなど)。

34.10.4 ファン情報について

「ファン」タブには、冷却とファンの情報が表示されます。

一番上のセクションには、サマリー情報が表示されます。円グラフには、インストールされ、合計および利用可能な電源ユニット・ファンの数が表示されます。冷却の全体的なステータスが表示されます。

一番下のセクションには、利用できるファンを示す表が表示されます(名前、最大値に対するパーセンテージで示されたRPM、場所および操作ステータスなど)。

34.10.5 記憶域情報について

「記憶域」タブには、使用できる記憶域に関する情報が表示されます。

一番上のセクションには、サマリー情報が表示されます。次のフィールドが表示されます。

  • インストール済合計ストレージ(GB)

  • インストール済・ディスク

一番下のセクションには、利用できるストレージ・ディスクを示す表が表示されます(名前、サイズ(GB)、製造者、シリアル番号、部品番号および操作ステータスなど)。この情報は、ILOMが検出された場合のみ表示されます。

34.10.6 ディスク・コントローラ情報について

「ディスク・コントローラ」タブには、使用できるディスク・コントローラの表が表示されます(名前、モデル、メーカー、シリアル番号および操作ステータスなど)。

この情報は、ILOMが検出された場合のみ表示されます。

34.10.7 ディスク・エキスパンダ情報について

「ディスク・エキスパンダー」タブには、使用できるディスク・エキスパンダの表が表示されます(名前、メーカー、バージョン、モデル、ファームウェア・バージョンおよびシャシーIDなど)。

この情報は、ILOMが検出された場合のみ表示されます。

34.10.8 ネットワーク・ポート情報について

「ネットワーク・ポート」タブには、ネットワーク・インタフェース・コントローラとネットワーク・アダプタに関する情報が表示されます。

一番上のセクションには、NICとステータスの情報が表示されます。次のフィールドが表示されます。

  • インストール済イーサネットNIC

  • 全体のステータス

一番下のセクションには、ネットワーク・ポートの表が表示されます(名前、MACアドレス、説明、操作ステータスなど)。

34.10.9 PCIデバイス情報について

「PCIデバイス」タブには、PCIデバイスの表が表示されます(名前、説明、デバイス・クラス、PCIデバイスID、PCIベンダーID、PCIエンド・ポイント、PCIサブ・デバイスIDおよびPCIサブ・デバイス・ベンダーIDなど)。

この情報は、サーバー上のオペレーティング・システムにエージェントがデプロイされている場合のみ表示されます。

34.10.10 PDOM情報について

「PDOM」タブには、Mシリーズ・ハードウェア用の物理ドメインの表が表示されます(名前、構成ステータス、割当済DCUおよび操作ステータスなど)。

34.10.11 DCU情報について

「DCU」タブには、Mシリーズ・ハードウェア用のDCUの表が表示されます(名前、CPUの数、メモリー(GB)、ファンの数、PDOM ID、電力ステータスおよび操作ステータスなど)。

34.11 論理ビューの表示

  1. 「ターゲット」リストから、「すべてのターゲット」を選択します。

  2. 「サーバー、ストレージおよびネットワーク」という見出しの下にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」を選択します。

    ターゲット・サーバーのリストが表示されます。

  3. ターゲット名をクリックしてサーバーの「サマリー」ページを開きます。

  4. 「論理ビュー」タブをクリックします。

34.12 エネルギ消費について

メイン・ウィンドウの「エネルギ」タブには、ハードウェアのエネルギ消費に関する情報が表示されます。

「サマリー」セクションには、温度、ファン速度および電力に関する基本情報を示す3つのグラフが表示されます。「時間範囲」ドロップダウンを使用して、表示する別の時間間隔を選択できます。

最初のグラフには、インレット温度と排気温度が摂氏で表示されます。

2番目のグラフには、最大値のパーセンテージとしてファン速度が表示されます。

3番目のグラフは、電力消費量と電力使用量がワットで表示されます。

「表ビュー」リンクをクリックすると、グラフを作成するために使用したデータ・ポイントの表を表示できます。

34.13 エネルギ消費の表示

  1. 「ターゲット」リストから、「すべてのターゲット」を選択します。

  2. 「サーバー、ストレージおよびネットワーク」という見出しの下にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」を選択します。

    ターゲット・サーバーのリストが表示されます。

  3. ターゲット名をクリックしてサーバーの「サマリー」ページを開きます。

  4. 「エネルギー」タブをクリックします。

34.14 ネットワークの接続性

メイン・ウィンドウの「ネットワークの接続性」タブには、ハードウェアのネットワーク・インタフェース、データリンクおよびポートに関する情報が表示されます。この3つのオプションの1つを選択すると、それに関する詳細な情報が表示されます。

34.14.1 ネットワーク・インタフェースについて

「ネットワーク・インタフェース」ページには、ハードウェアのネットワーク・インタフェースの表が表示され、IPアドレス、ネットマスク、現在の状態を示すアイコンが表示されます。

インタフェース名またはインタフェースの状態でリストをソートできます。

追加情報を参照するには、「詳細」リンクをクリックします。

34.14.2 ネットワーク・データ・リンクについて

「ネットワーク・データリンク」ページには、ハードウェアのデータ・リンクの表が表示され、名前、物理アドレス、メディア、VLAN IDなどが示されます。

データ・リンク名またはデータ・リンクの状態でリストをソートできます。

デバイスやデバイス・パスなどの追加情報を参照するには、「詳細」リンクをクリックします。

34.14.3 ネットワーク・ポートについて

「ネットワーク・ポート」ページには、ハードウェアのポートとタイプの表が表示されます。

状態、コネクタまたは番号と名前でリストをソートできます。

エラーやスループットなどの追加情報を参照するには、「詳細」リンクをクリックします。

34.15 ネットワーク接続性の表示

  1. 「ターゲット」リストから、「すべてのターゲット」を選択します。

  2. 「サーバー、ストレージおよびネットワーク」という見出しの下にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」を選択します。

    ターゲット・サーバーのリストが表示されます。

  3. ターゲット名をクリックしてサーバーの「サマリー」ページを開きます。

  4. 「ネットワークの接続性」タブをクリックします。

34.16 サービス・プロセッサ構成について

メイン・ウィンドウの「サービス・プロセッサ構成」タブには、ファームウェア、ホスト・ポリシー構成、電源投入時セルフ・テスト、SPアラート構成、およびDNSとNTPの設定に関する情報が表示されます。タブの1つを選択すると、それに関する詳細な情報が表示されます。

34.16.1 ファームウェア情報について

「ファームウェア情報」タブには、全インストール済ファームウェアのコンポーネント識別子、タイプ、バージョンおよびリリース日付の表が表示されます。

34.16.2 ホスト・ポリシー構成について

「ホスト・ポリシー構成」タブには、ホスト・ポリシー名とその現在の値のリストの表が表示されます。

34.16.3 電源オン・セルフ・テスト構成について

「電源オン・セルフ・テスト構成」タブには、電源オン・セルフ・テスト設定の名前と現在の値の表が表示されます。

34.16.4 SPアラート構成について

「SPアラート構成」タブには、サービス・プロセッサ・アラート名の表が表示されます。表には、各アラートのアラート・タイプ、アラート・レベル、宛先アドレス、宛先ポート、SNMPバージョンおよびコミュニティが表示されます。

34.16.5 DNSおよびNTP情報について

DNSとNTPタブには、DNSとNTPの設定に関する情報が表示されます。次のフィールドが表示されます。

  • 自動DNS/DHCP: DNSまたはDHCPが使用されているかどうかを示します。

  • DNSサーバー: 使用中のDNSサーバーをリストします。

  • 検索パス: DNSサーバーの検索パスをリストします。

  • 時間: ハードウェアの現在時刻とタイム・ゾーンがリストされます。

  • NTPサーバーを使用: NTPサーバーが使用されているかどうかを示します。

  • NTPサーバー1: 最初のNTPサーバーのIPアドレス。

  • NTPサーバー2: 2番目のNTPサーバーのIPアドレス。

34.17 サービス・プロセッサ構成の表示

  1. 「ターゲット」リストから、「すべてのターゲット」を選択します。

  2. 「サーバー、ストレージおよびネットワーク」という見出しの下にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」を選択します。

    ターゲット・サーバーのリストが表示されます。

  3. ターゲット名をクリックしてサーバーの「サマリー」ページを開きます。

  4. 「サービス・プロセッサ構成」タブをクリックします。

34.18 メトリックおよびインシデント通知の管理

次のタスクを実行して、モニタリングおよびインシデント通知を管理できます。

34.18.1 メトリック収集エラーの表示

メトリック収集エラーの原因は通常、インストールまたは構成の問題です。サーバーのエラーを表示できます。

  1. 「すべてのターゲット」ページから「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。

  2. ターゲット名をクリックしてホームページを開きます。

  3. ページの左上隅にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。「モニタリング」をクリックして、「メトリック収集エラー」をクリックします。

34.18.2 メトリックおよび収集設定の編集

「メトリック」タブには、モニター対象属性がすべて表示されます。デフォルトのビューは、しきい値が設定されるメトリックです。このようなタイプのモニター対象属性の場合、比較演算子、しきい値の制限、修正処理、収集スケジュールを変更できます。

  1. 「すべてのターゲット」ページから「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。

  2. ターゲット名をクリックしてホームページを開きます。

  3. ページの左上隅にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。「モニタリング」をクリックして、「メトリックと収集設定」をクリックします。

  4. しきい値の制限または収集スケジュールを変更します。しきい値のフィールドが空の場合、そのメトリックのアラートは無効になります。

  5. 詳細設定の「編集」アイコンをクリックします。

    「収集されたその他のアイテム」タブをクリックすると、しきい値以外のモニター対象属性が表示されます。このような属性の収集期間を変更したり、モニタリングを無効にできます。

  6. 「OK」をクリックして、変更を保存します。

34.18.3 モニタリング構成の編集

  1. 「すべてのターゲット」ページから「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。

  2. ターゲット名をクリックしてホームページを開きます。

  3. ページの左上隅にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。「ターゲット設定」をクリックします。

  4. 「モニタリング構成」をクリックします。

34.18.4 モニタリングの一時停止の通知

ブラウンアウトを使用すると、ターゲットでの通知を一時的に抑止できます。エージェントはブラウンアウトの間ターゲットをモニタリングし続けます。実際のターゲット・ステータスとともにターゲットが現在ブラウンアウト中であること示す内容を表示できます。

サーバーのブラウンアウトを作成できます。

  1. 「すべてのターゲット」ページから「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。

  2. ターゲット名をクリックしてホームページを開きます。

  3. ページの左上隅にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。「制御」をクリックします。

  4. 「ブラウンアウトの作成」をクリックします。

  5. ブラウンアウト・イベントの名前を入力します。

  6. メニューから理由を選択し、必要に応じてコメントを追加します。

  7. オプションをクリックして、ジョブの実行方法とメンテナンス・ウィンドウを定義します。

  8. 「発行」をクリックします。

34.18.5 メンテナンスのためのモニタリングの一時停止

ブラックアウトを使用すると、メンテナンス操作を実行するために1つ以上のターゲットに対するモニタリングを一時停止できます。ターゲットをブラックアウトにするには、少なくともターゲットに対する「ブラックアウト・ターゲット」権限が必要です。ホストを選択すると、デフォルトでそのホスト上のターゲットはすべてブラックアウトに含まれます。同様に、メンバーを持つターゲットを選択すると、デフォルトでメンバーはすべてブラックアウトに含まれます。

  1. 「すべてのターゲット」ページから「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。

  2. ターゲット名をクリックしてホームページを開きます。

  3. ページの左上隅にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。「制御」をクリックします。

  4. 「ブラックアウトの作成」をクリックします。

  5. メニューから理由を選択します。

  6. 必要に応じて、コメントを追加します。

  7. 「発行」をクリックします。

34.18.6 ブラウンアウトまたはブラックアウトのモニタリングの終了

サーバーのブラックアウトまたはブラウンアウトを終了できます。

  1. 「すべてのターゲット」ページから「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。

  2. ターゲット名をクリックしてホームページを開きます。

  3. ページの左上隅にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。「制御」をクリックします。

  4. 「ブラックアウトの終了」または「ブラウンアウトの終了」をクリックします。

34.19 サーバーの管理

次のタスクを実行して、サーバーを管理できます。

34.19.1 コンプライアンスの表示

「コンプライアンス」ページでは、コンプライアンス・フレームワーク、標準およびサーバーのコンプライアンスを表示できます。

  1. 「すべてのターゲット」ページから「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。

  2. ターゲット名をクリックしてホームページを開きます。

  3. ページの左上隅にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。「コンプライアンス」をクリックします。

  4. オプションをクリックして、「結果」「標準アソシエーション」または「リアルタイム監視」を表示します。

34.19.2 サーバー構成における変更の識別

管理者がシステムの構成を変更する場合、いつ、構成が最後に変更されたかを知っておくと便利なことがあります。この情報は、「サマリー」ページの構成ダッシュレットに表示されます。

サーバーのより詳細な情報を表示する手順:

  1. 「すべてのターゲット」ページから「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。

  2. ターゲット名をクリックしてホームページを開きます。

  3. ページの左上隅にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。「構成」をクリックします。

  4. オプションをクリックして、「最新収集」「比較およびドリフト管理」「比較」「検索」「履歴」「保存」「保存済」または「トポロジ」を表示します。

34.19.3 サーバー管理者アクセスの編集

  1. 「すべてのターゲット」ページから「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。

  2. ターゲット名をクリックしてホームページを開きます。

  3. ページの左上隅にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。「ターゲット設定」をクリックします。

  4. 「管理者アクセス」をクリックします。

34.19.4 サーバーのグループへの追加

  1. 「すべてのターゲット」ページから「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。

  2. ターゲット名をクリックしてホームページを開きます。

  3. ページの左上隅にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。「ターゲット設定」をクリックします。

  4. 「グループに追加」をクリックします。

34.19.5 サーバー・プロパティの編集

  1. 「すべてのターゲット」ページから「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。

  2. ターゲット名をクリックしてホームページを開きます。

  3. ページの左上隅にある「システム・インフラストラクチャ・サーバー」をクリックします。「ターゲット設定」をクリックします。

  4. 「プロパティ」をクリックします。