このドキュメントの内容は次のとおりです。
Oracle Managed Cloudのカスタマは、「Managed Cloud」タブを使用して、サービスおよび変更のリクエスト(RFC)を追跡できます。
「Managed Cloud」タブは、少なくとも1つのManaged CloudサポートID (SI)が割り当てられているカスタマに表示されます。
はい。PowerViewを使用すると、特定のSIの情報をフィルタ処理できます。「Managed Cloud」タブを使用する場合は、単一のカスタマに関連付けられたSIを選択するためにPowerViewを使用する必要があります。SIが複数のカスタマに関連付けられており、かつPowerViewを使用して単一のカスタマを抽出していない場合は、エラーが発生します。PowerViewを作成する場合の詳細は、「スタート・ガイド」のヘルプを参照してください。
Managed Cloudのホームページには、一般的なアナウンス、保留中のリクエスト、ユーザーのSIに関連付けられた計画済変更(RFC)やサービス・リクエスト(SR)に関する情報が表示されます。
「お知らせ」リージョンには、Managed Cloud Servicesユーザー用のMy Oracle Supportに関する情報があります。各トピックの情報を表示するには、それぞれのタイトルをクリックします。タイトルの横に感嘆符(!)を含む黄色の三角形が表示されている場合、重要なニュースが含まれています。日付は、そのアナウンスが投稿された日付を表しています。
「計画済変更」リージョンには、SIに対する計画済RFCのリストが表示されます。
注意:
クローズしたRFCを表示または検索するには、検索ボックスの上にあるクローズ済RFCを含むを選択します。このオプションは検索スピードを遅らせるため、クローズしたRFCを検索する場合のみ使用してください。自分が作成したRFCのみを表示する場合は、「マイRFC」を選択します。RFCを検索する手順は、次のとおりです。
検索ボックスの横にあるリストから、「RFC番号」、「ターゲット」、「RFCタイプ」、「サマリー」、「連絡先の姓」または「ステータス」を選択します。デフォルト・カテゴリは「RFC番号」です。
検索ボックスに検索基準を入力し、検索アイコンをクリックします。My Oracle Supportで、ユーザーにSIが割り当てられているすべてのRFCが検索されます。
注意:
検索では大/小文字が区別され、最初に入力された数文字に基づいて一致が検索されます。RFCまたは部分的RFCの場合、Y-XXXXXX (Yは数字、Xは英数字)という形式を使用します。注意:
RFCを作成する権限を持つユーザーにのみ、RFCを作成するオプションがあります。RFCを作成する手順は、次のとおりです。
「計画済変更」リージョンで、「RFCの作成」をクリックします。「RFCの作成」ウィザードが表示されます。
「RFCの作成」ウィザードのステップを完了します。
詳細ページで適切に変更を行い、「送信」をクリックします。RFCは選択したフィルタに応じて「計画済変更」リージョンに表示されます。
RFCを表示するには、「計画済変更」リージョンのRFCをクリックします。
自分で作成したRFCを更新する手順は、次のとおりです。
「計画済変更」リージョンでRFCをクリックします。選択したRFCに関するページが表示されます。
表示されるいずれかのボタンを選択して、更新を実行します。
自分で作成したRFCはクローズできます。RFCをクローズする手順は、次のとおりです。
注意:
自分で作成したRFCのみクローズできます。「計画済変更」リージョンでクローズするRFCをクリックします。選択したRFCに関するページが表示されます。
「クローズ」をクリックします。RFCのクローズ・ページが表示されます。
必要に応じてコメントを入力し、「OK」をクリックします。
RFCを取り消す手順は、次のとおりです。
「計画済変更」リージョンで取り消すRFCをクリックします。選択したRFCに関するページが表示されます。
「アクション」メニューから「取消」を選択します。RFCの取消しページが表示されます。
必要に応じてコメントを入力し、「RFCの取消し」をクリックします。
「サービス・リクエスト」リージョンには、Managed Cloud Services SIに対するSRのリストが表示されます。PowerViewがオンになっている場合は、PowerViewで指定されたSIのSRがリストされます。
リージョンの列のサイズを変更することや、列名の隣にある三角形をクリックしてリージョンをソートすることができ、「列」をクリックし、「表示」メニューで列の管理を選択して列の追加、非表示または再配置を行うことも可能です。
「サービス・リクエスト」リージョンを拡張するには、「連結解除」を選択します。
SRを検索するには、検索ボックスの隣のリストから検索基準を選択し、検索ボックスにテキストを入力して、検索矢印をクリックします。
注意:
クローズしたSRを表示または検索するには、検索ボックスの上にある「クローズ済SRを含む」を選択します。このオプションは検索スピードを遅らせるため、クローズしたSRを検索する場合のみ使用してください。自分が作成したSRのみを表示する場合は、「自分で作成したSR」を選択します。SRを作成するには、「サービス・リクエスト」リージョンで「SRの作成」をクリックします。
注意:
Managed Cloud Services SRの作成については、「サービス・リクエスト」のヘルプの「Managed Cloud Services SRはどのようにして作成するのですか。」の項を参照してください。サービス・ページには、追加されているサービス別にソートされた環境が表示されます。環境の基本情報(稼働日および環境のタイプなど)を表示するには、環境をクリックします。
Managed Cloud Servicesのリクエスト・ページには、計画済変更(RFC)およびSRに関する情報が表示されます。
変更ページには、計画済変更およびRFCプロファイルに関する情報が表示されます。
「計画済変更」リージョンには、SIに対する変更リクエスト(RFC)のリストが表示されます。「計画済変更」リージョンの詳細は、「Managed Cloudホーム」のヘルプを参照してください。
プロファイルには、インスタンス名、連絡先情報、RFCのタイプなどの、RFCのヘッダー情報が含まれています。RFCを作成する場合は、プロファイルを使用すると、時間と手間を省略できます。たとえば、本番環境の内容で開発環境をリフレッシュするためのRFCを作成する場合に使用するプロファイルを作成できます。
RFCプロファイルを作成するには:
必要に応じて、「RFCプロファイル」リージョンのタイトルの横にある矢印をクリックして、リージョンを開きます。
「RFCプロファイルの作成」をクリックしてプロファイル詳細を入力して、「プロファイルの作成」をクリックします。
「RFCプロファイル」リージョンに、新しいプロファイルが表示されます。
RFCプロファイルを表示または削除するには:
必要に応じて、「RFCプロファイル」リージョンのタイトルの横にある矢印をクリックして、リージョンを開きます。
「プロファイル名」列でプロファイル・リンクをクリックし、必要に応じてプロファイル詳細を編集して、「プロファイルの更新」または「プロファイルの削除」をクリックします。
Managed Cloudのインシデント・ページには、SRに関する情報が表示されます。インシデント・ページを表示するには、変更ページを表示している場合は、クラウド・サービス・リクエスト - 変更の上の「インシデント」をクリックします。
サービス・リクエスト(SR)には技術的なSRと問合せSR(非技術的なSR)があります。技術的なSRを発行すると、ハードウェアおよびソフトウェア製品に関連する製品サポートを受けられます。「サービス・リクエスト」リージョンには、サポートID (SI)に対応する最新の技術的なサービス・リクエストが表示され、最後に更新されたSRが最初にリストされます。SRリンクをクリックすると、お使いのブラウザおよび構成設定に従って、新しいタブまたはウィンドウでSRがオープンします。
Managed Cloud Services SRの作成については、「サービス・リクエスト」のヘルプの「Managed Cloud Services SRはどのようにして作成するのですか。」を参照してください。
問合せSRは製品サポート以外の問題に関連しています。問合せSRを使用して、アカウント、権限、Webサイトの問題、ライセンスと権限、サインインの問題、物理メディアの注文、技術的なSRをファイルする問題がある場合などに関して支援を受けます。サービス・リクエストにリストされる主連絡先と代替連絡先の両方が、問合せSRを編集できます。
「サービス・リクエスト」リージョンには、技術的SRが表示されます。「問合せサービス・リクエスト」リージョンには、問合せSRが表示されます。
「自動生成されたサービス・リクエスト」リージョンには、Oracle Enterprise ManagerなどによってManaged Cloud Services環境に対して自動生成されたSRがリストされます。手動作成したSRで実行できるアクションを自動SRでも実行できます。SR管理の詳細は、「Managed Cloudホーム」ページのヘルプを参照してください。
SRを作成する際、送信前にドラフトとして保存するよう選択できます。SRのドラフト・リージョンには、表示可能なSIに関連付けられているSRのドラフトがリストされます。サービス・リクエスト・ウィザードで「送信」をクリックすると、SRは「サービス・リクエスト」リージョンに移動します。
アクセス制御ページを使用すると、Managed Cloud環境のパスワード変更や、環境へのアクセス・リクエストを行うことができます。
認可された承認者ページには、承認者および選択したSIに対する承認者の権限をリストする「認可された承認者」リージョンがあります。
SIを変更するには、「サポートID」メニューから別のSIを選択します。
承認者を追加するには、「追加」をクリックし、認可された承認者の追加画面に詳細を入力して「OK」をクリックします。
「環境」リージョンには、プロファイルにリストされたSIに関連付けられているManaged Cloud環境がリストされます。環境ページを表示するには、認可された承認者ページを表示している場合は、「クラウド・サービス: アクセス制御 - 環境」の上の「環境」をクリックします。「アクション」メニューから、次のことが可能です:
環境の別名の保存。
すべてのホスト(本番)アカウントのパスワードのリセット。
すべてのアカウントのアクセス・ポリシーのリセット。
アクセス・リクエスト履歴の表示。
「すべてのアカウントのアクセス・ポリシーをリセット」も選択できます。ユーザー・ロールが追加された、または取り消された場合は、これを行ってオラクルのAccess Provisioning Systemと同期を取ってください。
Managed Cloudのレポート・ページには、次の対話型レポートが含まれます。
変更リクエスト・レポート
可用性レポート
評価レポート
セキュリティ・スコアカード
Exadataレポート
レポートを表示するには、レポート・ページでそのレポート名をクリックします。
変更リクエスト・レポート・ページには、実行をスケジュールされている、またはすでに実行されたすべての作業に関する情報が表示されます。
変更リクエスト・レポートを生成する手順は、次のとおりです。
RFCステータスを選択します。デフォルトでは、「すべて」が選択されています。
作成日または計画開始日で検索できます。
その範囲内に開始されたすべての変更の日付範囲を選択します。
「構成」オプションから、すべての構成を選択するか、その構成に関連付けられた変更を表示するサービス・タイプまたはインスタンスを選択します。
「レポートの取得」をクリックします。
可用性レポート・ページには、環境レベルでの計画外停止イベントおよびサービス中断イベントに関するレポートが表示されます。
可用性レポートを生成する手順は、次のとおりです。
レポート・タイプを選択します。
環境を選択します。
期間を指定します。
「レポートの取得」をクリックします。
評価レポート・ページには、本番評価に関する情報が表示されます。本番評価は、各顧客プロジェクトのライフサイクル全体で行われます。Oracle Managed Cloudでは、顧客の実装タイプ、実装されているモジュール、サービス製品および予定稼働日に基づいて、本番評価チェックリストが自動的にスケジュールされます。
評価レポート・ページでは、次の作業を実行できます。
チェックリスト領域、チェックリスト名、評価されるインスタンス、評価を開始するユーザー、および評価を確認するユーザーを表示します。
「エクスポート」をクリックして、チェックリスト・ファイルおよび実行プロセスをダウンロードします。
評価が適用されるデプロイメントおよび実装を確認します。
セキュリティ・スコアカードには、アップロードされたセキュリティ・スコアカードが表示されます。スコアカードは「セキュリティ・スコアカード」サブフォルダの「ドキュメント」の下にも表示されます。
注意:
Exadataレポートは、Exadataサービスに関連付けられているSIを持つお客様に対して表示されます。Exadataレポート・ページ(別名Exadataダッシュボード)には、Exadataクラウドに関する次の情報が表示されます。
基本サービス情報
インスタンス、ホストおよびストレージ・セル別のステータス
システム・メトリック
Exadataレポートは、4つの部分から編成されます。
概要 - Exadataサービスに関する一般情報が含まれます。
全体統計 - 1秒当たりの平均トランザクション数および平均レスポンス時間。
サーバー - 「概要」セクションで指定されているインスタンスに関連付けられているサーバーが表示されます。
ストレージ・セル - 「概要」セクションで指定されているインスタンスに関連付けられているストレージ・セルが表示されます。
ドキュメント・ページを表示した際、フォルダ・ツリーが閉じていることがあります。フォルダ・ツリーを開くには、ルート・フォルダの横にある矢印をクリックします。追加されたサブ・フォルダがすべて表示されます。
注意: この項は、カスタマ・ユーザー管理者(CUA)のみを対象としています。
新規フォルダを追加する手順は、次のとおりです。
新規フォルダを追加するフォルダを選択します。
「アクション」をクリックし、リストから「新規フォルダ」を選択します。
表示されたダイアログ・ボックスにフォルダ名を入力し、「OK」をクリックします。
「アクション」をクリックし、リストから「リフレッシュ」を選択します。
ファイルをアップロードする手順は、次のとおりです。
ファイルを追加するフォルダを選択します。
「アクション」をクリックし、リストから「ファイルのアップロード」を選択します。表示されたダイアログ・ボックスで、「参照」をクリックしてファイルを検索します。
必要に応じて、ファイルの説明を入力し、「アップロード」をクリックします。
「アクション」をクリックし、リストから「リフレッシュ」を選択します。
ファイルまたはフォルダ名を変更する手順は、次のとおりです。
ファイルまたはフォルダを選択します。
「アクション」をクリックし、リストから「名前の変更」を選択します。
新しい名前を入力し、「名前の変更」をクリックします。
Managed Cloudのカレンダには、選択したOracle SIに対してスケジュールされているRFCがすべて表示され、また、ユーザーが独自のカレンダ・エントリを作成する機能もあります。2009年11月から現在のカレンダ日付の1年先までのカレンダ・エントリを表示できます。Managed Cloudのカレンダを使用できるのは、変更リクエストの表示権限または作成および更新権限を持つユーザーです。手動のカレンダ・エントリは、指定した環境に対して認可されている承認者のみが作成できます。カレンダ・エントリを表示するには、タイムゾーンを選択する必要があります。
タイムゾーンを変更するには、「タイムゾーン」メニューから別のタイムゾーンを選択します。
はい。デフォルトでは、特定のOracle SIに関連付けられているすべての環境のデータがカレンダで表示されます。ある環境のデータを表示するには、「環境」メニューから環境を選択します。
変更を計画する際には、カレンダ・エントリを手動で作成して、それにRFCを追加することで、変更の事前スケジュールや優先順位付けができるようにする場合があります。
注意:
指定した環境の承認者として認可されているユーザーのみが、その環境の手動カレンダ・エントリを作成または編集できます。カレンダ・エントリを手動で追加する手順は、次のとおりです。
タイムゾーンを選択します。
カレンダ・ページで空白の場所をクリックするか、右クリックして「イベントの作成」をクリックします。「イベントの作成」ダイアログ・ボックスが開きます。
必要な情報を入力します。
注意:
「環境」メニューには、ユーザーが承認者として認可されている環境のみが表示されます。必要な場合は、「スケジュールするRFC」ボックスにRFC、またはRFCをカンマで区切ったリストを入力します。RFCのリストが表示されます。
リストのRFC番号をクリックして、「スケジュールするRFC」ボックスに追加します。
「OK」をクリックします。カレンダにエントリが表示されます。
注意:
「スケジュールするRFC」ボックスに入力されたRFCは、手動エントリに関連付けられたSIに対して検証されません。カレンダ・エントリを手動で削除するには、カレンダ内でエントリを右クリックし、「イベントの削除」を選択して「OK」をクリックします。
カレンダ・エントリを手動で編集するには、カレンダ内でエントリを右クリックし、「イベントの更新」を選択するか、カレンダ・エントリをクリックします。表示されるウィンドウで情報を編集し、「OK」をクリックします。
Managed Cloudの組織ページでは、表示しているSIに関連する企業、Managed CloudサービスおよびOracleの連絡先についての情報を参照できます。
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