Oracle^® Solaris Cluster データサービス (Oracle Database 用)

高可用性ローカル QFS ファイルシステムを使用して Oracle Database のアクセスを構成する方法

高可用性ローカル QFS ファイルシステムを使用して Oracle Database のアクセスを構成するには、この手順を使用します。

1. root 役割になります。
2. ファイルシステムのホストになる可能性がある各ノードで、そのノード上の /etc/opt/SUNWsamfs/mcf ファイルに新しいエントリを追加します。

   使用するデバイスの /dev/global/dsk/dNsX 名を指定します。

   SAM-Remote サーバーの mcf ファイルの構成については、StorageTek QFS のインストールドキュメントを参照してください。

3. mcf ファイル構成への追加を検証します。

   # /opt/SUNWsamfs/sbin/sam-fsd

4. QFS ファイルシステムを構成します。

   # /opt/SUNWsamfs/sbin/sammkfs -a 128 qfs-fs-name

5. /etc/vfstab ファイルに QFS ファイルシステムのエントリを追加します。

   /etc/vfstab ファイルの詳細は、vfstab(5) のマニュアルページを参照してください。

6. QFS ファイルシステムの SUNW.HAStoragePlus リソースを構成します。

   このリソースは、QFS ファイルシステムが使用される大域ゾーンまたはゾーンクラスタ内に作成します。

   # clresource create -t SUNW.HAStoragePlus -g resource-group-name \
   -p FileSystemMountPoints=qfs-fs-mount-point \
   -p FileSystemCheckCommand=/bin/true \
   -d hasp-rs