共有変数リスト
共有変数リストは、複数のレポート・パッケージで一般的に使用される静的変数の集中記憶域として機能します。 これらの共有変数は、会社、部署、レポート期間、年、プログラム名など、ほとんど更新されない一般的なテキストおよび詳細用に設計されています。
新しい変数リストを作成するときは、変数の名前と説明を定義し、値セットを使用してその値を一元的に設定できます。 値セットを使用すると、変数値を経時的に変更できます。 値セット1がデフォルト・オプションです。 デフォルト以外の値セットを選択して、必要に応じて追加の値セットを追加、並替えまたは削除できます。
レポート・パッケージは、複数の変数リストに接続できます。 レポート・パッケージの所有者は、変数リストにリンクし、レポート・パッケージで使用する値セットとリスト内の変数を選択します。
作成者は、Smart Viewを使用して、静的変数または参照変数を挿入するのと同じ方法で、レポート・パッケージのドックレットに共有変数を挿入します。 Smart Viewで共有変数を表示および操作するには、25.03バージョンのナレーション・レポート拡張が必要です。
ビジネス上のメリット: この機能を使用すると、共有変数をまとめて共通領域内に作成、保守および削除でき、レポート・パッケージでこれらの静的変数を簡単に利用できます。
主なリソース
- Narrative Reportingのレポート・パッケージの作成および管理
- 「Narrative Reportingドックレットの作成および承認」の「レポート・パッケージ変数の使用」
- 「Oracle Smart View for Officeの操作」の「変数の操作」